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2007.07.22
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カテゴリ:テレビ

 テレビドラマもよく見みます。今、見ているのは、NHK朝の『どんど晴れ』とこれもNHK、「土曜ドラマ」『新マチべン』です。
 土曜日は帰りが遅いので、たいていビデオに撮って見ることになりますが。
 『マチべン』は昨年江角マキコが主役でありましたが、その作品で、脚本家の井上由美子さんが「向田邦子賞」を受賞しました。
「マチベン」とは、「町(待ち)」の「弁護士」という意味のタイトルです。
 『新マチべン』は、その新バージョンです。
今回は、主役の3名の人生設定が魅力です。
 3人とも60歳の男性なのです。しかも60歳になって、弁護士の資格を取り、一緒に法律事務所を開き、そこで引き受けた弁護を通して人生を見直す展開です。
 井上由美子さんは、これの前は『14才の母』を書いています。そしてこれは、社会現象になりました。
井上由美子さんは「今を描くのがテレビドラマ。オリジナルを放棄したらテレビである必要がなくなる」と語っています。
そして、『新マチべン』。
 「今年、2007年は団魂の世代が大量退職を迎えた年です。700万人と言われる団塊たちが、退職後、何をして過ごすのかは大きな社会問題ですが、このドラマの主人公たちは、仕事も人生もリタイアしません。『今こそ、俺たちオトナの出番だ』と、新たな挑戦を始めます。
 60歳の新米弁護士 - 当然、迷いも悩みもあります。大きな失敗もしでかします。でも、オトナになることイコール、分別くさくなったり、感情を抑える術に長けることではないと思います。経験があるからこそ、失敗を恐れず、自分の感情に素直になれる、そして、新しい世界に挑むことができる。そんな、魅力的なオトナの男たちが、現代社会のさまざまな闇に立ち向かう『新マチべン~オトナの出番』、どうか楽しみにご覧いただければと思います」
 番組のHPにある井上由美子さんの言葉です。
 まさに、そういう団塊世代を力づけるドラマです。
 3人の人生設定を見てみましょう。
 渡哲也が扮する徳永源太郎(60歳)は、大手新聞社の社会部記者として活躍していたが、何かがあって(来週のドラマでそれが解かれるようです)、退職、一念発起して5回目の挑戦で司法試験に合格。妻は既に亡く、離れて暮らす娘が一人います
 地井武男が扮する岡村重勝は、音響機器会社の技術者として働いてきたが、45歳の時に時代の変換でリストラに遭います。そこで次の手に職をと選んだのが弁護士でした。家族を養うためにガードマンをしながら15年がかりで合格しました。
 もう一人が、石坂浩二扮する堺田春樹。彼は、父の代から続く画廊の元経営者。司法試験は大学時代に合格していたが、家業を継ぐために法曹の道を諦めていました。それが、60歳で息子に画廊の経営を譲ったことにより、若き日の夢に再びかけてみようと決意して、事務所を吉祥寺に作り、同年代の2人をそこに誘たったのです。
 それぞれ、弁護士になるまでの人生をしっかり持たせているのがいいです。
 それにしても3人とも、ずいぶん前から準備をしての60歳、「大人の出番」です。
 そいうことで、番組宣伝でも、井上由美子自身も60歳からの「セカンドライフ」という言葉を使っていますが、先週の土曜日の中で、渡哲也が、雑誌の記者をしている娘と電話で話をする時、「『セカンドライフ』ではない」とフト言います。娘はそこで電話を切ってしまうので、その先は詳しくは聞けませんでしたが、これまで生きてきた人生とはまったく別の新しい人生がそこにあるわけではない。人生は続いている、というようなことを言いたかったのかもしれないと思いました。






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Last updated  2007.07.22 21:04:30
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