競輪が中心のつるセコ日記

2007/10/02(火)02:43

絞りは楽しいか?

麻雀(57)

俺の麻雀に置ける一つのテーマに、 「下家に楽に打たせない」というのがあります。 現在のスピード麻雀では、ほとんどの人が攻撃主体で、 どんな状況でも和了りに向かって一直線の人が非常に目立ちます。 周りが染めてようが何をしてようが、お構い無しに切りたい牌を切り、 早く和了った者勝ちみたいな勝負になることも多く目立ちます。 もちろん、それぞれの雀風もありますし、ケースバイケースなんですが、 俺は絞りに重点を置いた打ち筋が大好きです。 不利で消極的な戦法かもしれませんが、実践例から少し紹介してみます。完全順位戦 赤無し ありあり 流局総流れの第2東風荘ルール飽くまでも俺の場合ですが、 局が始まる前から、この局は絞りと決めて掛かることが多いです。 自分がやや抜けたトップ目の時、下家が親の時、 親(特に下家)が染め手や分かり易い手を狙っている時など。 和了りが遠い配牌を貰った時は、最初から絞り重視で打つことが多いです。画像は南3局北家でトップが濃厚になってきた状況での配牌です。 この局を流せれば、2着以上はほぼ確定。 頑張ればタンピン系の和了りに結び付くかもしれませんが、 下家に無駄に鳴かせたりして連荘されるのだけは絶対に避けたい。 この局は最初から絞り主体で打つと決めており、 第1打には6sを選択しました。 まだ他家の出方も分からないうちに、字牌を切るのは早計ですし、 特に下家の動向を見ながら、慎重に打ち進めて行きたい局面です。中盤に入り、大体他家の思惑が分かり始めてきました。 親に危険な東は即合わせ打ちし、慎重に打ち進めてきました。 なんだかんだで手は纏まり、中か8pを切ればタンヤオ一向聴ですが、 下家のこの捨て牌で、ピンズと生牌の字牌を切るのは絶対にありません。 対面(タンヤオのみ?)や上家が和了る分には全く問題が無いので、 ここはとにかく下家に鳴かせない様な牌を切りたいところです。 2mは現物ですが、万が一にもリーチが来た場合の安牌として保存。 既に自分が和了る気はありませんから、ここからは8mを切りました。 これが鳴かれない保障はありませんが、鳴けば染め手はありませんし、 こちらとしても打ち進め易くなるので望むところです。最終形はこうなりました。 中も即合わせ打ちし、オタ風と言えど生牌の北は当然絞りました。 一応、上家の隠しドラ3まで警戒して打ったつもりです。 真っ直ぐ打っていれば、俺にも和了りはあったかもしれませんが、 ピンズは確実に余りますし、どうなったかは分かりません。 下家は自力で頑張りましたが、結局一向聴まで。 世間一般では弱者を叩くと非難されますが、麻雀では別です。笑 最後の親番を流され、これで下家のトップへの望みはほぼ絶たれたでしょう。 ノーテン罰符で対面との点差は縮まりましたが、 とりあえずはこの局の目的は達成してオーラスに臨めました。今回は特に絞るべき条件が揃った一局でしたが、 俺は常に絞りを念頭に入れて打っています。 相手に嫌らしいイメージを持たれれば戦い易いですし、 あいつの下家にはなりたくないとまで思って貰えれば、この上ない光栄です。 仲間内で打つ時も、勝敗を度外視してまで絞り倒すこともあるので、 そんな打ち方して楽しいか?と、よく聞かれますが、自信を持って言えます。 嫌な奴だと思われようが、メチャクチャ楽しいです。

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