競輪祭 決勝戦
1 山崎 芳仁(福島:88期)昨年の覇者。インフルエンザも作戦の内?
2 小嶋 敬二(石川:74期)東西化け物対決は絶対に負けられない
3 加倉 正義(福岡:68期)地元代表。恵まれ優勝も早10年前の話・・・
4 山口 幸二(岐阜:62期)小嶋を上手く乗せればチャンス有。輪界の噺家
5 兵藤 一也(群馬:82期)ドサクサ紛れで直線伸びる。伏兵はここ
6 武井 大介(千葉:86期)縦横無尽にバンクを走り回る千葉の爆弾小僧
7 井上 昌己(長崎:86期)評価は第3ラインも力的にそれほど差はない
8 香川 雄介(香川:76期)イン突き王子にラインなんて関係ねぇ
9 佐藤慎太郎(福島:78期)やっとこさ状態も上がり目で山崎番手死守
1山崎-9慎太郎
2小嶋-4ヤマコウ
7井上-3加倉
6武井-5兵藤
8香川
うーむ、展開予想まで全く見当違いでした。笑
連日、見事な自在戦でしぶとく勝ち上がった武井を、
兵藤はかなり買っている様で、武井マークを宣言しました。
一方、準決勝で井上に世話になったはずの香川は、単騎でやりそうです。
元々、あまりラインを大事にする選手ではなく、
どちらかと言えば一匹狼タイプで、好き勝手に勝ちに執着する選手です。
強引な競り等はありませんが、切れ目から隙を狙って、
直線ではオハコのイン突き、中割り何でもやって突っ込む目論見でしょう。
平原の脱落はありましたが、注目は何と言っても東西横綱対決です。
出来の方は両者とも問題無し。
記憶に新しい昨年のGPでは、山崎の先行を小嶋が豪快に捲り。
先手ライン有利と言われている小倉バンクでも、
先行よりは捲りになった方のラインが有利なような気がします。
これに割って入るのが、地元地区代表の井上-加倉です。
井上は今年に入ってから10戦して8勝と、
まさに勝利の女神に惚れられた男(By:日刊スポーツ)です。
調子の波が激しい選手ですが、2008年は好調を維持しており、
今場所は、イン粘り、先行、捲りと何をやっても勝てています。
興味は両横綱対決に向きがちですが、今場所の井上は絶対に侮れません。
すんなりの先行策は無さそうですが、どちらが逃げても中団は取れそうで、
牽制し合うような展開なら、隙を見たカマシ先行もあるかもしれません。
オールスターを制した時もカマシ先行でした。
武井は、もう完全に自在の選手と見て良いでしょう。
自分でも「横の強さには自信がある」と言っていたくらいですし、
師匠の吉井さんからもお墨付き。
今場所も見事な暴れっぷりで、433と実に効率良く勝ち上がりました。
細切れ戦なら、イン粘りよりも3~4番手を確保して混戦を待つ競走か。
格と実績では他3人には遥かに劣りますが、
武井らしく、自分でレースを動かして活路を切り開いて欲しいです。
車券は非常に難しいですが、8番手になっても山崎が届きそうな勢いです。
でも、GPで捲られているだけに、「今度こそは」の想いもあるはずですが、
山崎の事なので、そんな事は全く考えていないでしょうか。
小嶋先行で香川と武井が続き、井上、山崎が後方の展開なら、
案外、楽に逃げ切ってしまうような気もします。
いつものようにグチャグチャ買いそうですが、今のところはこんな感じで。
2車複(2車単) 1=2579 2=4578
3連複 1=2=45789 2=4=35678
かつての吉岡=神山車券を髣髴とさせる、
山崎=小嶋の力勝負車券は売れるんだろうなぁ・・・。