2023/11/22(水)22:02
オノマトペの楽しさと難しさ
日本の漫画はコロナから世界に、
一気に広がりを見せ、
いまや日本文化に欠かせないものの一つになっています。
その昔からジャパニメーションと言われ、
アニメやコミックは世界で認められています。
そんな中で話題に上がるのがオノマトペ。
擬音などはどこの国にもあり、
日本より多い国もあります。
中でもオノマトペが多いとされる韓国の縦式マンガは、
世界でトップだと言います。
スマホの時代になって、
webコミックが人気になり、
メディアの中でも、
日本式の漫画は時代遅れと表現されることも………
これも時代の流れなので、
いつまでペンで描くの? という事なんでしょう。
もちろんwebに移行されている作家さんもいますし、
その流れからなのか、
引退された作家さんも見かけるようになりました。
ただ、日本のコマ割り漫画は、
見開き部分でもオノマトペが活躍しています。
種類も使い方も、
バラエティに富んでいるからなのか、
古い人間の私はやはり縦式は苦手ではあります。
そんなオノマトペ。
・雨がしとしと降っている。
・雨がザーザー降っている。
・雨がポツポツ降っている。
同じ雨の降り方でも、
表現の仕方が多く、
ストーリーも違ってきます。
マンガの一コマの中でも、
水遊びがあれば、
バシャバシャ、じゃぶじゃぶなどの言葉が、
絵の中に組み込まれることが多いです。
この擬音が複雑で海外では訳しにくいのだそう。
さらにはこのオノマトペの使い方で、
ワンシーンの動きに色んな広がりをもたせられます。
これが日本の漫画の面白さであり、
多くの言葉を使い分ける日本語の楽しさなのかもしれませんね。
あまり気にせず読んでいる小説でも、
○○さんがパクパク食事をしていると、
○○さんがガツガツ食事をしているでは、
想像するシーンが違ってきます。
日本語ならではのオノマトペの使い方。
文章を書く時には悩みの一つですが、
物語が多く浮かんでくる面白さでもあります。
皆さんはどうでしょう。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
いつもテディに会いにきてくださり、ありがとうございます。
テディは2020年にお星様となりました。
今までテディを可愛がって下さり、
本当にありがとうございました。
テディの歴史に、
ふらりと立ち寄って、笑っていただけたら嬉しいです。