美作(みまさか)

2009/06/23(火)21:05

ヤマモモ、イヌビワ、柊の実

花(26)

 「やまももの 落つる音無し 五月雨」松尾芭蕉    中央公園のヤマモモの木に実がなっています。  6日の日まだ、みどり色だったので、今日行ってみました。  雨に打たれて、たくさん落ちていました。  もう黒ずんだ実もありました。   ヤマモモは、公園の木や庭木だかけでなく、街路樹にもなっています。  街路樹のヤマモモは、実が落ちるのを嫌って、普通、雄木だけを植栽するので、実がならないのだそうです。  ヤマモモの街路樹をみかけて、実がなるのを待っていても、実はなりません。  どのようにして結実するかというと、風媒花です。  風によって雄木から花粉が運ばれ雌木が結実します。  ヤマモモの花粉飛散距離は20~30kmとも言われます。 実は、直径が1センチくらいの小さな実です。  木イチゴの表面にも似たもっと小さな粒がたくさんついていています。  食べられるよ、と言われたので、もぎって食べてみました。  甘酸っぱい味がして、わずかに苦みがあります。そして、種があました。  たくさん取ってジャムにすると美味しいよ、と教えてもらいました。 少し歩くと、イヌビワの実がなっていました。  これも、雌雄異株です。  くわ科いちじく属です。そのいちじくを小さくしたような1cmちょっとの実がなります。夏から秋にかけて熟すと黒くなり食べることができます。食感、味はいちじくと同じだそうです。 その近くに、柊(ひいらぎ)の実がありました。  まるでブドウかブルーベリーのような実ですが、こちらは食べられないそうです。

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