新着記事一覧 | 　四　季　折　々　（俳　句）

糸瓜

糸瓜（へちま）の若いうちは食料、完熟すると果肉に強靱な繊維組織が編目状に生じる。これをさらして汗除け・垢すりなどに用いる。むかしは糸瓜の水を化粧水として利用されていた。とある家のフェンスに長い糸瓜が垂れていて、通行人の目を惹いていた。　通る人を驚かしたる糸瓜かな　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　俳句・秋・植物、糸瓜（へちま）

2022年10月25日

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竹の春

小学校は崖の上に建っている。運動会の応援は正門から入って帰りは裏門から出る様にとの指示があった。その崖は竹林になっていて、此の季節は竹が生い茂り活き活きとしている。竹の春である。　応援の熱の余韻や竹の春　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、竹の春

2022年10月24日

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運動会

さーちゃんの運動会があり、絶対見に来てと言われ行ってきた。生徒一人に対して観覧できるのは二人、もう一人はママ。時間制限もあり、何となく応援席は従来より寂しいが、元気に走ったり綱引きをしたりしているのを見るのは気分の良いものである。前列の手前がさーちゃん（５年生）。　運動会綱引きの子に拍手して　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・人事、運動会

2022年10月23日

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南天の実

このところの晴れ続きで、漸く南天の実が色づいてきた。植物には日差しが必要である。南天の実もまたしかり。南天は魔除けのため鬼門に植えられる。　どの家にも鬼門のありて実南天　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　俳句・秋・植物、南天の実・実南天

2022年10月22日

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初鴨

喜多見ふれあい広場の中央に池がある。夏は睡蓮が咲く。普段は鯉が泳いでいる。池の真ん中には飛び石があり子ども達が網をもって何かいないかキョロキョロしながら水中を伺っている。そこへ勢いよく鴨がやってきた。初鴨である。　初鴨の着水の水脈（みを）広がりぬ　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　俳句・秋・動物、初鴨・鴨来る（かもきたる）、喜多見ふれあい広場

2022年10月21日

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団栗

喜多見ふれあい広場のコスモスを見て南へ道を進むとクヌギ林がある。櫟の大木の周りには夥しい団栗が落ちている。木の根道にも団栗がびっしり落ちているので、団栗を踏まねば前へ進めない。このところの晴れ続きで団栗を踏むとバリバリと音がする。　団栗を踏めば音するまた踏みぬ　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、団栗、喜多見ふれあい広場

2022年10月20日

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コスモス

喜多見ふれあい広場黄花コスモスが多い中、漸く従来のピンクのコスモスを見つけた。やはりコスモスは黄色では情緒がないと感じた。昨日喜多見ふれあい広場へ上がってみたらお花畑一面にピンク色のコスモスが風に揺れていた。　コスモスの彩に癒やされゐたりけり　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、コスモス・秋桜

2022年10月19日

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背高泡立草

キク科の多年草。北アメリカ原産の帰化植物。以前野川沿いにはびこっていたが、此処２～３年は駆除されて見られなかった。今年は背高泡立草がちらほらと咲いている。他の草の花を侵害するのでまた駆除されるだろう。　ちらほらと咲いて背高泡立草　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、背高泡立草

2022年10月18日

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溝蕎麦

タデ科の一年草。溝など水辺に生え、高さ４０センチメートル内外。葉は三角形でソバに似、秋、白色で上部紅色の小花をつける。若葉は食用。野川の水辺や中州など広範囲にさいている。　みぞそばや木椅子にスマホつかひをり　　　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、溝そば、野川

2022年10月17日

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牛膝

牛の膝と書いていのこずちと読む。これが読めるひとは少ないと思う。しかし、一度覚えたら忘れられない字でもある。牛膝はヒユ科の多年草。草原に生えていてそこを歩くと衣服に付着する。　原つぱを歩く楽しさ牛膝　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、牛膝（ゐのこづち）

2022年10月16日

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莢蒾

スイカズラ科の落葉低木。果実は小豆大で紅色。若葉・果実は食用になる。野川沿いの数カ所に植えてあり、名札が添えられている。莢蒾（がまずみ）の実が日に日に色づき人の目を引いている。もう晩秋に入り日暮れが早くなり散歩の人もすっかり減ってしまった。　がまずみやこの頃遭はぬ人のこと　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　俳句・秋・植物、莢蒾（がまずみ）、野川沿い

2022年10月15日

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柘榴

柘榴の果実は大きな球形。果皮は黄紅色で黒はんがあり、熟すると裂けて多数の種子を一部露出する。種皮は生食し、また果実酒を作る。樹皮は煎じて駆虫剤、材は硬く装飾用の柱などに使う。　雨霽れて色づき初めし柘榴かな　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、柘榴（ざくろ）

2022年10月14日

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唐辛子

谷戸橋を渡りビール坂を登り切った左手に農家がある。その畑で採れた野菜が売られている。昨日は唐辛子。二種類の甘い唐辛子は何れも一袋１００円。飛びついたのは言うまでもない。　唐辛子焼いて夕餉の華やげり　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、唐辛子

2022年10月13日

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秋茄子

オクラの畑の隣に秋茄子が幾つも生っている。少しも傷がなく丸々と太り雨に濡れ茄子紺の色が美しい。見るからに美味しそう。茄子はすきなので秋茄子も好んで食している。　炒めても焼いても美味し秋茄子　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　俳句・秋・植物、秋茄子

2022年10月12日

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オクラ

近くの畑に大きいオクラが生っている。私はオクラは好きではないので、買うことはない。食わず嫌いと言われても仕方がないが、見るのは好きである。　朝散歩畑のオクラに目がゆきぬ　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、オクラ

2022年10月11日

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貴船菊

貴船菊を見ると故郷の京都が懐かしい。京都の貴船川に添って貴船神社へ行く道添いに貴船菊がさいている。貴船菊は京都の花と思っていたが東京にも咲いている。京都にゆかりのある人が育てているのだろうか。　故郷の貴船懐かし貴船菊　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物。貴船菊、京都貴船川

2022年10月10日

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十三夜

昨日、と或句会の後最寄り駅から野川沿いを自転車で帰路についた。今日は十三夜である。月がのぼる辺りは雲に覆われていて、今日は月が見えないと思いつつ午後５時半に家の駐輪場に着いた。ひょっとしてと東空を仰ぐと何と月が雲間から見えた。咄嗟に野川沿いに出てみると、十三夜月が綺麗に出てきた。写真を撮ってぼうっと立っているとまた雲に隠れてしまった。私が見たのは奇跡という他ない。これはてっきり亡き主人の計らいだと思っている。　亡き夫の笑顔よぎりぬ十三夜　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・天文、十三夜・十三夜月

2022年10月09日

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運動会

今日はマンションの１号棟にある子鹿幼稚園の運動会。昨日は一日中雨が降り大変寒かった。天気予報は今日は晴れとあったが運動会が果たして出来るか心配であったが、雨はすっかり止み１０時ころには日がさしてきた。園長先生の挨拶や市長のメッセージが読まれた。園内に入れるのは保護者２名。そんなこととは知らず私は運動場に入った。係の人も黙視、有り難うございました。　運動会一人の男児ぐづりをり　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・人事、運動会、子鹿幼稚園

2022年10月08日

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紫苑

俳人協会の俳句文学館で句会が行われている。受付で氏名を記し、検温がある。そこを抜けた正面に季節に相応しい短冊や花が生けてある。毎月それを見るのが楽しみである。今月は紫苑。左手に見えるのは蛇の衣（これは先月もあった）。　ひつそりと迎へてくれし紫苑かな　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　俳句・秋・植物、紫苑、俳人協会俳句文学館

2022年10月07日

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雀瓜

昨日は昼前から雨で１１月頃の寒さとなった。烏瓜の近くに生っている実がネットで調べてみると雀瓜とあったので、雀瓜の写真を撮りに出かけた。いつもすれ違う人達は歩いていなかった。雀瓜は折からの雨に上の部分に雨滴があった。　縞がらに雨滴を結び雀瓜　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、雀瓜（すずめうり）

2022年10月06日

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銀杏

散歩中に時々遭う方から連絡を戴いた。その方に銀杏（ぎんなん）を貰った。早速昨夜テレビを見ながら皮を剥いた。1、銀杏にペンチで少し割り込みを入れる2、それを茶封筒に入れる3、電子レンジで１分熱を加える4、皮と薄皮を剥く5、薄皮が残っている場合は鍋に入れ１分程湯煎するこの塩をふってこのまま食べるか、茶碗蒸しに入れるかして食べましょう。　銀杏の皮剥き慣れて来りけり　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、銀杏（ぎんなん）

2022年10月05日

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烏瓜

夏の夜に咲く烏瓜の花はレースのドレスのようで情緒があり好きである。それが秋には赤い実となる。この実を見ると何となく寂しさを感じる。　烏瓜一つ離れてまた一つ　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、烏瓜

2022年10月04日

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椿の実

マンションの生垣は毎年椿が咲く。今はそれが実となっている。椿の実は椿の花に比べると存在感がないので、それを愛でる人はほとんどいない。今幼稚園が運動会の練習の真っ只中で、時折園児の声や行進曲が流れてくる。　椿の実行進曲に耳貸して　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、椿の実

2022年10月03日

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柿

昨日１０月に入った。朝から青空が広がっている。この青空は９月のそれとは違ったいわゆる運動会日和と感じるのは私ばかりではあるまい。とある道を自転車で走っていると、柿が入った箱に、自由にお持ちくださいとあり、ビニール袋まで添えてあった。きとくな人もいるものだと、感心しながら二個貰った。　柿二つ内の一つは亡き夫に　　　　　　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、柿

2022年10月02日

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木犀

いつも散歩している遊歩道を歩いているとかすかに木犀の香が。そろそろ木犀の季節になった。その翌日も同じ処を歩いていたら、昨日より木犀の香が強くなった。３０メートルもある生垣の金木犀が彼方此方に花を咲かせていた。この日以来どこを歩いても金木犀の香の風が心地良い。銀木犀は郵便局で見られたが香りはほとんどしない。　風の日の木犀の香に躓きぬ　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、木犀・金木犀・銀木犀

2022年10月01日

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秋澄む

孔子像孔子は中国、春秋時代の学者・思想家。儒家の祖。高校生の頃『論語』を習ったことを思い出す。聖橋を渡り、右手の昌平坂を下っていくと湯島聖堂への門がある。そこを道なりに進むと孔子像の前へです。私が訪れた時は中国の一団が切々とお参りをしていた。更に進むと聖堂への門がある。この聖堂もまずまずの賑わいであった。　秋澄むや背（せな）より拝す孔子像　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・時候、秋澄む、孔子像、湯島聖堂

2022年09月30日

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秋気

一口（いもあらい）稲荷ニコライ堂御茶ノ水駅下車。神田川にかかる聖橋へ。聖橋の南東に太田姫を祀る一口（いもあらい）稲荷がある。稲荷を拝し、木にくくりつけてある御守を戴いた。ふと振返ると秋晴の下ニコライ堂が目に飛び込んだ。　太田姫祀る稲荷の秋気かな　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・時候、秋気、一口稲荷、ニコライ堂

2022年09月29日

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秋彼岸

去る９月２３日に深大寺の石田波郷先生の墓にお参りした。供花がなければ買おうと思っていたが、墓前には新しい供花があふれていた。何よりも嬉しかったことは御子息の修大氏夫婦の秋彼岸の塔婆が供えてあったことである。　麗しき波郷の墓や秋彼岸　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・宗教、秋彼岸、石田波郷先生の墓、深大寺

2022年09月28日

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無患子

深大寺の本堂の右手に無患子の大木がある。見上げると無患子の実が沢山生っている。無患子の種子は黒色で固く羽子（はご）の球に用い、また果皮はサポニンを含むので石鹸の代用とされた。　深大寺無患子の実の鈴生りに　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、無患子（むくろじ）、深大寺

2022年09月27日

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秋海棠

〈病床に秋海棠を描きけり　子規〉の句がある。　子規描きし秋海棠を撮りにけり　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　俳句・秋・植物、秋海棠（しうかいだう）

2022年09月26日

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千屈菜

野川の神明橋下流の遊歩道沿ひにミソハギが咲き出した。千屈菜は目立たない花だが、日に日に花が殖えている。　千屈菜の花咲く道をけふもまた　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、千屈菜（みそはぎ）、野川

2022年09月25日

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蘆の花

今日は朝から雨が降ったり止んだりしている。従って外は暗い雰囲気となっている。土曜日なのに野川沿を走る親子の自転車がない。野川の流れも濁って見える。そんな中、蘆の花が風に靡いている。　橋二つ越えて歩けば蘆の花　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、蘆の花、野川

2022年09月24日

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鬼灯

散歩の途中、とある家を見上げると庭に鬼灯が色づいていた。今日は秋分の日、此のお宅の仏壇に鬼灯が生けられるだろうと思った。我が家の仏壇の供花は白菊・黄菊、竜胆で鬼灯は紙で作ったもの。　鬼灯を夫にも欲しと思へども　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、鬼灯、秋分の日

2022年09月23日

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葛の花

奈良県国栖（くず）の地名にちなむといわれている。マメ科の大形蔓性の多年草。秋、紫紅色の蝶形花を総状に咲かせ、花後、平たい莢を生ずる。漢方で解熱・発汗・鎮痙剤に用いる。また、葛粉を採る。野川の神明橋から上流の遊歩道に葛の葉が風に吹かれて白っぽい葉裏をうねらせている。　風の日の歩く愉しさ葛の花　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、葛の花、秋の七草の一つ。野川沿い

2022年09月22日

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彼岸花

９月２３日は秋彼岸。昨日の２０日は秋彼岸の入。野川の岸辺には彼岸花があちこちに咲いている。秋草を刈る業者も彼岸花を刈らずにのこしている。流石。白彼岸花はマンションの管理室に咲いている。　赤よろし白なほよろし彼岸花　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、彼岸花・白彼岸花・曼珠沙華

2022年09月21日

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秋出水

秋出水（９月１８日）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　９月１６日今年の３月頃から続いていた野川の調布市側の下水工事が９月１７日にようやく終わった。猛暑の日も雨の日も仕事をされていた人達はどんな気持ちであったかしらと、感無量である。その工事が終わった翌日、台風の影響で豪雨が。野川の水嵩が増し、様々なゴミがどんどん流れて行った。此の工事現場もすっかり水に浸かり、ゴミとともにしがらみも流れて綺麗になった。自然の力はこんな風に及ぶこともあるのだと、感心している。　しがらみも流れてゆきぬ秋出水　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　　俳句・秋・地理、秋出水、野川

2022年09月20日

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鶏頭

９月１９日は正岡子規の忌日。名は常規（つねのり）。別号は獺祭（だっさい）書屋主人、竹の里人。伊予（愛媛県）生まれ。日本新聞社に入り、俳諧を研究。雑誌「ホトトギス」に拠って写生俳句・写生文を首唱、また歌論「歌よみに与ふる書」を発表して短歌革新を試み、新体詩・小説にも筆を染めた。（1867～1902）〈鶏頭の十四五本もありぬべし〉の子規の句はあまりにも有名である。　鶏頭燃ゆ子規も波郷も伊予の人　　　　　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　俳句・秋・植物、鶏頭、子規忌・獺祭忌・糸瓜忌、石田波郷

2022年09月19日

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カンナ

台風１４号の影響で朝から雨が降っている。夕方には止むだろうか。止んでほしいと願っているが、此ばかりはどうしょうもない。勢いよく咲き出したカンナも雨に濡れていることであろう。　幾たびも窓を眺めぬ花カンナ　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、カンナ・花カンナ

2022年09月18日

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杜鵑草

ユリ科の多年草。秋、白色に紫色の斑点の散在する花の模様が鳥のホトトギスの腹の斑紋に似るため杜鵑草と呼ぶ。漢名は油点草。多年草なので、もうそろそろ杜鵑草（ほととぎす）が咲いているだろうと思い、その道へ。果たして杜鵑草が咲いていた。　杜鵑草ゆかりも縁もなき小径　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、杜鵑草（ほととぎす）・油点草

2022年09月17日

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菊芋

キク科の多年草。全体はヒマワリに似るが小形、黄色の頭花は径約４センチメートル。北米原産。明治初年に日本に導入。現在はほとんど栽培されず各地で野生化。地下の塊茎はイヌリンを主成分とし、かって食用。またアルコールや果糖製造の原料。野川の川辺に見られる。　菊芋の映る野川に子らを見ず　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、菊芋、野川

2022年09月16日

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ジンジャーの花

ショウガ科の多年草。マダガスカルからインドシナに分布する。全体に生姜に似て、高さ１～２メートル。九月頃、太い花茎を立て、白・黄・赤橙色の芳香のある花を穂状につける。野川沿いの遊歩道に咲いている。白以外のジンジャーの花を見かけたことがないので、説明文を読んで驚いている。　ジンジャーの花や少女とすれ違ふ　　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、ジンジャーの花

2022年09月15日

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姫昔蓬

キク科の多年草。北アメリカ原産の帰化植物。明治以後雑草として都会地・鉄道線路などの荒れ地に群生。別名、鉄道草。野川の川岸や土手など至る所に姫昔蓬が丈を伸ばしている。　姫昔蓬むかし少女の散歩みち　　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　俳句・秋・植物、姫昔蓬・ひめむかしよもぎ・鉄道草、野川

2022年09月14日

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萩の花

マメ科ハギ属の小低木。高さ約１．５メートルに達し、叢生。枝を垂れるものもある。秋の七草の一つ。萩の花の下を見ると可愛い花片が数片落ちているのを見かける。　　儚くもこぼれては咲き萩の花　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　　俳句・秋・植物、萩の花

2022年09月13日

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秋の空

秋の晴れて高く見える空をいう。空は青く雲が浮かんでいる。野川の川もに空が映り晴れ晴れとした気持ちで私は川沿いの木のベンチに腰掛けている。こうしていると、コロナ禍などすっかり忘れ、世のしがらみも忘れ私一人の境地にひたることができる。　秋天の無垢の浄土に浸りをり　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・天文、秋の空・秋天、野川

2022年09月12日

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名月

午後７時午後１０時昨日は十五夜で月の出を楽しみにしていた。句会後野川沿いを午後５時半頃、自転車で帰ってきた。日曜日で人出は相変わらず多かった。東の空は晴れていたが雲が多い。帰宅後何度も外にでて月の出を確かめたが、雲が殖えている。今日は月が見られないかもと思いつつ時が過ぎた。夕食後外へ出てみると、あたりの雲がすっかり消えてまんまるな月が野川を照らしていた。　名月や野川の流れとこしへに　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・天文、名月・十五夜・望月・今日の月、野川

2022年09月11日

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白露

二十四節気の一つ。秋分前の１５日、今年は９月８日に当る。白露を１日過ぎた昨日、いつもの様に散歩していると、野川の土手に宇宙人が、と思いきや蜂の巣を駆除する人であった。急いでそばに近づくと、何と大きな蜂の巣がでんと置かれ、作業に当った人達が此の巣の大きさに感心していた。許可を得て写真を撮った。　駆除されし土手の蜂の巣白露過ぐ　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・時候、白露、野川、蜂の巣

2022年09月10日

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稲穂

散歩の時何時も休憩する世田谷ビジターセンターにプランターがある。今は稲が植えてある。稲の花を見た時びっしりと白い花が咲いていたのに驚いた。しばらくして見ると稲の花はしっかりと穂になっていた。　雨霽れて日の射してきぬ稲は穂に　　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　　俳句・秋・植物、稲穂

2022年09月09日

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藪枯し

野川の遊歩道の左右の生垣にまんべんなく藪枯らしがはびこっている。藪枯らしはブドウ科の多年草。二岐になった巻きひげで樹木などに巻きついて茂り、往々それを枯らす。藪枯らしは生垣の上に拡がっているが、辺りの草は青々と茂っている。此処では藪枯らしの名を返上しているように思える。　生垣の上を総（す）べをり藪枯し　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　俳句。秋・植物、藪枯し・貧乏葛、野川沿い

2022年09月08日

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数珠玉

イネ科の多年草。畑地に自生。高さ１メートル余で株を作る。秋、葉腋に花穗を出し、花をつける。実は数珠玉に似る。野川の小田急高架下の上野田橋から世田谷通りの中之橋の中州などに見られる。　数珠玉を繋げて首に掛けし日よ　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　俳句・秋・植物、数珠玉・ずずこ、野川

2022年09月07日

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蝗

夏目漱石の『坊つちやん』に宿直時に生徒の悪戯で、布団の中にイナゴを入れられ、何でバッタを入れた、と問い詰める坊っちゃんに生徒が「そりゃ、イナゴぞな、もし」とやりこめる。場面を思い出した。野川の土手を歩いていてイナゴを発見。これってバッタそれともイナゴなどと呟きながら写真を撮った。　坊つちやんの蝗の親し目のゆきぬ　　　　　クリックしてね　　　　　　 ↓　　　人気ブログランキングへ　　　　　　俳句・秋・動物、蝗（いなご）、螇蚸、夏目漱石著『坊つちやん』

2022年09月06日

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