GPが終わったかと思えば、早くも次のG1です。
来年度から、競輪祭は昔の日程の11月下旬に戻るようです。
やっぱり競輪祭と言えば11月下旬なので、この改革には大賛成です。
全日本選抜も元の真夏の祭典、8月上旬に戻ります。
迷走が続く競輪界で、珍しくナイスな改革だと思いました。
今回も勝ち上がり戦を中心に、4日間参戦予定なのでよろしくお願いします。
競輪祭 初日番組表
一次予選は、1~4着までが二次予選へ進出。
特選は、1~3着までが準決勝フリーパスのダイアモンドレースへ。
4~9着までは二次予選回りとなります。
1R(一次予選)
1菊地(5金成8内田)4飯田 2志智9岩見6大井 3石丸7岩津
自在戦の志智と、捲り屋の石丸相手なら、菊池が主導権を取れそうです。
後ろは競りになりそうで、しかも互角です。
内田はまだまだ追い込みとしての格は低いですが、
強気な位置取りと競りで名前を売っている最中です。
力と近況を見ても菊地が1枚抜けてますが、
競りが長引くようなら、別線の捲りに飲み込まれる危険もあります。
2R(一次予選)
3村上兄7富永5合志 8五十嵐2村本 1藤原4幸田 6堤9吉岡
この相手なら、村上は先行主体で戦いそうです。
五十嵐がこれに対抗しますが、近況元気なく評価は下がります。
藤原の位置取りですが、4着権利を考えると、
強引に番手を攻めるよりは、先手ライン追走の切れ目からか。
3R(一次予選)
1ノリ9小倉5室井兄 3飯野4小橋正 8金子(2富生7宗景) 6萩原
調子が上がってきたところで落車する癖がなかなか抜けないノリ。
ここは一走じっくりと見たいところです。
競輪祭とは相性が良く、二度制覇している小倉が番手を守ります。
YGPで鋭い捲り追込みを見せた飯野は、G1初参戦で気合が入る。
絶不調の金子の番手に競りに行く宗景の心理はよく分かりません。
4R(一次予選)
2稲垣8前田拓5有賀 1一成9登志信 4石毛7白戸 6友定3香川
心身充実の稲垣が人気になるのは間違い無さそうだが、
番手を回るマエタクに一抹の不安がある。
ナショナルチームで、実戦は約二ヵ月半ぶりになる一成は、
体調面は問題ないと思うが、実戦感覚の方がどうか?
香川と白戸は、イン突き中割り何でもやって連下穴。
5R(一次予選)
1中川7大塚8池尻 9高谷2山田敦 4武井3望月 6市田5坂上兄
一皮剥けた感じのある中川が近況絶好調。
G1初日は妙に強い高谷がこれに対抗するが、苦戦は必至。
今一歩リズムが悪い自在戦の武井は、番手を攻める場面もあるかもしれない。
前回長欠明けの市田は、まだまだG1で戦える状態には戻っていない。
6R(一次予選)
7永井2山口幸1三宅伸8富 4峠3稲村9阿部 6悦夫5竹内
徹底先行は峠で、永井相手では先行出来なかった瞬間に終わりでしょう。
一成同様、ナショナルチームの永井は約二ヶ月ぶりの実戦。
ラインも長くなり、峠相手に真っ向勝負を挑むか。
このレースは見応えがありそうで、楽しみです。
7R(一次予選)
1北津留7加倉5西川 9石橋3諸橋 4小橋秀2平沼 6松山8西郷
ここもナショナルチームの北津留が主導権を取り易いメンバー構成。
この相手なら、先行して5着以下に沈むことは無いでしょうか。
ダッシュ強烈な石橋がどこまで対抗出来るかで、
小橋と松山ではちょっと厳しそうです。
平沼と諸橋は、混戦になれば直線切れる脚があるので要注意。
8R(一次予選)
5矢口3後閑9廣川 2牧4藤野義 1山内7一丸 8南 6小橋川
ほぼ矢口の先行一車で、番手も後閑で磐石体勢。
誰かが番手を攻めない限りは、群馬コンビですんなり決まりそうです。
4着権利では、別線は中団から流れ込み狙いになりそうですけど・・・。
9R(一次予選)
7新田祐3内藤1中井8栗原 2井上昌5小野9紫原 6澤田4島野
新田が胸を借りるつもりで先行、そこを井上が捲る構図でしょうか。
一つだけ買い難い要素は、井上の番手が絶不調の小野で、
3番手に立川記念完全優勝の紫原がいることです。
最近の小野は、踏み出しでマークが離れる場面も目立ちます。
力は井上で断然ですが、直線で紫原の突っ込み、新田の番手を回る内藤、
3番手から先捲りもある中井の連下なども十分ありそうです。
10R(特選)
7武田3神山9兵藤 1小嶋4濱口6原 2岡部5有坂8遠沢
武田と小嶋の先行争いですが、力、近況共に小嶋が上回ります。
約一ヶ月ぶりの実戦となる岡部は、例によって沖縄で合宿してきたようで、
両者の先行争いをじっくりと見据えての捲り勝負でしょう。
初日ですし、ここは自力型を中心にじっくりと見ておきたいところです。
11R(特選)
7平原5飯嶋1手島 9山崎2慎太郎 4哲男8豊田 3村上弟6北川
関東は折り合って、大宮記念を獲らせてもらった平原の先行は義務か。
記念をサボって調整はバッチリ(?)の山崎がこれを力でねじ伏せる。
哲男と村上の評価は下がるが、先手ライン追走から捲り追い込みだと、
後方に置かれた方のラインは厳しくなりそうです。
12R(特選)
5友和1伏見6榊枝 7新田康3晴智8鈴木誠 2荒井9室井弟 4山田裕
捲り得意な面々も、GPチャンプの伏見を背負った友和が先行しそうです。
ここはイン粘り等は無さそうで、中団取り合いなら伏見の連は外せない。
ここも自力型の仕上がりを見ておきたいです。