静岡記念 決勝戦結果
1新田康-7林-4謙太郎
藤木、拓弥、謙太郎、深谷で周回。
赤板で謙太郎が前を抑えるが、単騎の深谷は追走しない。
藤木はスッと引いて、鐘前2角で拓弥が一気に仕掛けて主導権。
中団はインに謙太郎、アウトに深谷。
深谷の後ろに藤木の隊形で最終H通過。
中団は併走したまま、藤木が痺れを切らして仕掛けるが、
併せて新田も最終B前から番手捲り。
深谷は仕掛けられないまま後退。
藤木も捲り切るには至らず、南関コンビで直線勝負。
新田が振り切って地元優勝。
中団イン併走の謙太郎が流れ込んで3着。
色々な見解があるとは思いますが、
終わってみれば、これは北日本ラインも新田のアシストだったのかな、と。
拓弥が捨て身での二段駆けは十分考えられたので、
これには特に驚きませんが、
謙太郎が逃げる気なしで、拓弥のイン切りをしたようなだけで終わったのは、
これは正直読めませんでした。
もちろん、単なる謙太郎の作戦ミスだったのかもしれませんが、
そういう風に見られても文句の言えない酷い競走でした。
新田には、素直におめでとうと言いたいです。
拓弥があれだけ行ってくれたのなら、絶対に取りこぼせない展開でした。
去年の秋頃から復調し、また上位戦線に戻って来たわけですが、
まだまだ層が薄い南関には、新田の力が必要だと思うので、
若手を上手く育てながら、自身もタイトルを諦めずに戦って欲しいです。