Ozgun(オズギュン)
Ozgun(オズギュン)
エスキシェヒルという都市の出身。
本名は、
Ozgun Ugurlu(オズギュン・ウウルル)。
発音が非常に難しい(汗)
元々はオーケストラの
ビオラ奏者という経歴の持ち主。
早くから親元を離れて、アンカラのコンセルヴァトアールでビオラを学ぶ傍ら
カフェやバーでギターの弾き語りをし、その副業が高じて(違)ポップ歌手を目指した。
いろんなテイストの曲を歌いこなすのは、
音楽教育をしっかり受けて来たからなのかも。
一介の演奏者だったのに、高めの声がきれいで歌も上手い。
ま、クラシック教育を受けていれば、ソルフェージュくらいはしていただろうケド。
人間的にお高く止まった人では無いようで、
ショッピングセンターとかでのライブやサイン会も積極的にこなす。
トルコ国内でも非常に人気が高く、YouTubeでも人気がある。
最新アルバム『Nobetci Asik』は私のお気に入りの1枚でもある。
でもこの人、写真によっては非常に
暑苦しい。
おヒゲが濃いいからだろうか…。
なので、格好いい写真を選んで掲載(笑)。
(←この写真は、1枚目のアルバムの歌詞カードにもありまする。)
Biography
いわゆる、『やんちゃ坊主』的なプロフィール(笑)
1979年10月19日エスキシェヒルで、秘書をしていた母と公務員の父との間に生まれる。
一人っ子で共働き家庭だったので、祖父が教育熱心だった。
8歳でエスキシェヒルにある大学付属の児童合唱団に入団したものの、
コンセルヴァトアールに行きたかった彼は、反対していた父に熱心に訴えて
入学試験を受け、ビオラ科へ入学することが出来た。
ただ、彼の両親はビオラがどんなものか全く知らなかったので、慌てて百科事典で調べたそうな…。
もちろん彼自身もそのときまでビオラがどんな楽器か全く知らなかった。
11歳で単身アンカラのコンセルヴァトアールに入学し、寮生活を始める。
が、やんちゃな彼は両親が送金した生活費をくすねて、コンピュータゲームに使ってしまい、パンとチーズだけで暮らす毎日。
授業はと言えば、教授たちは彼の演奏に満足だったが、口をそろえて言うのだった。
『才能はあるけれど、もっと練習しなくては…』
その一方で、彼はギターを独学で学び始める。
ギターの弾き語りで、16歳で初めて自分でお金を稼ぎ、次にカフェのステージで働き始める。
もちろん寄宿舎生活なので、学校を抜け出して夜中3時に窓から部屋に戻る(←古典的だな(笑))生活をしていた
けれど、家族にはもちろん内緒にしていた。
次第に夜の活躍の舞台をカフェからバーに変えてかなりの人気を博したが、
まだ幼かった彼はいい気になってしまい、雇い主に解雇されてしまう。
しかしすぐに新しい仕事を見つけて、毎日真夜中から日が昇るまでステージに立つ。
彼の所属した5人制のオーケストラは人気があったらしい。
けれども、このような生活は彼の本分であるビオラ演奏に影響を及ぼし始め、
卒業を目前に控えて、『もし卒業できなかったらどうしよう!』と不安に駆られ始めた彼は猛然と努力を始め、
学校の練習室にこもって朝までビオラの練習をするようになる。
その甲斐あってか、100点中99点を獲得して卒業。
学校残留を要請され彼は残ることを決めたが、バーでの活動は継続。
やがて大統領直属の交響楽団で働き始め、その間ポーランドでマスターコースを終える。
帰国後は室内オーケストラに活躍の場を移すが、相変わらずバーでの演奏活動を続ける生活を送る。
楽団内で狙うポストがあったものの、その必要性が薄れてきたのを見て取った彼は、クラシック音楽の道から離れることを決意する。
そして自分で作詞作曲するアーティストに興味を引かれ、いい音楽を作り、愛されるポップ歌手の一人になるべく、
彼自身も作詞作曲を始める。
2年ほどの努力を経て、2005年にアルバム「Elveda」でデビューする。
このアルバムのうち、彼自身で7曲の作詞、5曲の作曲を手がけ、
「Elveda」,「Seytan」,「Yanarim」,「Kandirman Lazim」,「Gunahkar」,「Ask Cicegi」の6曲がクリップ化された。
このデビューアルバム「Elveda」は、2006年のクリップ・作詞・作曲の各賞を総なめにし、彼は合計30個も受賞したとか。
その一方で、2006年から現在もサカルヤ大学音楽学部の大学院で学び、
starkey財団のキャンペーンに協力するなどの社会活動も行う。
そして、2007年7月に2作目のアルバム「Nobetci Asik」を発表する。
現在はこのアルバムからの3作目のクリップ『Yalnizlik(ヤルヌズルック)』がヘビーローテーション中。
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Discography
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ELVEDA (エルベダー) |
NOBETCI ASIK (ノベッチ・アシュク) |
2005年 |
2007年 |
LINKS
Ozgun Online
(↑リンクをクリックすると、別窓で開きます。)
Ozgunの公式サイト。
何故だかかなり重たいし、エンコードが必要な面倒くさいページ(笑)
…だったけど、2007年末に一新して、見やすく爽やかなページになった(≧ω≦)