ポテトチップ好きには凶報!
ポテトチップスやフライドポテトに含まれる発ガン物質は、アミノ酸の加熱によって生成されるという研究成果が、ロサンゼルスで9月26日まで開かれていた分析化学団体(AOAC)の年次総会で発表された。食品・日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の研究者は、AOAC第116回年次総会で、アミノ酸のアスパラギンがグルコースなどの糖と一緒に高温加熱されると、発ガン物質アクリルアミドが生成されると発表。ポテトチップスなどからアクリルアミドが検出された理由を解明した。同社はさらに、これまで問題視されていなかったバナナチップスやアスパラガス・ローストなどの食品からも、アクリルアミドが検出されたと発表した。 カナダの政府関連機関も別途、アクリルアミドとアスパラギンとの関係を示す発見をしており、国内の食品会社に対し、食品中のアクリルアミドを減らす方法を見つけるよう指示している。フライドポテトやポテトチップスに含まれているアクリルアミドという物質に発ガン性があるとして各国の衛生当局が警戒する中、米国FDA(食品医薬品局)も調査に着手する方針であることを発表した。米国ではアクリルアミドの有害性について消費者団体が検査体制の強化を政府に求めていた。高温で調理した食品から検出されることからポテトチップス以外のどのような食品に含まれているのか、実態把握が急がれている。アクリルアミドに関してはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%89http://www.mhlw.go.jp/topics/2002/11/tp1101-1.htmlを参照してみてください。チョットショックですね。