大宮記念 決勝戦結果
5拓弥-7藤田-6菅田
祐大、拓弥、石井、平原、松谷で周回。
赤板から松谷がゆっくりと上がり、平原はこれを追う。
松谷が前を抑えた鐘前で、平原が一旦切って先頭へ。
呼応するように拓弥が前に出るが、すかさず祐大が抑え返して主導権態勢。
祐大が流すところを、最終ホームから平原が早めに仕掛ける。
祐大も併せて踏んで、SS同士の壮絶なもがき合い。
平原は出切れず。祐大も3角過ぎで一杯で共倒れ。
藤田が自力にシフトチェンジして捲り、
拓弥は、石井を弾いて藤田を追う。
長い直線での一騎打ちは、拓弥がゴール前僅かに交わして優勝。
ドサクサ紛れに伸びた伏兵菅田が3着で、3連単は10万オーバー。
最近流行の表現法、順番が来たら先行ってやつでしたが、
まさか、平原と祐大でもがき合うとは夢にも思いませんでしたw
裏を返せば、チャレンジャーの立場であるはずの、
松谷が情けないとも言えますが・・・。
しかし、これはどうなんですかね?
SS両者のもがき合いは、見応えがあったとも言えるかもですが、
車券的には、人気になっている両者が最終2角くらいで用無しなんで、
ほとんどの人が、最後半周をしらけムードで見ていたと思います。
平原は、これは後ろの藤田に獲らせるレースだったかな?
5番手からでも、今の出来なら楽勝で捲れたと思いますが、
過去には、藤田のおかげで大宮記念を優勝したこともあるし、
この辺は、競輪特有の持ちつ持たれつとでも言うか、
普段から競輪を見ている人なら、まぁしゃーないなと思えるかもですが、
初心者にとっては、非常にとっつきにくい部分だと思います。