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カテゴリ:Linux記
長かったと思っていたゴールデンウィークも終わってしまいましたね。(^^)
ゴールデンウィーク明け初めて・・・というか、今年初めての更新です。(^^;) さて、連休も明けて本格的に仕事や勉強再開という方も多いかと思いますが、いったい休み前にどんなことをしていたか思い出せないという方も多いのではないのでしょうか。 これが5月病の原因じゃないかな・・・と思うこともありますが、最近私は連休関係なく仕事だったりしますので、連休明けが妙に楽だったりします。(^^;) そんな個人的な話は良いとして、連休明けだろうが、正月明けだろうが、自分が何をすれば良いか一発で分かってしまうアプリケーションがあります。 それが「Lightning」なのでした。(^^)♪ 正確には「Lightning」はメールクライアントソフト「Thunderbird」のアドインであって、単独のアプリケーションではないのですが、メールを確認するついでにスケジュール管理も出来てしまうという優れたソフトなので、単独で紹介することにしました。 ちなみに、スケジュール管理だけで単独で動作する「Sunbird」というアプリケーションもあるのですが、こちらはカレンダーだけで1つのアプリケーションになっています。 Sunbirdも便利なのですが、常時立ち上げたりしているメールソフトで、スケジュールも出来る「Lightning」はさらに便利です。(^^) さて、ここでWindowsユーザーの方で、すでにLightningを使っている方は、アドオンの検索で「Lightning」と「Provider for Google Calender」を検索してxpiファイルを「アドオンのインストール」でインストールして・・・という手順が頭に浮かぶのではないかと思いますが、Linuxの場合は「パッケージマネージャ」から簡単にインストール出来てしまいます。 Ubuntuの場合はapt-getやSynapticで「lightning-extention-locale-ja」、Fedoraの場合はYumで「thunderbird-Lightning」をインストールすれば芋づる式に入ってくれると思います。 このへんのソフトウェアの追加が楽に出来るところが、Linuxを使う上での最大のメリットですね・・・そのうち、ソフトウェアは全てリポジトリからダウンロード出来るようになって、地球規模で集められたソフト予算から利用者数や機能性に応じて作者に開発費が支払われるなんていう時代が来るかも知れませんね。(^^) そんな話はさておき、Ligntinigをインストールすると、Thunderbirdを起動したときに「Todayペイン」なるものが右側に表示されるようになります。 (ちなみにFedoraにはLightningの日本語版が無いので「Today Pane」になっています。) 表示されない場合は、一番下のステータスバーにある「Todayペイン」にチェックを入れて下さい。(Thunderbird2の時は上のコマンドボタンにあると思います。) この「Todayペイン」というパネルには「今日」「明日」「1週間以内」の3種類の予定が表示されます。 それぞれ折りたためるようになっていますので、必要に応じて表示するかどうか選択しておくと良いと思います。 しかし、Googleカレンダーに予定が入れてあるのに、全然表示されないんだけど・・・と思った方もいらっしゃるかもしれません。 それもそのはず、LightningはThunderbirdとくっついてはいるものの、全く別のアプリケーションになりますので、たとえThunderbirdでGmailの設定がしてあっても、カレンダーのアカウントは別に登録する必要があります。(^^;) カレンダーの追加には、まずカレンダーボタンをクリックしてカレンダーを表示します。 Thunderbird3であれば、タブにカレンダーボタンが追加されていると思いますので、こちらをクリックすればカレンダータブが開きます。(^^) (Thunderbird2では左下の「カレンダー」ボタンを押しましょう。) ![]() カレンダータブの左側にあるカレンダーの一覧を右クリックして「新しいカレンダー」を選択するとカレンダーの追加画面になります。 ここで「ネットワークのサーバーに接続する」を選んで「次へ」をクリックすると、カレンダーの種類を選ぶ画面になりますので、迷わず「Google Calendar」を選びましょう。 「場所」と書いてあるテキストボックスにはGoogleカレンダーのアドレスを入れるのですが、ここで注意するのは、Googleカレンダーの中のひとつひとつのカレンダーを別々に登録しないといけないところです。 例えば、Googleカレンダーを作ると、たいてい「日本の祝日」というカレンダーが自動的に追加される思いますが、これも1つのカレンダーとして登録しなくていけないのでした。(^^;) ということで、よほど祝日と無関係な仕事をしているひと以外は、最低でも「自分のカレンダー」と「日本の祝日」の二つを設定する事になると思いますが、カレンダーごとに色が変えられますので、休日は赤などにしておくと、見やすくて良いと思います。(^^) 話は戻りますが、カレンダーの「場所」にはGoogleカレンダーが表示されている「http://www.google.com/calendar/・・・」ではなく、カレンダー設定画面で各カレンダーの詳細設定をする画面に表示される「XML」というボタンにリンクされているアドレスになります。 ![]() 「XML」ボタンを右クリックして「リンクのURLをコピー」したら、あとはそれを「場所」のテキストボックスに貼り付ければOKです。 ![]() そのあとで、ユーザー名とパスワードを聞かれますが、ここではテキストボックスに入っているユーザー名は削除して、自分のGoogleカレンダーにログインする時のIDとパスワードを入れましょう。 (ちなみに、@gmail.comは省略しても大丈夫です。) これで家でも会社でも、インターネットにつながる環境ならどこからでもメールの確認するのと一緒にスケジュールの確認が出来るようになります。 ちなみに、カレンダーのプロパティで「キャッシュ(実験的,再起動が必要)」というチェックを入れると、オフラインになっても、ネット接続時に読み込んだスケジュールを保持してくれるので便利です。(^^) NetwalkerではLightningが使えない代わりにSunbirdで、スケジュール管理が出来るのですが、これもLightningと同じMozillaのカレンダープロジェクトで作られているソフトなので、操作性は全く同じです。 (私はこのSunbirdでキャッシュ機能をを使って、スケジュールをスケジュールを持ち歩いています。) キャッシュは「実験的」なので、アプリケーションを閉じてしまうと、予定がキャッシュから消えてしまうときがあるのですが、Netwalkerはアプリケーションの起動があまり速くないこともあって、一度開いたアプリは開きっぱなしでサスペンドすることが多いので、あまり問題にはならないかもしれません。(^^;) (未だにネット上のカレンダーから消えたことはないので、再読み込みすれば再び表示されます。) どうしても消えるのが困る予定は、ローカルのカレンダーに入れておいて、後でネットに接続したときに、Googleカレンダーに切り替えるようにすればネットで共有出来るようになります。 そんなこんなで、便利なカレンダー機能、かなり大量の文章も入力出来るので、手帳や日記代わり、はたまたブログの下書きに、いろいろと書き溜めて、うっかり忘れてしまうことのない日々を過ごしてみてはいかがでしょうか? (ちなみに今回の記事はNetwalkerで書いて、SunbirdからのGoogleカレンダー経由で家のUbuntuのLightiningに送りました。(^^)♪) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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