2021/11/17(水)10:55
「速単必修編」をスラッシュ・リーディングする。36、「触れること」の作用 (2)
36、「触れること」の作用 (2) ① あなたはどのように感じるだろうか、触れることと触れられることについて。
販売員たちは自分たちは知っていると思っている、つまり、ある研究によれば
「ノー」と言う事はより難しいということだ、頼みごとをしながらあなたに触
れている人に対して、しかし誰でもが嬉しいわけではない、見知らぬ人に触れ
られて。あなた自身の快適さを考えてみると良い、あなたが人ごみの中に居る
時。あなたはリラックスして落ち着いているだろうか、あるいは身体的接触が
居心地悪く緊張した感じにさせるだろうか。 ② ある状況では、私たちはお互いに触れざるを得ない。混んでいるエレベーター
に乗るとしよう、例えば。普通、人々は肩と肩や、腕と腕が触れ合って立って
いる、人々はそのような密接な接触を受け入れている、不平無しに。その規則
は、「肩から肘までだけなら触れてよいがその他はどこも触れてはならない。」
ということのようだ。たとえ日本人が触れない社会だと考えられているとしても、
混雑した社会で彼らは地下鉄や電車に詰め込まれることを強いられる。人類学者
のエドワード・T・ホールは言っている、日本人は彼らの不快さをうまく処理して
いると、公共の場に詰め込まれることに対する、視線を合わせることを避け、感
情的に自分自身の中に引きこもり、そうして「感情なしに触れること」によって。