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テーマ:競輪(14341)
カテゴリ:競輪
和歌山記念 決勝戦結果
9郡司-2田中晴-1東口 郡司、稲毛、松浦、稲垣、森川で周回。 青板バックで稲垣が上がり、それに松浦も切り替えて乗っていく。 赤板で稲垣が前受けの郡司に並んだところで、 稲毛が森川の位置をこじ開けて、そのまま先頭に立ち主導権態勢。 松浦が俊敏に地元勢後位・・・と思ったら、 一瞬の隙を突いて、インから西岡の位置を狙って3番手確保。 西岡は1車引かされ、5番手に稲垣、7番手に郡司、 森川は外に浮いて苦しくなる。 最終2角過ぎから稲垣が捲り発進。 これを、東口は車間を切りながら番手捲りの態勢だが、 踏み出しがやや遅れ、稲垣とほぼ並んだまま最終4角~直線へ。 稲垣は失速、東口の伸びも悪く、松浦はコースが空かない。 そこを、最後に仕掛けた郡司の捲りが大外一気。 田中まで続いての南関ワンツー。 展開絶好だった地元の東口は無念の3着。 分かれた近畿勢がどんな作戦で臨むのかが1つの焦点でしたが、 稲垣は見るからに遠慮気味な仕掛けで、 地元勢を立てるような作戦だったように思えます。 ただ、地元勢にとっての大きな誤算は、 3番手に松浦に入られてしまったこと。 そのせいで、東口の番手捲りが遅れてしまったのか、 兄やんも、松浦のコースを塞ぐことを優先するような走りで、 そこを、漁夫の利とばかりにじっくりと脚を溜めていた郡司が掻っさらう。 そんな感じのレースに見えました。 まぁ、何はともあれ、郡司はこれが記念初優勝! 先週の原田もそうでしたが、年頭から記念初優勝が続く流れで、 今年はこのまま世代交代の年になる予感もしてきます。 松浦も、今日は結果には繋がりませんでしたが、 自分でレースを動かせる抜群のセンスで、将来性を感じさせます。 若い世代が中心となって、切磋琢磨して盛り上がっていけば、 競輪界全体にも活気が出て来て、面白くなるはずです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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