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 四 季 折 々 (俳 句)

 四 季 折 々 (俳 句)

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2008年11月03日
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カテゴリ:奥の細道

 

「月日は百代の過客にして 行かふ年も又旅人也 (中略) やゝ年も暮 春立る霞の空に白川の關こえんと そゞろ神の物につきて心をくるはせ 道祖神のまねきにあひて 取もの手につかず もゝ引の破をつゞり 笠の緒付かえ(へ)て 三里に灸すゆ(う)るより 松嶋の月先心にかゝりて 住める方は人に譲り 杉風が別墅に移るに
  
  草の戸も住替る代ぞひなの家

面八句を庵の柱に懸置」(「おくのほそ道」素龍清書本)

以上は芭蕉の奥の細道の書き出しである。芭蕉は雄嶋(をしま)で海に写る月を眺めた。しかし、冒頭に松嶋の月を見たいと言った割には月の描写がないのは芭蕉も月を見なかったのではと思わざるを得ない。

私が訪れた松嶋は繊月のころで、しかも曇り日のため月は見えなかった。今回は月を見る旅ではなかったので致し方ない。

遊覧船から鴎に餌を投げる人たちがいて、鴎も餌を捕ろうと遊覧船に群がっている。私はこんな光景が好きである。海は生憎曇っていて折角の島々がぼんやりしか見えないので船上人もさぞや興ざめであったことであろう。

  餌をもらひ秋の鴎となりにけり

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最終更新日  2011年02月18日 09時35分55秒
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