宅配のスポーツ新聞が来たので、早速手にすると、
その一面には大きく「競輪トップ選手自殺か」の文字がありました。
手島のレースっぷりを知っている競輪ファンなら、
誰もが「嘘だろ?」と思うはずです。
どんな不利な展開になっても、最後まで決して諦めなかった手島が・・・。
宿舎に携帯電話を持ち込んでしまい、1年間の斡旋停止。
それは絶対に許される事では無かったが、
復帰してからの苦しい立場を、見事なレース内容で払拭した手島が・・・。
「僕が今走れるのは、応援してくれるファン皆さんのおかげ」
といつも言っていた手島が、そんな事をするとはとても思えない。
今思えば、昨年末のSSカップみのりを見事優勝し、
勝利者インタビューでの手島の表情やコメントを思い返せば、
いつもの手島らしくないなとは感じていました。
でも、あの失格スレスレ(俺は失格だと思いましたが)の走りは、
常に1着を狙う手島の走りそのもので、
また来年も大暴れしてくれるものと誰もが思ったことでしょう。
そのレースが手島の生涯最後のレースになろうとは・・・、
まだ信じられません。
今はただ手島の冥福を祈るより他にありません。