向日町記念 決勝戦結果
1村上弟-8稲垣-5村上兄
山崎の前受けで、単騎の香川は初手から地元ライン後位で周回。
赤板で川村が上がると、山崎は引いて7番手。
難なく川村のマイペース先行になり、早くも地元楽勝ペース。
山崎の仕掛けも遅くなり、番手から余裕で踏み出す稲垣。
直線で村上弟が中コースを突き抜け、ガッツポーズしながらのゴール。
終わってみれば何も無いレースでした。
山崎はさすがに今日は遠慮したようで、
単騎の香川も、地元勢に恩を売るかのようなレースでした。
村上弟は、直線で稲垣にヘッドバットまで食らわせる程で、
GP王者として、物凄い勝利への執念を感じさせました。
番手スキルも全く問題ありませんし、
現時点では間違い無く日本一の追い込みでしょう。
表彰式では、地元勢が揃って顔を見せていました。
廃止が決定的な向日町競輪場ですが、
今の京都勢は、輪界で最も勢いのある都道府県だと思います。
何とか灯を消さぬよう、陰ながら祈るしかありません。