テーマ:農のある暮らし(1199)
カテゴリ:園芸
前回はここです。 決断の時は迫っていました。 養鶏の土地を貸してくれる方との交渉の日を、 いつにするか? という話が出ていました。 私達の・・・というか、私の心は決まっていました。 「四国を去る」 それはあの日の彼女の横顔を見たときに、 決まっていたのかもしれません。 それを告げた時に、嫁さんは目に安堵の表情を浮かべました。 私にはそう見えた・・・。 翌日、役場の担当のFさんに、 事の次第を全てお話し、四国を去る準備に入りました。 Fさんは本当に私達のために、粉骨砕身してくださいました。 結果的にFさんの苦労を踏みにじることになってしまったのに、 Fさんはそんなことは一言も言わず、 「これも縁ですから・・・。 お別れ会、しましょうね。 あなた方が成功してくれないと困りますから・・・笑」 と言って送り出してくださいました。 出会いは貴重です。 宝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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