決勝戦結果 5山崎-9伏見-4新田
うーむ・・・何と言って良いのやら。
正直ガッカリだし、優勝した山崎には悪いけど実に後味の悪いレースでした。
レースは赤板前から山崎がゆっくりと上昇。
それを見るや、手島は番手で競る気満々で執拗に伏見を退かしに掛かる。
この時点で嫌な予感はありました。
鐘が鳴っても競り合いは続き、山崎もいつも以上に流す。
すると今度は有坂がインをしゃくり上げて手島と激しくやり合う。
手島は強烈なヘッドバッドを有坂に数発見舞い、最後の一発が空振り。
その拍子に自爆落車してしまい、共倒れのような格好で有坂も落車。
山田-浜口の岐阜コンビも乗り上げてしまい、最終Hで4人の大量落車。
レースは壊れてしまい、山崎-伏見でペースが上がり、
一旦は落車に巻き込まれかけた新田が、
車体故障しながらも、10車身以上離された3番手追走の形。
落車を避けるのに精一杯の大塚-三ツ石と続くも、
これだけ車間が開いてしまえば、優勝は前二人の争い。
競り合いで脚を使ったであろう伏見が詰め寄るが、差し切るには至らず。
山崎が押し切って、宮杯に続く2つ目のタイトルを獲得しました。
今回の敢闘賞は間違いなく新田でしょう。
落車した手島に接触し、普通なら落車しているはず。
車体故障しながら、第2先行で最後まで後ろに食われず3着入線は凄いです。
三ツ石-大塚は、落車を避けただけで全く見せ場無し。
両者ともにせっかく調子良かったのに、残念な結果でした。
最後に手島。
あれが優勝に一番近い作戦だったとは到底思えません。
脚力は他の選手と比べても圧倒しているはずなのに、
あそこまで意固地になる必要があったのか?
昨日の金成の件もあるし、今後北日本vs関東の抗争は避けられないでしょう。
本当に残念な決勝戦でした。4日間お疲れ様でした。