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天皇制への議論はまだ進んでいないようですが、始まると
天皇は男系男子に限る、 ということで、遥か昔のその血筋を引っ張り出して来よう、という動きが活発になるのではないかという話があります。 私思いますに、男系とか血筋とか、どうもあまり科学的でない言葉のような気がして、すっきりしません。 一人の人には二人の親があり、その親は倍の四人になり、ということを何回も繰り返し遡っていけば、何代も遡らないうちに何億人となって人口の何倍にもなるわけで、つまり殆どの人が親戚同士と言ってもいいくらいのものだと思われます。何代も遡れば、のはなしですが、それほど血筋といったものはどうでもいいもののように思うのです。 そんなものをなんのためにありがたがるのか?わけがわかりません。ずうっと男系で続いてきたというのは虚構だという話もあります。よしんば虚構でないとしても、だからどうだというのか?人に焦点をあててみればみ〜んな親から子へと代々血は繋がっているわけで、万世一系でない人はいないのでは?家に焦点をあてるからおかしなことになる。のだと思います。 そこで天皇家です。もともと矛盾を抱えています。 天皇家といえども、人権は守られなければならない、という意見と天皇家にはそもそも人権はない、という意見があります。 天皇制を守りたいという方はそれを担ってくれる方々の人権を守らなければならない、のではないでしょうか?犠牲をただ一方的に押し付けるわけには行きません。担い手がもし現れてもおいそれと引き受けられないことが考えられます。そうなるとジレンマに陥ります。天皇制を守るためには人権を制限しなければならない、守ることは不可能だということになりそうな。。 来年の参院選の後本格的に議論がなされるのではという報道を見て、つい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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