西武園記念 決勝戦結果
西武園記念 決勝戦結果5平原-3紫原-9武田濱田、平原、小嶋、亮馬の順で周回。赤板で亮馬が前を抑えに上がり、小嶋がこのラインを追走。鐘で小嶋と平原がほぼ同時に主導権取りに仕掛けるが、小嶋が平原を出させず、平原は3番手に収まる。平原は最終2角から早めの捲り発進。離された亮馬と濱田は、この時点で出番無し。平原が粘る小嶋を何とか最終4角で捕らえるが、追走の太田は山田に弾かれて失速。平原がそのまま押し切り地元V。直線で中をこじ開けて突っ込んだ紫原が、審議もセーフで2着。外を流れ込んだ武田が3着。小嶋が半ばヤケクソ気味に強引に主導権を取り、地元勢の算段は崩れかけるも、どちらかが優勝するという最低限はクリア出来ました。しかし、全体的にどこか淡白なレースだったような印象は拭えません。小嶋はあんな仕掛けでは優勝はまず無理ですし、亮馬と濱田は何も出来ずに終了。全員が力を出し切るような競走になるのは中々難しいのですが、所詮は大レースへの調整の場くらいにしか思われていないのか、記念の存在価値がますます薄れたような印象を受けました。