2010/02/19(金)09:23
学校では教えてくれない英文法
日本語には単語と単語をつないで単語どうしの関係を示したり、意味を付
け加える言葉「て、に、を、は」があります。
例えば「私は昨日私の母に花をあげました。」と言う文の中の「は、に、
を」がそうです。これを助詞といいますが、英語には助詞はありません。
上の日本文は英語では次のようになります。
I gave my mother some flowers yesterday.
このように英文には日本文の中の「は、に、を」に当たる言葉はありま
せん。
英語では語順が日本語の助詞の働きをしますから英語の語順の決まりを
理解しなければ文の意味はわかりません。そして、このことを学校でしっ
かり教えないために高校生になっても英文が和訳できないのです。
英語では「誰が、どうした」ということがもっとも重要ですから。主語、
述語がはじめに来ます。そして述語の目的語である「~に、~を」に当たる
言葉がそのあとに来ます。場所、時をあらわす副詞がその後に来ます。
英文の基本的な語順は次のように覚えてください。
主語+述語+人+物+場所+時