2021/04/11(日)16:26
スラッシュ・リーディングの技法 2、複文、 関係詞の場合
スラッシュ・リーディングの技法 2、複文 関係詞の場合
<S+V>が2つ以上あって、それが従位接続詞、関係詞、疑問詞で結ばれている文、
複文を左から右に読んで行く時の技法です。
特に関係代名詞は制限用法があり、返り読みを余儀なくされるのですが、この場合、
関係代名詞の前にカンマを打って非制限用法にするとスラッシュリーディングする事が
できます。
He has two sons who are studying law at college.
「彼には大学で法律を学んでいる息子が二人います。」
He has two sons, who are studying law at college.
「彼には二人の息子がいます、彼らは法律を学んでいます、大学で。」
He has a lot of friends whom he can trust.
He has a lot of friends,/whom he can trust.
「彼には多くの友人がいる、彼らを彼は信頼できる。」
I have a friend whose father is a English teacher.
I have a girl friend, /whose father is a English teacher.
「私には女友達がいる、彼女の父は英語の教師だ。」
関係代名詞の後に助動詞や動詞が来ていれば関係代名詞は主格ですから、先行詞が
物の場合は「それは」、人の場合は「彼は、彼女は、彼らは、彼女らは」と訳します。
関係代名詞の後に名詞が来ていればその関係代名詞は目的格ですから、「それを、
彼を、彼女を、彼らを、彼女らを」と訳します。