映画「ドラゴン・タトゥーの女」を観ました。
映画「ドラゴン・タトゥーの女」を観ました。 ある財閥の会長から依頼を受けた、雑誌「ミレニアム」の記者・ミカエル。 依頼の内容は40年前におきた兄の孫の失踪事件を解明すること。 調査を開始するミカエル。 そして失踪事件は当時起きた連続殺人事件と関係する事に気付く。 ミカエルは優秀な女性ハッカー・リスベットに協力を依頼。 二人で事件の真相突き詰めていく。 それは40年前の悲しき少女の事実であった。 これはいい。 面白かった。 残酷なシーンも多いと聞いていたので、ちょっと引いていましたが、 観てみるとこれがいい。 仕事を干された記者と過去に傷を持つ女ハッカー。 事実を知っていながらどうすることもできなかった財閥の会長の苦悩。 そして一族に人生を狂わされた少女。 それぞれがそれぞれの事情を持ちながら真相に近づいていく。 悲しい過去が待っているのにも関わらず、その事実を見ていかなければならない現実。 単なるサスペンスではない。 心の奥底にズシンと来るような感覚。 でも消化不良にはならない。 それはラストのリスベットのあのシーンがあるから。 あのラストは結構好きだなぁ。可哀想だったけど。 この作品は私の好きな映画に入りましたよ。