カテゴリ:奥の細道
「月日は百代の過客にして 行かふ年も又旅人也 (中略) やゝ年も暮 春立る霞の空に白川の關こえんと そゞろ神の物につきて心をくるはせ 道祖神のまねきにあひて 取もの手につかず もゝ引の破をつゞり 笠の緒付かえ(へ)て 三里に灸すゆ(う)るより 松嶋の月先心にかゝりて 住める方は人に譲り 杉風が別墅に移るに 面八句を庵の柱に懸置」(「おくのほそ道」素龍清書本) 私が訪れた松嶋は繊月のころで、しかも曇り日のため月は見えなかった。今回は月を見る旅ではなかったので致し方ない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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