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先日、ある人がこんなことを言ってました。それは、
「東京は、人と人とのつながりがうすく、子育てがしにくい・・」と。 その人が言うのは、多摩センターなど私が住んでいる地域は、なんとなく人と人とのあったかみが足りないというのです。そうかなあ、と思ったのですが思い当たるところもあります。以前、浅草近辺の下町に行ったとき、狭い路地で小学生くらいの子供たちとお年寄りが何やら路上で一緒にあそんでいた光景を 見た時、多摩センターエリアではこういうのないな、と思ったからでした。 その人は札幌出身です。年がずいぶん違うので、その人が過ごした札幌と、私が過ごした札幌は風景もイメージも異なります。 私が幼少期すごした札幌は、家の裏は牧場で牛がいて、沼地があってSLが時々のんびり走っていました。その方の札幌はすでに近代化が相当進んでいました。その人がこういったのです。 「深夜遅く、雪がしんしん降り注ぐ中を歩いていると、静かな雪からパワーをもらっているような気持ちになる。木が話しかけてくる気がする。自然に守られているそんな北海道の雪が好きだった」 その話を聴いていた時、そうだった、冬の北海道はそんな感じだった・・・・、というイメージと感情が私の中に蘇ったのでした。北海道の雪はサラサラなので、粉雪のように降り積もるのです。静かな深夜を歩くと、雪がキュッキュッという音がするのです。 そんなイメージが蘇っていると、何やらその人との絆が深まっていくのを感じました。 イメージと感情を分かち合うと、絆は深まるのですね。 余談ですが、「その人」とは私の奥さんです。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.12 14:09:47
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