函館記念 決勝戦結果
函館記念 決勝戦結果4明田-1菊地-7三谷竜小埜、木暮、三谷、竹内、石丸で周回。青板2角から早くも石丸が動いて竹内を抑える。赤板で竹内と石丸の位置が入れ替わり、すかさず竹内が仕掛けて主導権態勢。木暮が一瞬、飛び付くような動きも見せるも、下げて5番手。一本棒で最終H通過。最終1角から三谷が仕掛けるも、菊地がこれを睨みながら3角から番手発進。そのまま記念初優勝かと思ったが、最後直線で内によれてしまい、3番手で脚を溜めていた明田がズバッと差し切り優勝。三谷は捲り切れずも、強靭な地脚で3着に粘り込む。みんな忘れているかもしれませんが、明田も地元ですwこれは無欲の勝利と言ったところでしょう。明田の優勝にケチを付けるつもりは無いですけど、今日の菊地は、あまりに余裕が無さすぎました。番手捲りを打つのなら、もっと車間を切りながら、捲って来る車に併せるようにして出て行かないとダメでしょう。竹内が早くから踏む展開で、それにツキバテしていたようなところもあり、直線では既に一杯状態でフラフラ。最高の展開を演出して貰ったのに、これで勝てないのでは力不足です。そして、特筆すべきは三谷の脅威の粘り脚。普通なら、番手捲りで併せられた時点で踏むのを止めて8、9着のパターン。それが、最後まで諦めずに踏み続け、直線では横の動きまで見せての3着粘り込みは、非常に大きな価値があります。三谷一族と言えば、親父も兄貴達も揃ってマーク屋の家系ですが、この選手も、自在、追い込みに本格転向すれば、一気に開花する可能性を秘めていそうな感じがします。今はまだ脚力を付ける時期でしょうが、先が非常に楽しみな選手です。