大宮記念 決勝戦結果
8矢口-6伊藤正-3伏見
矢口、荒井、浅井、平原の順で周回。
赤板で平原がゆっくり上がると、浅井がこれに続く。
今度は浅井が前を抑えると、鐘ですかさず荒井が抑え返す。
平原は荒井が先行すると見てか、中団を強引に取りに行くが、
最終Hで荒井がペースを緩めたところを矢口が抑え、
その矢口もペースを緩め、最終1C付近から浅井が一気に主導権。
浅井、矢口、荒井、平原の順で最終バック通過。
8番手に置かれた平原は、地元応援団の声援も空しく絶体絶命。
浅井の番手の伊藤は車間を切って構えるも、
3番手から捲り追い込み気味に仕掛けた矢口が一気に飲み込む。
そのまま突き抜けて、嬉しい記念初優勝のゴール。
伊藤は及ばず2着。矢口マークの伏見が流れ込んで3着。
矢口、おめでとう!
長かったなぁ・・・。
力はあるのに、レースが下手で中々S級優勝が出来ず、
F1は何とか優勝出来たんですが、記念優勝は意外にもこれが初。
輪界の七不思議とまで言われていた程でしたが、
遂に、念願の記念優勝を果たす事が出来ました。
今日も後方に置かれそうな流れでしたが、最終Hで前を抑え、
ここから落ち着いて浅井の仕掛けを待ち、まんまと3番手を確保。
出来自体は悪く無かったし、最大の敵の平原を後方に置く事も出来て、
今日は後ろを気にする事も無く、自分が勝つ競走に徹する事が出来ました。
目まぐるしく前が入れ替わる展開で、誰が先行するのかというレースでした。
平原は、最終Hで荒井が先行すると判断してしまったのが敗因でしょう。
500バンクの最終Hでは、まだまだレースは動く。
ペースも緩んでましたし、後ろからのカマシも警戒しなければいけない。
あそこは一旦前を切って、そのまま先行してしまっても良かったと思います。
浅井はタイミング良く仕掛けましたが、
あれでも3着に残れないとは、さすがに大宮の直線は長い。
しかし、これから上のレースで戦っていくには、
もうひと踏ん張りが欲しいところでしょう。