白梅にしばし佇み頭をほぐす
白梅先日行われた都立高校入試問題が2月24日の新聞に掲載されていた。忙しくしていたので、今日やっと「国語」に目を通した。ひょっとして俳句が出題されていないかと、思ったからである。ところが俳句はなく、万葉集からのそれであった。おっと私の専門分野だと笑みがこぼれた。 A 秋の野に咲きたる花を指(および)折り かき数(かぞ)ふれば七種(ななくさ)の花 秋の七草をよんだ歌として、いわばわが国の秋草の歌の嚆矢(こうし)とも 言うべきものだが、憶良はその七草を、 B 萩の花尾花葛花(くずはな)なでしこが花 をみなへしまた藤袴(ふじばかま)朝顔が花 という七種に決定している長文なので、引用はこれくらいにしておく。全問を通じて言えることは読解力と表現力が問われていた。要するに本を沢山読んで、その内容について考えよということであった。私にとっては簡単であったが、中学生にはとってはそうたやすくはないであろう。少々頭を使ったので、いつもとは違う道を散歩してこの白梅に出合った。 白梅にしばし佇み頭(づ)をほぐす クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ