友と語らん
鈴懸の径
通いなれてる
学校(まなびや)の街
「鈴懸の径(すずかけのみち)」。昭和17年に佐伯孝夫が作詞し灰田有紀彦(灰田晴彦)が作曲し弟灰田勝彦が昭和17年に歌ってヒットした歌謡曲です。
どんな曲か思い出せませが、「鈴懸の径」という言葉には覚えがあります。
通常プラタナスと呼ばれます。
プラタナスは、スズカケノキ(鈴懸の木),アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸の木),モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)の3種類があります。
「鈴懸の木」というのは,落葉後に集合果がつり下がっている様子をたとえたものです。
3種類、それぞれ実のなり方が違います。
スズカケノキは果軸に 3 ~ 5 個つきます。この種類は少ないです。
アメリカスズカケノキは果軸に 1 個ずつつきます。
モミジバスズカケノキは、集合果が果軸に 2,3 個(まれに 1 個か 4 個)つきます。
日本で街路樹などに植えられいるのは、ほとんどモミジバスズカケノキの木です。
そしてこのプラタナスの街路樹も新宿御苑から始まっています。
新宿御苑のプラタナスは明治30年に種子を輸入し栽培をはじめ、明治39年に東京市より街路樹の研究を委託され、切り枝を東京市に提供しました。
新宿御苑のフランス式整形庭園には総勢156本のプラタナスの並木があります。
秋深まると、黄金色に染まります。