勝間和代さんの『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』(ダイヤモンド社)を読んでいた時、仕事でお世話になっている女性に、「勝間和代という人の本、何か読みました?」と聞くと、『勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド』(ディスカヴァー携書 22)を読んだということでした。
次に会った時、その本を持ってこられ、「インディペンデントな生き方」の3条件を示され、 これ、「私出来ていると思う」と言われました。
その時は、よく分からなかったので、本屋に行って本を見ました。
この本は、勝間和代さんの原点ともいえる、最初の本『インディでいこう!』を手に取りやすい携書版として、再出版されたもののようです。
そして、最初の本ということで、まさに、<勝間和代入門書>とでも言える本でした。そこには、勉強法、時間投資、効率化、お金に関することはもちろん、じょうぶな心の作り方、いいパートナーの選び方まで、勝間和代さんが実践してきたすべてが公開されています。それで買って帰りました。もう1冊読んでいたので、読みやすくてすぐに読めました。
「インディペンデントな生き方」の3条件とは、次の3つです。
1 年収600万円以上を稼ぎ、
2 いいパートナーがいて、
3 年をとるほど、すてきになっていく
確かに、彼女、この3条件、かなえているな、と思いました。
(彼女は、このブログを見てくれているので、ちょっと書きにくいのですが)
本書では「インディ」の対義語として「ウェンディ」という言葉が載っています。ピーターパンに出てくるウェンディのように独立する事を避け、いつまでも子供のようにいたい依存的な女性をさした言葉として定義されています。
そうした「ウェンディ」な女性から、「精神的にも経済的にも周りに依存しない」独立した「インディ」な女性にそうすればなれるか、という本です。
最近は、「インディ」な女性増えたと思いますが、若い女性が、この自覚を早くもつこと、が大切だと思います。
もちろん、本をよむだけでは、「インディ」になれないでしょうが、まず、まず読んで自覚し、そして、自分なりの実践をしてみることです。
と、えらそうなことを書きましたが、自分はどうだったか。
この本では、男の年収は1000万以上でないと、認められません。
「インディ」な女性が、いいパートナーとして認める条件も年収1000万の男性です。
私は、どうも「ウェンディ」的に生きてきたようです。
いまさら反省しても遅いかもしれませんが、せめて「年をとるほど、すてきになっていく」努力をしたいと思います。
ところで、勝間和代さんは、印税の一部をアフガニスタンの学校建設やスーダンの衛生教育に与えられるなど、社会支援に提供されていています。
また、この本を購入した方には、インターネットで、勝間さんに相談できる権利(1回)が与えています。
こういう試みを含めて、勝間和代さんは、テレビに雑誌にWebに大活躍ですが、確かに、すごい女性だと思います。