2009/03/10(火)14:46
中学受験に失敗したN君の場合
地元の少年野球チームで活躍するN君は優秀なコーチが野球部にいる
私立中学入学を目指して勉強してきました。小学4年生から大手進学塾
に通っていましたが成績は一向に上がらないどころか下がっていくばか
りです。
僕が指導し始めた昨年の11月の首都圏模試の偏差値は47でした。あと
15は伸ばさないととても合格できません。
それでも僕と一緒に猛勉強して12月の首都圏模試では偏差値は56まで
伸びました。
毎日の通信添削指導と週2回の家庭教師で、できない、わからないとこ
ろを一つ一つ攻略していき、受験直前にはおよそ63程度にまで伸びてい
ました。
結果は残念ながら不合格でした。本人もご両親もたいへん落胆してい
ましたが今では地元の公立中学入学に向けて先取り学習をしています。
中学受験をしたおかげでN君は算数の割合と比がよく解っているし国語
の読解力も充分にありますから、通信添削と週1回の家庭教師を続ければ
学年のトップグループに入ることはそれほど難しいことではありません。
たとえN君が志望中学に合格したとしても授業についていくことはたい
へんであったろうし、好きな野球も続けられたかどうかわかりません。
かえって、公立の中学に行くことにしたことで野球も存分にできるし、
進路の選択肢も広がったと言えます。
中学受験は無駄ではなかったと納得した親御さんはN君の小学4年の弟、
K君の中学受験を決めました。
今度は時間はたっぷりあります。もちろん塾には通いません。
今度こそ、僕が毎日の通信添削指導と週1回の家庭教師で志望校に合格
させます。