うつで仕事を辞めたい、うつの苦しさを解消したい、気持ちを脳科学メンタル心理セラピーで解決するブログ　

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• 科学とスピリチュアリティ

  先日、私のセラピーの先生である、筑波大学・宗像恒次先生より面白いことを聞きました。以前にもこのブログで書きましたが、人というのは一種類の細胞、遺伝子ではできておらず、他者の細胞・遺伝子が混ざっっているという理論をマイクロキメリズムというのだそうです。生まれた赤ちゃんを調べると、リンパ節では１００万個あたり、１０５個の母親の細胞遺伝子が混ざっているという論文が発表されたのだそうです。子供が生まれたあとなのに母親のリンパ節には、１００万個当たり１９０個の子供の遺伝子細胞が残っている。ということは、母親が流産した子がいると、その流産した子の細胞遺伝子は、母親の体に残っているということ。そしてその子の、細胞遺伝子は次に生まれた子の中にも残っているということ。こういうことを、この論文は示しているのだそうです。そして驚いたのは、３世代前の細胞遺伝子が残っているという研究論文があるのだそうです。つまりたとえば私だったら、おじいさんおばあさんの細胞遺伝子が明らかに、私のどこかの臓器に残っているということ。この理屈で行くと、１０世代前の先祖の細胞遺伝子が私たちの体のどこかに残っていることもありうるということ。実際、１０世代前の人が生きているわけはないので、研究できないみたいですが、しかし日本でも名家であれば何百年前年前の墓が残っている家だったら、墓の中の人の細胞遺伝子を調べるとその今生きている子孫に残っていることがわかるだろうということ。世代間でキメラ細胞は伝達されるということなのだそうです。今、この子が自分の子のかどうかを調べるDNA鑑定というものがありますが、おなかの細胞を取って調べたら確かにDNAは一致するが、他の場所を取ったら一致しないということがあるそうで、これなどは人間とは、一種類の遺伝子細胞からできている、という立場にたっているから意味不明になるのだそうで、人間とは他者の細胞が入り交ざったモザイクでできている、というマイクロキメリズムの立場で行くと、あたりまえのことなのだそうです。ということは、今まで自分とおもっていたものは実は自分ではない・・・、ということになるのですね。自分とは、たくさんの他者の寄せ集めでできている存在、ということ。しかも、何十世代どころか無限に過去の先祖や、この世に生まれてこなかった生命体からの細胞遺伝子情報をももった存在だということ。これってスピリチュアルな立場の方がよく言ってきたことではないだろうか。人には目に見えないものからのメッセージが伝わってきている。この意味が、だんだん科学的にはっきりしてきたのですね。

  2011.10.02

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• その悩みは意味があるのか

  人の支援することが好きな人にとって、大きな落とし穴は、「救世主」症候群です。　私も時々そういう状態にはまるときがあります。「役に立てなかったかな・・」と感じると、しらないうちに自分を責めるのですね。これを読んで、「え？　なんのこと？」とおもう人は、救世主症候群の傾向が強い人・・・、だと思います（笑）。人は誰しも、自分自身のことってわかりづらいですから。人の役に立ちたい、人を助けたい、という欲求は尊いものでもありますが、自分が負う責任と相手の負う責任の境界線があいまいだと、自分を責めたり、相手を責めたり、してしまうんですよね。　私も以前、いろいろなことを相談していた相手から、とつぜん怒られたこという経験があります。「あなたは人のアドバイスを実行しない」と。その時は、たしかにそうだな、とおもって自分自身を責めたのですが、ふと考えてみると、その人は「役立ちたい」という気持ちが強すぎるので、役立っていないという現実を見ると、怒り、そしてしらけてしまうのだな、と・・。　救世主症候群が、あるのだな、とおもったのです。でも、言わないですよ。さすがに言うと悪いので。でも、救世主症候群が強い人は、こんなふうに怒ってきます。　わたしが「相手の役に立てなかったかな」と自分自身を責めた時は、助けたい、役に立ちたい、という思いが強すぎたのですね。こちらの貢献を生かすかどうかは、その人しだい・・・。そういうスタンスをつい忘れたとき、不必要な悩みの中に入ってしまいます。　根底にあるのは、「自分自身が認められたい」という欲求です。　役に立ちたい、という思いは、自分自身が認められたい、という自己満足の欲求があることがあるのですね。　どう受け取るかは相手次第、という前提があれば、自分はやるだけやった、というフラットな視点に戻れるのだと思います。

  2011.10.01

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• 二つの癒し

  セラピーを行っていると、セラピーを受けに来る方には２つのタイプの方がいることに気づきます。それは、癒されたい人、と、解決したい人、です。癒されたい人のニーズは、聴いてほしい、わかってほしい、ということです。もちろんそれだけ今までつらかったのだと思うので、聴くようにしていますが、実は、こんなことを言うと驚かれるかもしれませんが、いくら聴いても解決しないことが多いのです。なぜなら、わかってほしいという愛情飢餓感は、ものすごく小さいとき＝３歳以下のころから、続いていることが多いので、いくら聴いても「果てしない」のですね。よってすごく時間がかかりますし、もちろんそれでいつか解決に至ることがあることはわかっているのですが、時間とお金が相当かかるので私の場合は、解決することを提案します。解決するというのは、なぜ、こんなに聴いてほしい、わかってほしい、という欲求が強い自分なのか、ということの原因を見つけ解決するという考え方です。または、その飢餓欲求は、自分自身で「満たす」ことができるのですが、その方法をお伝えし、自分で使えるようにご指導する、ということです。前者の方法は、受動的な癒しで、後者の方法は能動的な癒し、なのではないかと思います。私自身、対人恐怖が強い時は、わかってほしい、癒してほしい、助けてほしい、などどいう気持ちを誰かに、「察してほしい」思いでいっぱいでした。そして、いつまでも察してもらえない、不満、怒り、絶望、無力感、などの気持ちでいつもぐるぐる回っていました。その気持ちは、確かに大切な気持ちですが、自分自身で満たす方法があることに気づいてからは、とても気持ちが安定するようになりました。でも、あまりにもつかれている時は前者の癒しも必要ですね。でも、体力が回復したら、後者の問題解決をするという能動的な癒しがおすすめです。

  2011.09.28

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• 前進の意欲と、振り返り

  先日、今一緒に仕事をさせていただいている、産業医の先生と打ち合わせをしました。その方は私のところに、うつで仕事を休職しているビジネスマンの方をご紹介くださっているのです。　私の役目は、復職できるように面談セラピーを行うことです。この数ヶ月で彼のほうから２１名が紹介されてきましたが、セラピーを行った結果、どうなったのだろうと思って、先生に聞きにいったのでした。結果は、２１名中追跡不明が２名（産業医の方の担当から外れた）、１名はクライアントの方にセラピーを受けたいという動機がなかったのでセラピー未実施（よって結果はでていない）。よって有効回答数１８名で計算すると、その中の４名の方は私のセラピーが合わなかったと回答、そして残りの１４名は、順調に回復、ということでした。　しっかり受けてくださった方の中で、１８名中１４名は順調に回復。改善率は７７．７パーセント。　この数字を見て、私の率直な感想は、お役に立った人がいるんだなあ、といううれしさ、と、合わなかったという人には今後、どう改善していったらいいのかな、という反省。　人間のやることなので完璧はないとしても、でも、イチローだって試合後には毎日ロッカールームで振り返りをしているらしい。私自身もそういう人でありたいな、と思いました。

  2011.09.27

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• ○ ○という欲求を満たすと、一瞬で幸せがやってくる.

  つい先日、東京にはものすごい台風がやってきて、ちょうどそのとき私は大阪に行こうとしていました。それは、某企業の研修があったからです。企業に行くと、多くの方が自分にはどうにもならない、という理由がたくさんの不満を抱えていることがわかります。その不満の原因は、かなりの場合たったひとつの理由に絞ることができます。それは・・・、「自分を認めてもらえない（＝自分を認めてもらいたい）」という欲求です。たとえば、「なぜ上司はもっと話を聴いてくれないんだ」という欲求は、自分をもっと受け入れてほしい、つまり自分を愛してほしい、認めてほしい、という欲求です。また、部下はなぜもっとやる気を出さないんだ、という欲求は、もっと自分の考えをわかってほしい、つまり、自分を認めてほしい、という欲求が根底にあるのです。認めてほしい、という欲求は、実はもっとも大きな悪性のストレスを自分にもたらします。なぜなら、認めるかどうかは、相手が決めることで自分自身では見通しがつかないからです。見通しのつかない欲求を持ち続けることは、ものすごいストレスをもたらすからです。今までの経験で言うと、多くのビジネスマンのストレス（メンタルヘルスダウン）の原因はここから来ています。しかし、この「認めてももらいたい」という欲求を満たす方法が、実はひとつあるのです。多くのビジネスマンには知られていませんが・・・。それは、「認めてもらえないだろうけど、こういう気持ちがあるので、言うだけ言いますね。でも、本当は認めてもらいたい気持ちがあるので、これも言うだけ言いますね」と、自分自身の声に出すこと、なのです。なぜ、声に出すことでこの欲求は満たされるのか・・・。それは、声に出すことは、自分で自分のその欲求を「認める」ことになるからなのです。多くのビジネスマンは、どうせ認めてもらえないから、という理由で、言葉に出すことを止めています。すると、怒り、悲しみ、不安、などのマイナス感情が、胸の中でずっとくすぶり続けるのです。これにやられています。認めてもらえないから言わない、ではなく、認めてもらえるかどうかはわからない、のです。でも、言うだけ言うのは自由なのです。自分自身に自由を与えることは、自分を解放することになり、それでストレスが消えるのです。アサーション（適切な自己表現）でもありますが、アサーションよりも奥が深いと私は思っています。自分の魂の声を自分で認めること。だからこそ本当に自分が言いたいことは何なのか、とつかむこと。このことで、ココロは解放され、とっても気持ちが楽になっていきます。今回行った研修でも、８割以上の方がそういう感想をアンケートに書いてくださいました。このことが多くのビジネスマンに伝わればいいな。そうしたら、もっと楽に仕事ができることに気づいてもらえるな、と思います。すこしづつ広げていこう、と思っています。

  2011.09.26

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• 日本人の思考の特徴

  原発放射能のことで、私も子をもつ親として３月以降、ずっと気にしていたのでした。で、インターネットであれこれ調べ、おおよそ次のようなことがわかってきたのでした。・ 年間１００ミリシーベルトまでの放射能については、体に異常が本当におこるのかは、医学的には諸説あって立証されていないようだ（間違っていたらおしえてください）。・ しかし日本では、今年の３月までの間は、海外での様々な慣例を採用し、年間１ミリシーベルトを国内法として定めてきた。そしてそれを長年、守ってきた。それが突然、今年の３月以降、政府をはじめメディアでも様々な専門家という方々が、「100ミリになったって、全然心配ないですよ」と言い始めた。それまでは、１ミリです、と言ってきたのに、突然。私は、それ以来不思議に思ったのでした。健康上の問題は、確かにまだ不確定なことが多いかもしれない。でも、法律なのになぜ、守らなくてもいいだろう、という発想に変わってしまうのだろうか・・・。　私はこのことについて、国の機関などに時々電話して直接聞いてみたのでした。子供の将来が心配ですからね。　そこで驚いたのは、多くの役人たち（国の官僚であっても）は、１ミリシーベルトが国内法だ、ということをほとんど知らないか、知っていても「健康上、問題ないのですよ」という発言をするのでした。　問題は、そこではなく、１ミリは国内法なのになぜ守らなければならない、という発想にならないのだろうか、ということです。これは多くの市町村なども同じように思います。思いついたときに時々電話するのですが、市町村では「なぜ法律を守らないのですか」という、この問いに明確に答えられたところは今のところありません。　今、企業ではコンプライアンス、などということを盛んにやっています。法令順守、です。法律を守れ、ということです。　　でも、そういう立場の人でも放射能の話になると、「でも、健康上、問題ないんでしょ」という話にすり替わっていることが多いように感じます。　そうではなく、法律を守らなければならない、という発想にならないのはなぜなのだろう、と感じることが多くあります。　私は思うのです。私たち日本人は、周囲の反応によって自分の意見を変えてしまう傾向を持っているからなのではないかと思うのです。　周囲の雰囲気が放射能は体に悪い、というムードになると、「確かにいかん」となり、周囲の雰囲気が大丈夫ですよ、となると、「大丈夫ですよ」となってしまう。法律なんだけどな・・・。法律ってそんなことに左右されることじゃないと思うのだけど。　驚いたことに、一般人が言うのならまだしも、国の機関や地方自治体の行政を預かっている人々も、こういう発想になってしまうのです。私の今までの経験では。一応、日本って法治国家じゃないのかなあ。なんで法律が関係ない話になってしまうのか。　お上の意向に弱いということなのかもしれませんね。だから役人は、法律上問題だということは知らないはずはないと思うのですが、お上がそういうのならそうだ、となってしまうのでは？　これはよくない、と私は思っています。　私たちは、普段法律で裁かれるのに、法が関係ない世界があるようなもんだと感じます。　特に放射能の場合は、長年研究されてきて、いまだ体への影響はわからないけれど、そういう場合は安全を考えて年間１ミリシーベルトにしよう、ということで決められた法律ですから、かなり議論を尽くされてきたようです。　それなのに３月１１日以降はその法律が、まったく関係ないかのようになってしまっているように感じます。変わりみが早いといえば早いのですが、これは良くないんじゃないかな、と感じます。だって、今の科学では放射能の影響はたしかにわからないのだろうけど、だからこそ安全策をとって１ミリにしようと決めたのに、将来研究が進んで本当の害がわかったときに、「あのときの科学ではわからなかった」では、済まされないのだから。それを見据えているからこそ、１ミリシーベルトと決めたのではないかと思うのです。今日はまじめに書いてみました（＾＾）。

  2011.09.24

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• 緊急時の乗りきりかた

  一昨日、ものすごい台風が東京にきましたが、ちょうどその日の夕方、大阪に出張しようとしていて東京駅にいたのでした。結局、東京は台風直撃で新幹線は運行中止。そして、大混雑の中、もみくちゃになりながら何とか、そこを脱出。近くのホテルに駆け込み、次の朝、６時発の新幹線に乗って大阪での、１０時から開始の企業研修に間に合ったのでした。　と、ざくっと書きましたが、実際はすごく大変だったのです。新幹線が運行中止になったとたん、その場にいた膨大な数の人々は、いっせいにその日のホテル確保に走り、あっという間に都内のホテルは満室。「なんとかなりませんか。なんとかなりませんか。明日大阪で仕事があるんです」と、旅行代理店の人に頼み込み、なんとか一室確保。　ほっとして、ホテルに移動しようと思って地下鉄にのったら、人が殺到して運行中止。超満員のホームでじーーーっと待つこと１時間。さすがに耐えられないと思って、地上に出たら、風速３０メートルの猛烈な豪雨。　と、そこに突然、お付き合いのある会社の方から電話。「大阪に行くと言ってたけど、だいじょうぶ？　　そこの駅だったらひと駅でうちの会社だからおいでよ」と言っていただき、その会社に何とかたどり着いて、台風が過ぎ去るのを待ったのでした。スーツはもちろんぐちゃぐちゃです。でも、ふうーーーーーたすかった。（笑）しかしまだまだ試練は続きます。雨宿りのあと地下鉄が動き、何とかホテルのたどり着いたとおもったら、始発の地下鉄ではＡＭ６時発の新幹線に間に合わないことが判明。タクシー会社に電話してもどこも通じず、やっとのことでつかまえて、次の日東京駅に行ったら、富士山のそばの川の増水で、新幹線がうごくかどうかわからない、とのこと。動いたとおもったら、減速運転。予定時間通りに大阪に着くかどうか、わからないとのこと。結局、研修会場に着いたのは、研修開始１０分前でした。（笑）そういえば３／１１の大震災のときも、東京のど真ん中で被災し、帰宅難民になったのでした（笑）。こういうことを２回も経験すると、さすがにサバイバル力がついたなあ、と実感します（笑）。その瞬間、一切のルールがなくなり、すべてのものがぐちゃぐちゃになりますからね。　で、ふりかえってみて、なんで何とか乗りきれたんだろうと思うと、やっぱり人に助けてもらえたから。こういう状況になると、皆やさしくなるんですよね。　３／１１の大震災のときもそうだったけど、大混乱のさなかでは最初人はあせっているのですが、そのうち皆、まあしょうがないな、という感じになってきて、助け合う感じになってくるのですね。　大混雑の電車の中でも、まあお互い様ですよね、という感じで人が人に優しくなる空気が流れます。そういう雰囲気の中にいると、状況はひどいのだけれど、まあいいかなって思えてしまうのです（笑）。人ってやさしいなあ、ということを感じるのです。　普段ビジネスやっているとなかなかこういうことを感じる機会はないのですが。　ということは、今受けている環境に中に、身をゆだねてしまう、ということがひとつの対処法といえるんじゃないかな、という気がします。

  2011.09.23

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• うれしかったこと。その２

  先日、私が所属しているヘルスカウンセリング学会の年に一度の学術大会に行ってきました。学術大会とは、仲間のセラピストたちがこの１年間の実践や研究結果を発表する場なのです。発表すると行っても、大学院に行って深く研究している人もたくさんいて、本格的な発表です。私は、ただ見ているだけでしたが（笑）。そこで、とってもうれしい発表があったのでした。なんと、あるセラピスト仲間が発表したことなのですが、ある大企業でうつ病で休職した人へのセラピーを何年かにわたって行っているのですが、ある期間にわたって調査したところ（実際は３年半）、その間に、初めてうつになって休職して復職した人で、再発した人が０パーセントだったというのです。この企業の産業医の方が、ある業界雑誌に発表したのでした。この企業には実は、セラピストとして私もかかわっていたのでした。もちろん何人かのセラピストで行ったので、私が担当した人は全体のごく一部ですが、それにしても、再発率が０パーセントとは！！！すごい！！　素直にうれしいなあ、と思ったのでした。こういうのを聴くと、モティベーションがあがるなあ。

  2011.09.20

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• とってもうれしかった電話

  最近、知り合いのＡくんから電話がかかってきました。プライバシーがあるので、Ａ君がだれかはわからないように書きます。実は、彼は私と非常に近い関係です。その彼は、中学生のころから７，８年くらいひきこもりでした。お母さんが、その１，２年前に亡くなったのです。以来、ずっと気になっていました。実は、今から３年位前、彼のお父さんから電話があり、「息子が死にたいと言っている。なんとかなりませんか」とのことで、彼に面談しました。こんなことを言ってました。「オレなんかくずだ。生きててもしょうがない」心理テストをやると、自己否定感尺度という心理テストは２０点満点中、２０点でした。この尺度は、１０点以上取ると自殺願望があるといわれているのですが、かれは２０点満点でした。なんとか支援したい、と思いました。君には価値があるんだよ、とそのことに何とか気づいてもらえないかと思って、セラピーを４回ほど行いました。するとなんとか元気になり、引きこもりだった彼が、自分一人で本屋に行ったり、ＣＤを借りに行ったり、ができるようになりました。「よかったあ」と思いました。とにかく「死にたい気持ちがなくなった」のです。でも、今度は、何をすればいいのか、に悩んでいる様子でした。中学からずっと学校に行ってないのですから、当然です。またいまひとつ、なにかに踏み出せない様子でした。そこである本を渡しました。本田健の本で、たしか「２０代にしておくべきこと」というようなタイトルだったと思います。それからしばらく月日がたちました。そして数日前、彼から電話が来ました。私「どうしたの？」彼「お礼がいいたくて・・」私「なに？」彼「最近、調子が良くて、だんだんいろいろな人に会って、話を聴きたいなと思えてきて・・・。だから、知っている人がいてこれだと思う人を紹介してくれませんか」耳を疑いました。これが、ひきこもりだった人の声なのだろうか・・・。彼「あなたには、本当にお礼が言いたいのです。ぼくがこんな気持ちになれたのは、あなたの存在がぼくにはとても大きかったから・・・。ありがとう。でも、残念なのは、僕にはお礼を形にするすべを知らないのです。　なにか渡すとか・・・そういうことが・・・」思わず涙が出ました。私「いいんだよ。そんなことは・・・・・よかったね」彼のお母さんは私が良く知っている人です。彼のお母さんは、小さかった彼と彼の弟を残してこの世を去ることがさぞかし無念だったことでしょう。そしてあの世から、彼の引きこもりを見て、死ぬ寸前まで行った彼をみて、とっても心配だったんじゃないだろうか。よかったなあ。これで彼のお母さんも安心だろうなあ。彼はぼくに近い人だったから、余計にうれしかったのでした。

  2011.09.16

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• 人の感情と体の反応

  自分自身の感情は、自分自身が自分らしくたのしく毎日を過ごしているかどうかのバロメーターですけれど、自分自身の感情にだんだん敏感になってくると、自分自身の体の反応にもよく気がつくようになりますね。今朝方、布団の中で妙に肩がすごく凝っていたのです。それで朝方に目が覚めました。「いてててて、これって何なのだろう・・・・」で、すぐ原因がわかりました。今日中に終わらさなければならない仕事があったのです。それが憂鬱だったのですね。「あああ、やりたくない。めんどくさい・・・」その気持ちが肩の凝りに出ていることに気がつきました。もっと言うと、だからこそ早く終わらせたい、というあせりやパニックみたいな気持ちがあるのですね。だから、筋肉が緊張して肩が凝る。そのとき、思ったのです。「まあ、時間がかかるものはしょうがないじゃないか。早く終わらせたい、と言ったって、時間がかかるものはかかる。つまり、開き直って、その仕事に縛られることを受け入れるか・・・」と。体が拒否しているから、緊張すると思ったのですね。受け入れれればいいや、と思ったら、そのままうとうとし寝てしまいました。そして、１，２時間寝て起きたら、肩の凝りは消えていたのです。体って正直なものですね（＾＾）。

  2011.09.11

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• プレゼンス

  先日、友人の紹介で大須賀　克己さんというカウンセラーの方とお会いしました。７０代の方ですが、とても気さくな方で同業の先輩のお話を聴きたいなと思ってお会いしたのです。この方にお会いしたいと思ったひとつのきっかけがあります。ちょっとびっくりしたことを友人から聞いたからです。それは・・・、大須賀さんは、「ロジャーズ」に直接教えを受けた人だ、ということです。ロジャースというのは、知っている方は知っていると思いますが、相手の話を傾聴するという、今日広く広まっているカウンセリングのスタイルを、今から数十年前に作った人です。１９６０年代に、ロジャースが日本に来たときに初めて出会い、それから渡米して彼の教えを直接受けた、とご本人が言っておられました。すごいなあ、と思いました。どうしてそう思ったのかというと、直接教えを受けたというのは、本に載っていないようなロジャースの感覚をも受け継いでいるだろうな、と思ったからです。私もＳＡＴセラピーの開発者である。筑波大学の宗像恒次教授に１７年も直接教えを受けていますが、直接教えを受けていると、理論ではないいろいろな感覚を教わります。私が宗像教授から教わっている本には乗らない感覚とは、「すべては直感がベースだ」ということです。大須賀さんにもそういうことを聞いてみたかったのです。で、ひとつ聞いてみたいことがあったのです。それは「プレゼンス」ということ・・・。ロジャースの晩年の本を読んでいたら、こんなことが書いてあったのです。「カウンセリングにおいて一番大事なことがプレゼンスだ」と。プレゼンスってなんだろう。とずっとわからないでいました。で、質問してみたのです。大須賀さんはこう答えて下さいました。「ただ、そこにいる（プレゼンス）だけで、クライアントは勝手に変容する、という意味じゃないかと私は思ってるんですよね」・・・と。へえ、そうだったのか、と思いました。すごいなあ、晩年のロジャースはそういう感覚で、カウンセリングをやっていたんだ。こういう話って、なかなか本ではわからないものですね。やっぱり直接教えを受けた人ならではのお話です。とても楽しい出会いでした。（＾＾）大須賀克己さんのＨＰ[日本グロースセンター]

  2011.09.09

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• 最近びっくりしたこと

  　文字に色を感じたり、形に味を感じたりする能力を「共感覚」というそうですが、私たち誰にでもがこの能力の可能性があると聞いてびっくり。私のセラピーの先生である筑波大学・宗像教授より習いました。人間ってすごいですね。ブログに詳しく書きました。・びっくりしたこと「共感覚」

  2011.09.08

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• ブログを１ヶ月ぶりに再開しました。無理せず続けます～（笑）

  ８月中はとにかく忙しくて、ブログを書いている時間がまったくとれないありまでした。と、言い訳をしまして・・・（笑）。でも本当に、睡眠時間が満足に取れないほどだったのです。なにをしていたかというと、わたしのセラピーの師匠である、筑波大学・宗像恒次教授と一緒に、職場の人間関係の悩みを解決するためのソフトウェアを作っていたのです。宗像教授の理論の中で、人の性格はＤＮＡで決まっている部分がある、というＤＮＡ気質理論というものがあって、それをもとに、アイフォンやスマートフォンを使って、自分自身と苦手な相手についての心理テストを記入してもらうと、その人との人間関係の悩みを解決するための、解決アドバイスを動画と音声でする、というシステムです。なにしろ２００パターンくらいの原稿を私が書いて、そして私自身が出演してしゃべったので、めちゃくちゃに大変でした。しかしやっと山を越え、このシステムは某企業（社員数２万人）に買っていただき、１０月１日からサービスがスタートします。楽しみです。この企業で私は電話カウンセリングをしていたのですが、職場の人間関係の悩みはこのＤＮＡ気質理論を使うと、２０分くらいでほぼ解決できることがわかりました。その経験を踏まえて作ったのです。＊この商品のパンフレットです↓追ってこのブログでも詳細をご紹介したいと思います。とにかく、ブログ再開です。無理せず疲れないように続けます～（笑）

  2011.09.08

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• 9月３日（土）「うつ復職支援フォーラム」がなんと、厚労省のＨＰで紹介されました！

  いやあ、まったくここ３週間くらいはめちゃくちゃに仕事が忙しく、まったく日記をかけない有様でした。今も夜中の４時です・・・・・（＾＾）。ああ、早く寝たい・・・。と、思っているのですが、今日はひとつうれしいことがあったので書きます。私のセラピーの先生である、筑波大学・宗像恒次教授と、産業医の清水隆司先生と私とで、9/3に行う「うつ復職支援フォーラム」が、厚労省のＨＰ「こころの耳」のメンタルヘルスイベント紹介ページに紹介されました。いやあ、びっくり。そしてうれしいな。こちらです↓。たくさん来てくれるといいなあ（＾＾）。＊働く方へ　＊事業者、上司・同僚の方へ　＊支援する方へ　

  2011.08.04

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• 心は傷つくとき、○○という感情がある。

  先週、先々週と仕事が非常に忙しく、このブログをなかなか書けない日々が続きました。加えて、心が晴れない日々が何日か続きました。それは、ある人からの指摘があって、そのことが心にグサッときていたからです。今までの人生でこんなに晴れない日が続くのは、そう何度もないことです。これは、なにかいろいろあるに違いない、と思い、やっと時間が取れるようになったおとといあたりから自分自身と向き合って見ました。そしてわかったことは・・・。その人の指摘がグサッとくるのは、自分の中に「罪悪感」という感情があるからだ、とわかったのでした。つまり、自分も自分自身をその人と同じように感じて、自分自身を責めている自分がいる。責めているのは罪悪感があるから。ということは、こんなことをする自分は良くない！　と知っている自分がいるということ。人間関係の中で、どうやら「自分だけは生き残ろう」という、思いがなぜか昔からあって、その思いに対して罪悪感を感じていたのでした。そしてそこを指摘されたので、グサッときた。自分の心っていったい何を思っているのでしょうね（笑）。でもここまでわかって、だいぶすっきりしたのでした。そして、次の段階は、どうして自分だけは生き残ろうと思ったのか、ということ。こんなことを思っている自分がいるだなんて、心はつくづくびっくりさせられます。でも自分自身なんですよね。

  2011.07.25

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• ネガティブな“察し”、ポジティブな“察し”

  先週今週は５回も研修があるのと、現在あるＩＴを使った「人間関係の悩み解決ソフト」作成のプロジェクトが進行中であるおかげで、ここ数日忙しい日々を送っています。ブログを書く時間もなかなか取れませんでした。　先週研修を行っていてふと思ったことがありました。もともと私たち日本人は、「本音を抑え察しを求める」というコミュニケーションをしますが、これは価値観が一緒だった一昔前ではうまくいっていたやり方です。現在では、価値観がバラバラなので「当然と思っていたことが当然ではない」ことが多く、察しのコミュニケーションは通じないのですね。察しのコミュニケーションは、もともと日本人が不安を感じやすいから、行われてきた、とも言えるのではないかと思います。本音で話をするのって、なかなか怖いことですよね。話がかみ合わない、という悩みを抱えている企業（企業だけでなく個人も）は多いですが、率直に本音を表現しあう、という訓練をするとだんだん話がかみ合ってきます。・・・・と、ちょっと前まではそう思っていました。というのは、率直なコミュニケーションが大事だ、という視点は変らないのですが、「察し」は、良い点もあるな、と先日気がついたからです。それは、子育てのシーンでふと思ったのです。生まれたばかりの赤ちゃんは、言葉をしゃべれません。今、おなかがすいているのか、ウンチをしたいのか、抱っこしてほしいのか、は、お母さんやお父さんに「察して」もらわないと生きていけないですよね。すると、察しとは、愛でもあるのですね。でも、「自分はきっとこう思われているに違いない」とか、「こういう時ってこういう風に感じるのは当然ですよね」という察しは、人間関係を複雑にし、自分自身のメンタルヘルスを変な方向に持っていくことにもつながります。周りの評価や見られ方を気にする察しは、自分自身の愛情飢餓感やトラウマが原点になっています。日本人独自のコミュニケーション法の「察し」は、デジタル時代の現代には、とても貴重な愛情表現ではないかと感じます。

  2011.07.20

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• 心理学と科学

  昔は、心理学と科学は別々のものだったのではないかと思います。よく「インナーチャイルド」という言葉がありますが、たしかにそういうことはあるだろうな、とは思いますが科学的にそういう存在があるのかどうかはわかりませんよね。しかし、科学も進歩し最近いろいろなことがわかってくるようになりました。たとえば、筑波大学の宗像恒次教授の説明では、私たちは受精した段階では８人に一人は双子だったという説を証明する論文が出てきたのだそうです。また、物質の最小単位は「素粒子」ですが、「電子」も素粒子なのだそうです。すると、こういうことがわかるのです。私たちのかなりの人は、生まれるときは一人で生まれます。しかしかなりの人はもともと双子なのです。どこかの段階で、片割れは流産します。と、いうことは・・・、その物質の痕跡は残るはず。私たちの目、鼻、皮膚、耳、などの感覚器は、神経の中で電子が移動して知覚します。その片割れの物質は、素粒子よりも大きな存在なので、私たちの感覚はそれを捉えているはずだ、ということです。つまり、胎児としての私たちは、片割れの存在を神経レベルでは知っているはず、ということになります。その胎児がかなり大きくなって流産した場合、私たちはどのような気持ちになるのか・・・。実は、私が「うつで休職中の方」に行っているセラピーでは、胎内期のイメージを変えるというセラピーを行いますが、皆すべて胎内期の記憶を再生できます。もともといた存在に出会うとき、多くの方はなんともいえない癒される気持ちを体験します。人間の心の不思議さは、これからますます科学的に説明されていくでしょうね。

  2011.07.14

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• トラウマが起こる正体

  先日、私のセラピーの先生のセラピーを見学していて、気づいたことがあった。それは、トラウマはそもそもなぜ残るか、ということ。一般的にはトラウマというと、震災や事故なでどで自分や他者の死の場面に遭遇したことがきっかけでのこる心の傷、と思われていますが、私の先生はそれだけでなく、心の本質的欲求が満たされなかったこと、という視点を思っています。たとえば、幼児のときはだれもが親に無条件に愛されたいものですが、死してくれなかった、という記憶があればその場面はトラウマ場面として心に残り、ひきずるということです。で、先生はそのときこういわれた。「トラウマとは、周りが傷つけたこと、という解釈がありますが、そういう側面はあるとしても、基本的には自分自身がそのときやるべきことをやらなかったために、ひきずった出来事である。（クライアントに向かって）あなたの場合、その場面では、どうこう行動すべきでしたたか？」「母に守ってもらいたかった。母に抱きしめてほしい、ともっと強く言えばよかった・・・」愛されることをまっているのではなく、愛してほしいことを表現する。そうすることで、本人が望む欲求を自分自身で満たすことができると、トラウマは消える、ということです。なるほど！！！自分自身にセラピーを行うとき、そして相手にセラピーを行うとき、ぜひ、この考えを活用してみよう！！！　と思ったのでした。結局のところ、自分自身で自分を助けられるんですね。

  2011.07.10

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• 引き寄せている事実を良く見ると、幸せの鍵が見えてくる

  自分自身が今、うまくいっているのか、いっていないのかは、今自分自身の身の回りに起こっている事実を見るとわかります。最近はどうも調子悪くて、人からあれこれきびしい指摘を受けることが続いていたのでした。最初は、「うるさいなあ、なんだこいつらは・・・」と思っていたのです。しかし、同じような指摘を４人くらいからされてさすがに、おかしいな、なんだこれは・・・、と思うようになりました。私の場合、人にアドバイスを求めてその後、自分自身で取捨選択してやることをきめるのですが、どうもこの過程で人から次々とクレームが来ていたのです。「なんだお前は、わかってないなあ」と。なんだこれは・・、と思っていました。さすがに自分自身でわからなくなり、妻に相談しました。すると、自分自身の盲点があきらかに・・・。「相談したのだったら、その後、このようにしました。どうですかね」と、報告するのが礼儀だ、と、妻は言ってくれました。アドバイスしてくれた人は、礼儀を尽くしていないから言ってきただけではなく、人と人との関係を作りながらやることが大事だよ、と教えてくれていたのですね。私は、アドバイスを聴いたら、あとは自分自身で判断して勝手にやればいいんだ、というふうにおもっていました。こういうところって、気づきにくいですよね。私の場合、これでいいんだ、鼻から思っているわけですから、何がわるいのかまったく気づかないのです。ただ単に攻撃されている気がして、「むかつくな～」と思っていました。むかつくというより、何人もの人から次々と攻撃されたように思って、ダメージが大きく傷ついていたのです。でもよくよく妻の意見を聞いてみたら、これは彼らのわたしへの思いやりなのですね。「じゅんじゅんを応援しているんだから、俺たちの真意に気づいてくれよ」と。愛があった。それがわかったとき、涙が出ました。この痛さの中には愛があったのでした。

  2011.07.07

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• 「うつ復職支援セラピー」に関する、無料配布小冊子アップ。

  現在、うつ病で休職中の方むけにセラピーを実施していますが、よく「どんなことするの？」と質問させるので、小冊子を作りました。関心持っていただける方は、ＨＰからＰＤＦをダウンロードしていただけるようにしましたので、どうぞご活用ください。無料で配っているので、必要な方にはお渡しください。内容につきましては、著作権がありますので商用利用の場合は、山本まで確認をとっていただきますようお願いいたします。山本潤一のＨＰ

  2011.07.06

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• あほという言葉が意味すること2

  前回のブログで、「あほ」と言われて自分の中のブロックがおきて傷つき、これは何だろう、と探っていました。それでわかったことがあったので、書こうとおもいます。結論から言うと、それまで「自分」だと思っていたものが、否定されたので傷ついたんだなあ、ということ。実は、自分自身が認めなければ心は傷つかないもの。なぜかというと、相手がいくら「あほ」と言っても、自分自身が自分をそう思っていなければ、べつになんとも思わないからです。私の場合は、傷ついた。ということは、私自身が自分のことを「あほ」と思っていたということです。それで、なぜ自分自身を「あほ」と思っていたのか。すると、不思議なことがわかったのです。それは、人目を気にして、人の評価を得るために目立とうとして行ってきた勉強、スポーツなど、様々な努力をしてきたわけですが、まだ足りない、まだできていない、とさんざん自分自身をいじめてきたのですね。そのときに自分自身が自分を責めている言葉が「あほ」だったわけです。で、そのときにこう思ったのでした。人の評価を得ようとしてやってきた自分は本当の自分じゃないのだから、その部分を責められたって、そもそもそれは本当の自分じゃないじゃないか、と。そして、自分じゃないものを追い求めてることにものすごいエネルギーを使ってきた自分って、そもそも「あほだよなあ～」と。いや、今まではこれでよかったのです。役立ったこともあったのですね。でも、今となってはそれは、「あほ」なことだよな、と。こう思ったら、なんかすごく納得したのでした。人の評価で左右される生き方ではなく、自分自身が大切にするものを追いかける、本当の自分らしい生き方をすることにさらに深くコミットするために、このブロックはあったんだね。今回、何日かにわたって心の不調が続いたけど、やっと心にお日様がさしました～（＾＾）

  2011.07.03

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• 心は傷つけられない。傷つくとしたらその原因は？

  先日、ある人から「あほじゃない？」といわれたとき、瞬間的にすごい怒りが出た。ふざけんな！！　と。自分でもおかしいなと思って現在、原因を深堀中。その人は、軽く言ったんだよね。でも、わたしはそうはとれなかった。自分の中で何か変な解釈があるのです。実は、相手の言葉で傷つくとしたら、それには原因があるのです。それは、「もともと自分を傷つけているから・・・・」と、いうことは・・・・。私自身がもともと自分を「あほ」だと思っているからではないのだろうか。それを内心思っていたので、言われたとき腹が立ったのですね。そっか～。これは、認めたくなかった（笑）。では何で、自分自身を「あほ」だとおもっているのか。現在調査中です。見えてきたらまた書きます。

  2011.06.30

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• 愛の得方のパターンが人間関係を決める

  私は人と付き合うときに、どこか深く付き合うことを避けている自分がいることを長年感じていました。なんでだろうな～、と思っていたけどなかなかわからないので、そのままにしていたのでした。そして先日その理由がわかったのです。それは，自分を犠牲にしないと、人と付き合えない、と思っている自分がいたから・・・。だからめんどくさいと思うのですね。付き合えば付き合うほど、自分を犠牲にしないといけないだなんて、やってられません。では、なんでこうなったのだろうか。それは、母の愛を得るためにそうしなければならないと思っていたから。父はいつも長期出張ばかりで、母はいつも一人で家にいました。そんな母は自分の寂しさを紛らわすために、私に深くかかわったのですね。そんな母の期待にこたえなければ愛は得られないと思ったわけです。自分を犠牲にすることで、愛を得ようとしていたから。人とつながるには、自分を犠牲にしないといけないという誤解はこうしてつくられたのでした。なんということでしょう。私は思いました。なぜ、母はこうなったのか。それは、母は自分の寂しさをどうすることもできなかったのだろうな、ということ。ふと涙がでました。母も一人の人間だったんだ・・と。親を許すとは、こういう感覚なのですね。人間関係の誤解がひとつ解けたと思います。　人とつながることは必ずしも苦しいことではない。苦しいときは、断っていい。自分はもともと自由なんだ、と。

  2011.06.28

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• 安らぎを実現する言葉

  昨日見たDVDは久々に衝撃がありました。それは、「THE　SHIFT」という映画です。主人公は、作家として成功を収めたけれどむなしさを感じ、自分の幸せを追求した結果、たどり着いた境地を説明している内容です。最近、私の周りではやっているDVDです。見ながらなんか懐かしい感じがしていました。なんでかな～、と思ったら、昔受けていたセミナーリーダーに雰囲気が良く似ていたのですね。ビジョン心理学のチャック・スペザーノ博士です。主人公が繰り返すとってもインパクトがあった言葉・・・。それは、「サレンダー」流れに身をゆだねる、ということ。主人公は「神にゆだねる」と言ってますが、私的には、流れに身をゆだねるとか、そういう感覚がしっくり来ます。また、「必要なときに必要なことが起きるようになっている」とも言っています。思ったのでした。ああそうだな。ビジネスにのめりこんでいると、つい結果を追うことばかりに目が行ってしまうので、人生を大きく捉える視点を忘れがちだよな、と思ったのでした。自分ひとりでなんとかしようと思うことが、幸せを遠ざけていく。「サレンダー」・・・。とっても素敵な言葉です。主人公がDVDの中で、「奇跡のコースを受けるといいよ」とさらっと言っています。これって、確かチャック・スペザーノ博士も勉強していたよなって思いました。そっか。だから雰囲気が似ていたのか～。

  2011.06.26

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• どうにもならない気持ちが続くときの突破法

  解決策が見つからずどうにもならないと感じるとき、どうしたらいいのでしょうか。いろいろなやり方があると思いますが、私は時々こんなやり方をすることがあります。それは、「誰かを攻撃する」ということです。もちろん、これはよくないなあ、とは思っています。自分自身の甘えだな、とも。でも、どうしようもないんですよね。八方ふさがりなのですから・・・・。このやり方はもちろん、副作用を伴います。相手から反撃が帰ってくるということ・・・です。でも、それから道が開けるのです。自分自身が痛むので改めて自分を見つめなおしたり、何かの状況が開けたりします。八方ふさがりではなくなるのですね。このやり方は痛いけれど、でもどうしようもないとき、にはおすすめです。ひどい自分を見るかもしれません。でも、根底には自分自身が成長したい欲求が隠れています。これがあるからこそ、やるということなのですよね。

  2011.06.24

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• 競争心が強いほど、愛がわかるという意味。

  ２０世紀は競争の時代でしたよね。切磋琢磨という部分もあったかもしれませんが、他人を蹴落として自分がのし上がる、落ちていった他人を見下し、優越感に浸る・・・。そういう生き方が正しいとされてきました。そして今、こういう生き方だと誰にも相手にされなくなり始めています。私はとても競争心が強かったので、２１世紀になってまさに相手にされない孤独を感じてきたのでした。競争する生き方とは、自分自身を見せない生き方です。知識をまとい、役割を完璧に演じる生き方だから・・・。内心、恐怖を抱える生き方です。なぜ、恐怖をそんなに感じるのか。それは、相手に認められたい、愛されたい、と強く強く願っているから・・・。なぜ、そんなに他者に強く愛されたいのか。それは、自分自身を愛せないからです。だからこそ他者から愛を与えてもらいたいと強く願う。でも、競争心が強い人ほど、実は「愛の人」なんですね。自分自身を心底、愛したいと願う人でもあるのですね。

  2011.06.22

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• 感情解放が人生を変える

  今生きることと、働くことが自分としてうまくいっているかどうかは、感情が教えてくれます。うれしいならば、自分自身はうまくいっています。なんとなくもやもやするならば、うまくいってませんよね。では即効で、自分の人生をうまくいかせるにはどうしたらいいのか。それは、計画を立てる、目標を作る、のではありません。マイナス感情を解放するのです。すると、瞬時に喜びの感情がわいてきて、自分自身がいいなあ、とおもえるようになるのです。一番早い方法ですよね。（＾＾）

  2011.06.21

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• 子供の成績が一番になる勉強法

  先日、友人で工務店を経営しているYちゃんの家に遊びに行きました。その人は、子供が6人もいる大家族です。一番上の子は中学一年生です。話していてびっくりしたことがありました。それは、子供たちは自分の子供部屋がないのです。そして、一番上の子は大広間で勉強しているのです。大広間は、テレビがついていたり下の5人の子供たちがギャーギャー叫んで走り回っているのです。そんな中で勉強していて、先日中間テストでは、なんと学年一番になったというのです。それも、500点満点中で4教科で100点を取って、あと１教科は９７点だったというのです。５００点満点中４９７点です。すごいと思いませんか。その秘訣は？？？その方いわくこういいました。「普段からうるさい環境にいると、集中力がつくんじゃないの？？」なるほどねえ、と思いました。実は、私の息子も中学一年生ですが、個室で勉強していると集中できないみたいなのです。ではどうやったら集中できるのか。それは、父母と一緒に食卓の上でいろいろなことを話しながら勉強すると、勉強がはかどるのです。これって不思議なことだと思いませんか？私などは、個室を与えられ一人でがんばる、という勉強に仕方をしてきました。でも、がんばってそこそこ成績はとっていたけど、とっても苦しかったのです。一人でがんばっていたから。たぶん、両親の一緒の空間でいると絆を感じられるから、勉強がはかどるのではないかな、と思います。雑談しながらだと、わからないところがすぐに聴けるのですね。一人だと、一度かべにぶつかったら一人で苦しむのですね。前からうすうす気づいていたけど、改めて目からうろこでした。

  2011.06.18

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• 相手の不満を2分で消す法

  先日、某企業で人間関係のセミナーをやっていたときのことです。２分間だけ、相手の今の「気になっていること」を聴く、という実習をしました。この手の実習はよくあるものですよね。そこで気がついたことがあったのです。それは、2分聴くと、ほとんどの人は満足するということです。長時間、話を聴けば人は満足しますよね。これはわかっていることです。ではいったいどの程度聴くと満足するものなのか、についてはまだあまり言われていないのではないかと思います。私は見ていて思ったのです。人は2分聴いてあげれば満足するのではないか、と。なぜ2分なのか。これは私の推測ですが、私たちは2分聴いてもらう人間関係は普段ないからなのだと思います。小さいとき、父母は2分間聴いてくれたのでしょうか。だいたい10秒くらいしゃべると、あれこれ注意がくるのではなかったでしょうか。上司は2分間話を聴いてくれないですよね。だいたい15秒しゃべれば話をさえぎられます。どの人間関係（たとえ親友でも）でも、2分間聴いてもらえるという人間関係はないのです。よほどこちらが特別にお願いすれば別だと思います。私はここに気づいたのです。ということは、2分間だけ聴いてあげれば、私たちは、だれかの特別な存在になるのではないでしょうか。たかが2分。しかしされど2分。2分はものすごい2分なのだと思います。

  2011.06.16

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• さみしい気持ちを一瞬で消す法

  私のメンターの一人に犬飼ターボさんがいます。ターボさんに会って、一番衝撃だったのは、さみしい気持ちを一瞬で解決する方法を教わったことでした。さみしい、という感情は「つながり」を失ったときの感情だというのです。にぎやかに友達と話していたとしても、実はだれともつながりを感じられないとしたら、心はさみしさを感じます。わかる話だなあ、と思ったのでした。孤独では生きていけないのですね。人は。ではどうしたらこのさみしさから抜けられるのか・・・。ターボさんはこう言ったのです。「意欲に気づけばいいんだよ」意欲？　　「そう。さみしいのはなぜか？　それは、つながりを感じられないから。ということは、本当はつながりたいと思っているから」「つながりたいと思っている自分がいると気づいたらどう？」なるほど！！　と思ったのでした。つながりたい自分がいるのか！！！意欲に気づいたとき、私のさみしさは一瞬で消え、エネルギーが沸いてきたのでした。この感覚、伝わるでしょうか。

  2011.06.15

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• 9/3(土)「うつ復職支援フォーラム」開催のご案内

  先日、このブログでご紹介しましたが、９・３（土）13時から、筑波大学教授でＳＡＴセラピー開発者の宗像恒次博士と、産業医の清水隆司医学博士、と一緒に「うつ復職支援フォーラム」というイベントを行うことになりましたが、その正式なチラシができましたので、アップロードしました。「９／３（土）　うつ復職支援フォーラムチラシ」今、うつ病の人は日本に数百万人いるといわれていますが、実は治るための非常にシンプルな秘訣があるのです。それは、「自分がたのしいなあ、と思えるように自分らしく生きること」ということです。そうすると、あっというまに治ってしまうのです。でも、「自分らしさ」がよくわからない、という方がたくさんいることが多いのも事実です。私が行っているセラピーは、「自分らしさ」を思い出し実践していただけるようにご支援するものですが、このフォーラムでは私が１７年間実践してきたＳＡＴセラピーの開発者であり、私のセラピーの師である宗像先生と一緒に講演させていただくことになり、非常に光栄な気持ちです。また、産業医の清水先生はお医者さんです。医者というと、薬だけでうつを治そうとするイメージがあるかもしれませんが、清水先生はまったく違います。自分らしく生きるとうつは治る、という部分にものすごく意見が一致し、2年前から一緒にお仕事をさせていただいている先生です。チラシにありますように、主催は「うつ復職支援フォーラム」となっていますが、共催として宗像先生の会社、清水先生の会社、私の会社が共催しています。ご都合のつく方はぜひいらしてください。・ 法人申し込み　5000円（７／３１までに申し込みは4000円）・ 個人申し込み　3000円　　です。

  2011.06.14

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• ネガティブ感情が解放されるとき、幸せな生き方・働き方が実現する。

  先日あるセミナーで、ある30代の経営者（男性）との出会いがありました。その方は、快活でとても素直な素敵な方なのですが苦しそうにビジネスをしている姿が印象的でした。セミナー参加の動機は、経営者ですからもちろん「ビジネスの発展」。なので、目標の作り方、ビジョンの作り方、ビジネスを発展させる考え方、など、セミナー中に積極的に取り組んでいました。で、ひととりメニューが終了した最後になって、その人はこんなことをぼそっと言いました。「いろいろな成功法則はわかった。でも、この苦しさは消えない。どうして自分の人生はこんなにつらいのだろうか・・・・」そのとき、私は直感的に感じたことがありました。それは、かつての自分自身も経験してきた気持ちでした。その気持ちとは・・・、自分を心底守ってくれる人は誰もいない。だから、何があっても自分ひとりでがんばり続けなければならない・・・。しかし、今、がんばってもがんばってもどうにもならない。でも、とにかくがんばるしかない、でも、苦しい。どうしていいのか、もうわからない、という気持ちなのでした。私はその人に言いました。「こういう気持ちある？」その人は言いました。「あります。とっても」。その人の目は潤んでいました。「誰も守ってくれる人がいない、って言うのは、妄想かもしれません。　かつて僕は、　同じようにはまったとき、皆の前で自分自身の今の苦しさ、そして学んでいるのに改善されない、情けなさ、一人だけ取り残される惨めさ、の感情を、吐露したとき、一挙に解放された経験があります。　ぴんとくるようだったら試してみては？」その人は、え？！！　そんなことできない！！　という顔をして、「ちょっとトイレに行って考えてきます」と出て行きました。しばらく時間がたって、私も忘れていたとき、突然セミナー講師がこう言いました。「○○さんが皆に言いたいことがあるそうです」どきっとしました。大丈夫かな？　と思ったからです。その人は、皆の前に進み出ました。でも、何を言ったらいいのか、黙っていました。皆もどうしたの？　という感じで見ていました。そのとき、その人が小さな声でこういいました。「じゅんじゅんさん、助けてください・・・」私は直感的にこういいました。「ぼくは今、　こういう勉強を今までたくさん続けてきたのに、実は何も変っていない自分がいるんです。　皆の前では快活な人間を演じてきたけど、実は皆についていけない、惨めさ、嫉妬、をどうすることもできず、そして仕事もうまくいかず、ずっと苦しい気持ちをもうどうしたらいいか、わからなくなりました。もう、本当に苦しくて苦しくてどうしたらいいか、わからないんです。」「・・・・助けて下さい・・・・」その人は、皆の前で泣き崩れました。私はかつて同じことをした自分の映像がよみがえり、私も泣いてしまいました。すると、一人二人事情を察した人々がその人を抱きしめはじめました。「苦しかったね。もう大丈夫だよ。ひとりじゃないから・・・」その人は、号泣してその場で崩れてしまいました。そして、痙攣を起こしたように泣き、皆がかれを支え、やっとひとつの山が超えて、その人は言いました。「ああ、よみがえったような気がする。　なんかとても安心した気持ちです。うれしいなあ。皆さんありがとう」経営や、ビジネスというのはひとつの現象のことで、自分自身の無自覚な感情がビジネスを動かしています。自分自身は誰にも助けてもらえない、という恐怖感で仕事をしているとき、そういう現実を本当に引き寄せるのです。この方は、恐怖感が解放されたのですね。実は、助けてくれる人がいない、とはその人の幻想なのです。幻想から解放されたとき、人はとっても幸せな気持ちで生き、働くことができるのです。

  2011.06.13

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• 9/3(土)イベントのおしらせ

  ９／３（土）の13時から、「ーうつの復職は成功しますーうつ復職支援フォーラム」というイベントを行うことになりました。　当日は、ＳＡＴセラピー開発者の筑波大学・宗像　恒次教授、産業医の清水　隆司博士、そして心理セラピストの私の3人が講演を行います。　まもなくチラシができたらこのブログでもアップします。　概要は、以下のとおりです。　場所・津田ホール　ＪＲ千駄ヶ谷駅下車徒歩3分　　テーマ・「ーうつの復職は成功しますーうつ復職支援フォーラム」　　　　　　自分らしく楽しく働く個人、自分らしく楽しく働ける組織つくりをと　　　　　　おして、光輝く21世紀を作ろう！　参加費・法人・5000円（７／３１　までに申し込みは4000円）　　　　　　個人・3000円　　　　　＊17時半から2時間の懇親会参加希望の方は1000円。　申し込み先・こちらの申し込みフォームから弊社へ。　　　　　

  2011.06.11

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• 自分自身がライフワークを実現している度合いをチェックする法

  先日、ある方から「新しい事業をはじめます！」というご案内が来ました。それを見て、おお～、ついにやったか、といううれしいい気持ちと同時に、ある感情がわいたのです・・・・・・。そうです。感じたくない感情です。それは・・・・・、嫉妬の感情でした（笑）。こういう自分を知ってしまうっていやな瞬間ですね。でも、また瞬間的に思ったのでした。俺って、もっと好きなことをやりたいって思っているんだ、と。そっか。いまよりもっと好きなことをなんか求めているぞ。今の仕事でも好きだけど、もっとなにかを求めているぞ。だからこそ、それを実現している人を見ると嫉妬するのですね。嫉妬の感情は、ライフワークを自分自身がどれだけ実現しているかを測定する羅針盤みたいなものなのですね。私の心の奥底で、私自身を応援している存在がいるのですね。「もっと好きなことがあるよ。それをやると、もっと喜べるよ」と。嫉妬の感情ってありがたい感情ですね。

  2011.06.09

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• 

  映像アップ！！「会社の人間関係の悩みを今すぐ消す法」

  ユーチューブに映像をアップしました。本当は、もっと映像のクオリティが良いものにしたのですが、まだまだ使い方がよくわからないので、とりあえず、まあいいか～、という感じでやっています。しかし、映像を見てつくづく思ったのは、次のこと。おれもおっさんになったなあ（笑）。なんと昨日、6月6日で53歳になりました。こないだまで、30代だと思っていたのに、しんじられません！！（大笑）その辺のところは勘弁して見てみてくださいね～。*会社の人間関係の悩みを今すぐ消す法１*会社の人間関係の悩みを今すぐ消す法２

  2011.06.07

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• 重苦しい気分を抜け出す法

  ここ数日、なんかどんよりとして息苦しいような気持ちの日々が続いていました。なんでかな、と思ってここ数日間、自分自身の感情の変化を観察していました。すると、ひとつわかったことがありました。それは、仕事で、いついつまでにこれをしよう、と決めるとなぜか突然、今すぐ完璧にそれを達成しないと！！　というようなすごい焦りにも似た感情が自分自身を追い立てていることがわかったのです。この完璧主義が原因だったのですね。振り返ってみると、普段個人セッションをしていると、ほとんどの人が完ぺき主義を持っているのですね。完璧だからこそ自分自身への期待が強く、悩むのですね。私自身も見事にそうでした（笑）。この完ぺき主義が私を疲れさせていたのです。自分の中のインナーチャイルドの声を聴くと、「助けて！！！」というものすごい悲鳴を上げていることがわかりました。こんなにも自分自身をいじめていたんだ。このインナーチャイルドの声をしっかり聴いてあげたら、それまでの息苦しさと、重苦しさが、すーーーっと消えてしまいました。おかげで今は、気持ちが軽やかです（＾＾）。同時に思ったことは、半分主義の大切さ。いついつまでに、一気に全部仕上げないといけない！！　という思い込みが私自身を、苦しめていたことがわかったので、いついつまでにまずは半分仕上げよう、または１／３を仕上げよう、と思ったらすごく楽になったのです。一気に仕上げようと思うから、苦しくなる。半分主義、ってこの考えは自分にはとってもいいなって思ったのでした。いついつまでに半分仕上げる、そして次のいついつまでに残りを仕上げるのです。つまり、途中段階の締め切りを２つか３つ設けるのですね。そして１／２か1／３づつ仕上げていく。今日のところはこのくらいでいっか！！　と思えて、私にはとっても楽なのです。お役に立つようでしたらどうぞ。

  2011.06.06

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• 体の痛みがあらわしているものとは。

  先日、目からうろこの教えがありました。体の痛みについて、メンターから習っていたときのことです。彼はこういいました。「体ってさあ、痛いとか、調子悪いって時々なるよね。　それってじゅんじゅんにとってどういうもの？」「どういうものって言ったって、そうねえ。　どうしたらいいかを教えてくれるものかな。　でも、マイナス感情と向き合わなければならないから、ときどきしんどいんだよね」「体の痛みって、愛だって知っている？」「は？　愛？」「そうだよ。俺、愛だって知ってから、体の調子がすごくいいんだよ」彼はこういいました。「だって、調子悪いって体がおしえてくれるということは，　それって体がさ、俺のことを思って言ってくれてるってことじゃん？　それって愛だと思わない？」私は一瞬、頭が白くなりました。なぜかというと、認識の仕方が違うと、人はこうも感情の違いが生まれるのか、と思ったからです。確かに私も結果的には、今までも「体の声を聴く」ということをしてきました。なので、蕁麻疹とか、体のあちこちの痛みとか、を結構自分で治してきているのです。妻の腰痛なども「感情を解放する」というやり方で治しています。でも、どこか「めんどうだなあ」という気持ちになることが多かったのは、この痛みを「愛」だとは思っていなかったからです。「痛み」とは、ちょっとじゃまくさいもの、って感じで思っていたかな。できたら、起こってほしくないもの、というかそんな感じ。だから、気が重くなるのですね。痛みとは、「愛」だとしたら、なんか心が軽くなる～。（笑）　積極的に痛みと向き合いたくなる気がしませんか。認識ひとつで、ずいぶん変わるものですね。ひさびさにびっくりの学びでした。

  2011.06.04

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• つらいときに自分を救う法

  ここ1,2週間ほど、うつで会社を休んでいる方々の個人セラピーを数多く行っています。うつの方のセラピーを行えば行うほど、よりはっきりとわかってきたことがあります。それは、「うつとは、自己成長すると自然と治ってしまう病だ」ということです。うつに限らず、心のバランスを崩すときには一定の傾向があって、その傾向がひどくなるのがうつだということです。心のバランスが崩れるとき、そしてうつになる方の２つの特徴があります。それは、１． 認められたい、愛されたい、という欲求が非常に強いこと。２． 弱音を吐けないで、一人でがんばること。そして限界が来てダウンする、ということ。です。これに気づいたとき、私もそうだったなと思ったのでした。そして誰にもおこりうるな、と。私は４５歳ころ夜が眠れなくなり、父への憎悪感情が噴出しまくって、気が狂うかと思うような状況になっていました。そのころ仕事の方向性が見えなくなり、しかし当面の売り上げも上げないといけない、うまくいかない、などのあせりの状況の中におり、その焦りで眠れなくなると夜、親父に馬鹿にされてきたこと、認められたい一心で一人で孤独にがんばってきたこと。そして限界が来たことなど、がつぎつぎに思い起こされてきました。父に認められたいばかりに、ほとんどうつ状態になったのです。私はどうやってその状況を脱したか。それは、ほとんど断絶状態だった父と正面とぶつかり会話したのです。「俺のこと愛しているのか！！」と。そういうことがあって、私の結婚式で父は号泣し、そのことで私も泣いてしまい、しかし、初めて父に愛されているとわかり、そのことで他者に認められる必要がなくなったのでした。そして、とっても心がらくになったのです。認められようとしてがんばる必要がなくなったのです。同時に、弱音を吐けるようになったのです。くるしかったなあ。すごくほっとしたなあ。私を含めて多くの日本人は、いいこちゃんです。または、他者に察してほしい、と願っています。これは親の顔色を見て育ったからなのですね。そして、一人でがんばる気質を身につける。この生き方は、ちょっと前までの企業では成り立っていたのでした。なぜなら、競争すれば、認めてもらえたから。昇格、昇給、終身雇用、など。でも、今はそういうのはないのです。それどころか、ちょっとでもパフォーマンスが悪いと、すぐに降格、降給される。認められたい、という生き方に固執する人にとっては、生命危機が常に隣り合わせなのですね。だからうつになる人が多いのですね。そこから脱するには、認められる生き方ではなく、人の評価は関係なく自分が満足する生き方の部分を持つこと、そして一人でがんばるのではなく人と協力して進めること、そして弱音を吐くこと。すると自動的に、安らかな生き方働き方が実現すると思います。

  2011.06.02

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• セルフイメージを本質的に高めるクイックな方法とは。

  先日、ある方のセラピーを行っていたときに気づいたのでした。それは、その方は、職場の人間関係が原因で「うつ病」を発症し、会社を休んでいたのです。慣れない仕事なのに自分ひとりでまかされてしまい、誰にも相談できず一人で苦しみ、うつになったのです。うつになる人に共通していることがあります。それは、「助けを求められない」ということです。責任感が強く、そして助けを求められないので、ダウンしてしまうのです。根底には、人への恐怖心があるのです。「助けて、なんて言ったらへんな風に思われるのではないか・・・」。私は怖さを感じやすい人だったから、この感情はよくわかります。そしてこの怖さは、はずかしさ、という形を取っている場合もあります。弱音を吐くようで恥ずかしい・・・と。これは根本的には、親に甘えられなかったことからきています。この方は、一見親のイメージがよいのです。でも、直感的に私はおもったのです。「本当に言いたかったことはわかってもらえなかったのでは？」「はい、そうです」とその方はいいました.。「あなたが弱音を吐くことを受け止めてもらえなかったですよね。それを言うとなんと言われそうでしたか？」「くよくよするな!　と」「なるほど。　それで、弱音を吐くのが恥ずかしい、こわい、と思ったのですね。怒りも感じませんでしたか？」「はい」「では、ご両親はくよくよするな、という言葉をどうして言ったのだと思いますか？」「・・・・・・」「あなたを傷つけるために言ったのでしょうか？」「・・・・・・。もしかしたら・・・」「はい、なんでしょう？」「私を勇気付けるために・・・・言ったのですね」「だとしたら、それは両親の愛ですよね」ここのたどり着いたとき、私はひとつの質問をしました。「あなたが職場で困っているとき、どうしますか」「相談できると思います。」ここまできて、この方は復職できるな、と思ったのです。本人もそう感じたと思います。うつとは、根本にはセルフイメージの低さという問題が隠れています。それは、なぜかというと親に愛されていない、受け止めてもらっていない、という誤解から生じています。親には、愛があったんだ！！！　こうわかったとき、セルフイメージは瞬間的に上昇し、うつが回復していくのです。

  2011.05.31

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• 自分でできるもっとも簡単なセルフカウンセリングとは.

  私はなんか変だなと感じるとき、よく自分の感情と向き合って原因を探って解放しています。原因を探るのは、どこまでやるかとか、いろいろ段階があるのですが、もっとも簡単な方法は「おかしな考え方に気づく」というやり方です。たとえば先日、友人とのスカイプを約束していたのですが、なんだか出たくない気持ちがあり、結局その時間をつい忘れてしまったのでした。これって、明らかに最初から気持ちが乗っていないから忘れてしまうのですよね（笑）。で、なんでこんなことをしているのだろう、と探ってみたのです。すると、こんなことがわかったのでした。スカイプがいや。なんで？↓感情を深く話すことになってしまいめんどくさい。なんで？↓感情を深く見ると、息苦しい。なんで？↓感情を深く見ると、出口がみえなくなるから。↓え？感情を深く見ると出口が見えなくなる？というふうに、勝手に決め付けている自分がいるのです。だからスカイプがめんどくさい、と。感情を深く見る＝出口が見えなくなる、が勝手に結びついているのですね。ここでおかしな考え方に気づいたのです。決まりごとのように決め付けているけど、「いつも」そうだというわけではないでしょう。でも、「いつもそうだ」と決め付けているのです。勝手に絶対的なルールを作っているから、いやな気持ちになるのです。人間っておかしな生き物ですね。自分自身が勝手に作っている「妄想的な真理」。このことに気づくだけでも、簡単に楽になることができますね。

  2011.05.29

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• 震災後のテレビ報道によるストレス（2次的PTSD）から脱出する法

  最近、個人セラピーを行っていて気づいたのですが、震災後の2次的PTSDという症状になっている人が多いな、と感じます。なぜそう感じるかというと、実際にセラピーを受けに来た方が、「震災のテレビを見ていたら、とっても怖くなってしまって、それ以後、心の様子がおかしいのです」と言う人がすごく多いためです。　以前、整体師・鍼灸師さんむけにセラピーセミナーをやっていたとき、彼らもこう言ってました。「2次的PTSDの影響が体に出ている患者さんが多いのですよ」と。実際に自分が被災したわけでもないのに、テレビなどを見ていて心のバランスを崩すことを、私は2次的PTSDと呼んでいます。あのような映像を見て心のバランスを崩すとしたら、それはその人自身が自覚しているかいないかは別にして、以前に似たようなイメージの体験をしているのだと思います。　実際に同じような津波や地震を体験したという方もいるでしょうし、同じような「音」「人々の声」「人々の顔」などのイメージが断片的に想起されるのかもしれません。　たぶん記憶がはっきりしないことが多いでしょう。それだけ小さかったときの経験だと思います。こういうときは怖いでしょうから、この怖い感情を誰かに聞いてもらって、吐き出すと良いと思います。でもそれだけでは、足りない場合もあると思いますので、手を握ってもらう、またはハグしてもらうなどのスキンシップが安心させると思います。スキンシップが苦手という人もいるでしょう。その場合は、こんなイメージワークがお役に立つと思います。この方法は、だれもが比較的簡単に自分でできるイメージワーク法です。心がほっとすると思います。スピリチュアルな雰囲気もある不思議なやり方ですが、2次的PTSDにかかっているな、と思われる方はお試しください。　お金がかからないですからね（＾＾）。＜SAT顔表象イメージ法　宗像恒次2011＞Q1 今のストレス度は何パーセントですか？（最大を100パーセントとして）　　→（　　　　　　）パーセントQ2.あなたが安心できる家族の笑顔の写真、あるいはタレントの笑顔の写真、あるいは仏像やお地蔵様、マリア様などの顔を描いた宗教画を手に入れてください。それを眺めてください。眺めていると今のストレスは何パーセントになりますか？（最大を100パーセントとして）　　→（　　　　　　）パーセント　　　　＊ストレス度が30パーセント以下になるものがよい。

  2011.05.28

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  世界一の人

  ＜おしらせ「うつの復職　成功する人、失敗する人２」の映像を撮影しなおしました＞＊この２回目の映像の内容を、いろいろ考えて新しいものに撮影しなおしました。ご興味あったらごらんください。「うつの復職　成功する人、失敗する人２」ユーチューブ映像ちなみに１はこちらです↓。うつの復職　成功する人、失敗する人1」ユーチューブ映像＜今日の日記　「世界一の人」＞今朝ほど、日野市倫理法人会で講演されたのは、SMIという成功哲学の教材販売で、売り上げ世界一になった、川本　加奈子さんでした。セールス世界一というと、押しの強いがんがんな人という先入観があったのですが、ぜんぜんそんな感じはない素敵な人でした。ちなみに売り上げ世界一とは、どれくらいのことなのかというと、世界には6万人のセールスマンがいるそうですが、その中の1位だそうです。そして年間に３０８の契約を取ったそうです。毎日１つの契約を取るのですね。このプログラムは１つ100万円以上するので、その契約を毎日取るというのですから、そのすごさがわかるというものです。そんな彼女を見ていてひとつ気づいたことがありました。はああ、ここが人をひきつける魅力なんだな、と。それは、話していると、だんだん顔が近づいてくるのです。（笑）　その顔を見て話していると、だんだん引き込まれていくのがわかるのです。なぜかと思ったら、彼女の顔がだんだん近づいてくるからだ、というのがわかりました。面白いですね。近づいてくるというのは、たぶん相手に「この人は私に興味を持ってくれている」という気持ちを起こさせてくれるんだと思います。すごいテクニックだなと思いました。たぶん彼女はテクニックとは思っていないと思います。世界一の人って、こういう雰囲気を持っているだ。そのことを知れただけでも、すごく心に強く残りました。

  2011.05.27

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  うつの復職に成功する人、失敗する人１　映像アップ！

  最近ブログを書いている時間があまりないのですが、ユーチューブに映像をアップするのは、簡単にできてしまいます。テクノロジーってすごいですね。「うつの復職に成功する人、失敗する人１」の映像アップしました。よろしければごらんください。

  2011.05.26

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  ユーチューブ映像４アップ！　「うつで仕事を辞めたい気持ちから今すぐ脱出する法４」

  　数日前からシリーズでユーチューブにアップしている、「うつで仕事を辞めたい気持ちから今すぐ脱出する法」の4回目の映像をアップしました。お役に立つようでしたら、周りの方にお知らせください。私が実際に、うつの方の復職支援セラピーを行うときのノウハウをそのまま公開しています。今後、誰でもが自分でできるノウハウを8回前後の短い映像にしてアップする予定です。4回目はこちらです↓。（約4分）1回目は、こちらです↓。約3分）

  2011.05.25

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• 「自分を変えたい」と強く決意する方法とは。

  私のところにセラピーを受けにこられる方々に共通して持っておられるテーマを一言で言うと、「頭ではわかっているのに、止められないという悩み」を持ってこられます。今までいろいろなカウンセリング、コーチングを受けてこられたり、お医者さんにも何度もかかって来たという方もたくさんおられます。今すぐ解決したい、と思って来る方もいれば、様子見の方もいます。でも皆さん、自分自身を変えたいと思ってきているという意味では同じです。自分自身を本当に変えたいと思う瞬間とはどんなときでしょうか。私は最近、メンターからこんな質問をされました。「そのことでどんなメリットを得ているの？」私自身、仕事の上でやらねばならないときになると、よく焦りが出ることがあります。はやくやらないと！！！！　という感じです。この焦り、パニックって、そういえば子供時代からずっとあるんですよね。この感情をふかく感じると、なんか体が壊れるようなそんな感覚になるのです。このことについて質問したときのメンターの答えが冒頭の答えです。「体が壊れそうになるメリットってなに？？？？」最初、まったく意味がわからなかったのです。なんだ？？　なんだ？？　なんだ？？？そしてふっとわかりました。それは、「体を壊すことで、愛されようとしている」・・・・です。私の母はとてもしつけが厳しかったのですが、それに応えているうちに自分自身の心のバランスが崩れたのですね。小学校3年生の時には、チックになったのです。で、あるとき、自転車に乗っていて団地の壁に激突し、顔をぶつけ鼻から大出血したことがありました。なんで、こんなことを？？？それは、母に優しくしてもらいたかったから・・・。かわいいモンですね（笑）。でも、今も続くあせりは、誰かに甘えたい自分がいるからだということがわかったのです。そっか～。自分の体を壊してアピールするのは、もうやめよう（笑）と思ったのでした。これがわかった瞬間、体の力が抜けてしまいました。ああ、そんなこともうやめよう！！！　と思えたのです。メリットに気づくと、自分を変えようと思う。そんなことを体験したのでした。

  2011.05.25

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  うつで仕事を辞めたい気持ちから、今すぐ脱出する法３（映像アップ!)

  (4分半)3つめの映像をアップしました。ここ2，3日で、ユーチューブへの映像のアップ方法がわかったばかりなので、なかなか撮影がうまくいきませんが、その辺は練習中ということでお許しください。内容は、私が実際の個人セラピーで行ってきたことを、そのままご説明しています。今後シリーズで10回くらい映像をユーチューブにアップしていく予定です。よかったらご覧ください。

  2011.05.23

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  うつを作る本質とは

  ＜おしらせ　映像をアップしました！「うつで仕事を辞めたい気持ちから、今すぐ脱出する法１」＞*映像の２は、こちらです。うつ病を作る本質を一言で言うと、次のようになります。それは、「自分らしく生きていないこと」ではなぜ、自分らしく生きられないかというと、それは小さなころから他人の価値観に応えることが身についているからです。他人の評価や価値観に応えようとするあまり、自分自身を抑圧し、他人の顔色を伺う生き方、働き方になってしまうのです。しかし、日本人のほとんどはもともとこの傾向が強いものです。なぜなら世間体を気にするように育てられますから・・・。ではうつ病になってしまうかそうじゃないかは、なにで決まるのでしょうか。それは、甘えられる人間関係を持っているかどうか、ということになります。苦しいとき、甘えられる人間関係があればケアできますよね。私自身長年、人に甘えることができなかったので、ずいぶんとくるしいい思いをしてきました。ただこれは対処療法的で、本質的には気分がうつ的になったときに、自分自身のこれまでの生き方を振り返り、軌道修正できる人がうつにならない人だと私は思います。軌道修正とは、自分らしい生き方をしていないからこうなった、だから今度から変えようと思って変えられる人。会社勤めをしているとそういうわけにいかないじゃないかと思われるかもしれませんが、自分らしい生き方とは、会社を辞めることばかりを意味するのではありません。まずは、自分の気持ちに正直に発言すること、を意味します。日本人の多くは、本音を抑え、察しを求めるコミュニケーションをするので、正直に発言することがすごく抵抗を感じる人が多いのですね。恐怖感、罪悪感、などを感じる人が多いです。子供のころから「察しを求める」コミュニケーションしか教わっていないだけなので、率直に気持ちを表現する言い方がわかるとものすごく安らかな気持ちになることを知っていただけると思います。私自身、そうなったタイプです。このブログのタイトル「自分自身がどんどん変わる感情表現」も、そういう体験からつけています。昔、私の父などはよくこう言ってました。「サラリーマンは自分を殺してなんぼだ」。仕事とは、自分を殺すことだったのです。私たちの親の世代はこれに納得していたのです。でも、今は自分自身を殺す生き方・働き方に納得している人はほとんどいないでしょう。だから、うつ病がこんなに増えるともいえるのです。心の奥底が言っているのですね。「もっと自分らしく生きたい！！　でも、できない」と。しかし、前の世代から私たちが受け継いだものは、世間の評価にあわせて自分自身を抑えて生きる生き方。これでは心が悲鳴を上げるのは当然です。うつ病は、生き方・働き方を問うために今、出現している魂の叫びだと私は感じています。

  2011.05.22

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• ＜映像アップ！＞うつで仕事を辞めたい気持ちから今すぐ脱出する法１,2　

  最近、うつ病で休職中のビジネスマンの、復職支援の面談セラピーを行うことが多くなってきました。このような方は今の時代はたくさんおられると思ったので、今後、仕事の合間を見ながら誰にでも簡単にできるノウハウを、手軽に見ていただける映像にしてユーチューブにアップしていこう、と突然思い立ちました。面談セラピーをすると、7、8割以上の方の復職に成功しますが、私一人がお相手できる人数には限界があります。そこで、少しでも多くの方々にお役に立つようでしたらうれしいなと思った次第です。まずは2本アップしました。今後、シリーズでアップしていく予定です。感想などいただけると幸いです。「うつで仕事を辞めたい気持ちから,今すぐ脱出する法１」(約3分)「うつで仕事を辞めたい気持ちから,今すぐ脱出する法2」（約3分）

  2011.05.20

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• 苦手な人間関係のストレスを一瞬で消す、世界で一番簡単な方法

  先日、仕事帰りにふと目に付いた焼き鳥屋に入ったのでした。私が住んでいる南大沢は、新しい街なので、チェーン店の飲み屋はあっても親父がやっているような焼き鳥屋がないのです。なので、親父がやっているいかにも年季の入っている焼き鳥屋にはふらっと入りたくなるんですよね。（笑）そこで一人で飲んでいたら、なぜか隣に座っていたすでにかなり酔っていると思われる方が、なぜかからんできたのでした。「ああ、やだなあ」と思いました。最初は、適当にあわせていたのですが、そのうちだんだん苦痛になってきたのです。「どうしたらいいかな」とおもったのでした。そのとき、ふっとある考えがひらめきそれを実行することで、結果的にいやなストレスから解放されたのです。その誰にでもできる世界一簡単なストレス対処法とは、これです。それは、「その場から、だまって立ち去ること」（笑）です。これって実は、一見ばかばかしいほど単純なことですが、実は私には長年なかなかできなかったことなのでした。なぜできなかったのか・・・・。それは、私は相手にたいして罪悪感を感じやすい性格で、話しかけてくる相手の話の腰を折ることは悪いことだ、と感じる自分がいたためです。こんなふうに感じる自分がいたので、私は長年人と会話するのが苦痛でしょうがなかったのでした。変な思い込みですよね。でも、これは母親との関係から生まれた観念だということが後々わかりました。母親は、よく私にぐちっていました。「お母さん一人で本当に大変なんだよ。お前だけが頼りだからね」と。父は、長期出張ばかりで家にはほとんどいなかったのです。昔の北海道は、雪がたくさん降って屋根に雪が積もったら母が屋根に上って雪下ろしをしたり、石炭ストーブだから屋根に上って煙突掃除をしたり、小さな子供を抱えて見知らぬ土地で、心細かったんだと思います。私は母の聴き役だったのですね。そのことに気づいたとき、もう大人になった今は、人間関係の中でそういう犠牲的な役目をしなくてもいいな、とおもったのです。なので、さっきの飲み屋で私は、絡んできた人にこう言ったのでした。「あ、電車がそろそろやばいです。失礼しますね。あ、親父さん、お勘定お願いします」私のストレスは、見事に一瞬で消えたのでした（笑）。

  2011.05.20

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• 自信を取り戻すための、誰にでもできる第一歩とは。

  先日、ある企業で研修を行うために参加者のアンケートを読んでいたときのことです。読みながら感じていたことがありました。それは、自分に自信のない人が多い、ということです。自己価値観尺度という心理テストがありますが、この得点の平均点がものすごく低いのです。自分に自信がないとはどういうことかというと、それは現在「自分を抑圧して生きる生き方をしてしまっている」ということです。言い換えると、他人の価値観に合わせる生き方ばかりしてしまっている、ということです。他人を基準にしているのですから、「自分はこれでいいのだろうか」となり、自信がなくなるのです。セルフイメージが低くなります。セルフイメージは、本質的には親へのイメージが良くないところから来ているので、親イメージを変更すると改善しますが、もっとも簡単に自分の自信を取り戻せる小さな代一歩があります。それは、紙に書く、ということです。何を？　　それは、自分にとっての優先順位を。自分にとっての優先順位を書くということは、自分自身の価値観をはっきりさせるということで、自分らしさを取り戻す第一歩になるのです。これが明確になるだけでも、自分に自信が取り戻せるでしょう。また、それを実行できると、さらに自信が高まると思います。私も時々仕事であせって、自信がなくなるときがありますが、そういう時はこれをしています。

  2011.05.19

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