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*目指せ! Happy リタイヤ!! アラフォー母の投資日記*

新生児聴覚検査

新生児スクリーニング検査

我が家の双子は二人とも左耳が聞こえていないようです。このスクリーニング検査受けたおかげで生後すぐから
その事実を知ることができ、とても良かったと思っています。
もしこの検査を受けていなかったらおそらく今でも二人の耳は正常に聞こえていると思っていたと思います。

それは、
○ 背中あわせで話かけても返事をする、
○ 「★★とってきて」というとそれをもってくる
○ 隣の部屋から聞こえてくるピアノの音に反応して踊っている
あげればきりがありません。よく遊ぶ友達も多分気づいていないと思います。
だからこそこの検査を受けることができとても良かったと思っています。     
ぜひこれから出産を控えている妊婦さん、まだ検査を受けていない赤ちゃんをもつお母さんにこのスクリーニング
検査のことを知ってもらえればと思っています。

新生児スクリーニング検査とは、生まれたばかりの赤ちゃんでも受けることのできる聴力検査のことです。
赤ちゃんが寝ている時に脳波を調べることで難聴かどうかわかるので赤ちゃんも負担なく受けられるます。


難聴は1000人に1人か2人とされ、先天的な障害の中でも高率で現れる聴覚障害です。

両耳が聞こえない場合子供には外からの情報が入らない、親は反応がないので育児に
自信をなくしたり双方にストレスがたまるといわれています。

そこで早期発見し、生後三ヶ月までに確定診断、六ヶ月までに療育につなげ、親子の
コミュニケーションや言葉の発達への悪影響を最小限にすることを目標としています。
早期の療育は言語の発達にも効果があり、補聴器や人工内耳の進歩により
早期から取り組めば言葉の明瞭度が大きく変わってくるといいます。

私の住んでいる県では国のモデル事業として全新生児がこのスクリーニング検査を
受けられるようにと2001年度から取り組んでいます。費用5540円のうち2840円が
公費で負担されるので自己負担は2700円ほどですみます。

出産した病院でもスクリーニング検査を受けるよう進めていました。公費で負担して
もらえる部分もあるということだったので「安心料」と思い双子たちも検査を受けました。

ありはオペを受けたばかりだったのですぐには検査を受けられずとりあえずりりが検査を受けました。
といってもりりもNICUに入っていたのでそこで検査を受けました。パソコンにつながれたコードをおでこ
や耳のうしろにぴたっとはりつけ、耳にはイヤホンのようなものを入れて受ける検査です。

「Pass(パス」)なら現時点では耳の聞こえに問題なし。
「要検査」なら再度検査を受け、それでもパスできないようなら精密検査を受けることになります。



りりは一度目の検査で要検査となりました。

パスの場合は検査結果はかなりの確立で正しいということですが、「要検査」の場合は周囲の
環境などで問題がないのにひっかかることもあるので再検査をするとパスすることも多いようです。

しかし、りりは再度検査を受けてもやっぱり「要検査」でした。

りりと私が退院後、ありも退院を控え、スクリーニング検査を受けました。
やっぱり「要検査」でした。

このときまではりりも再検査したら結構パスするんじゃないの?と思っていましたが、ありも検査にひっかかり
さすがにショックでした。聞こえないのは二人とも左耳と一致していました。
一卵性の二人だから余計です。

その後、生後三ヶ月のころ紹介された小児耳鼻科の優秀な先生のいる大学病院に行き検査を受けました。
音が遮断された部屋で一人ずつ少し眠くなる薬を飲んだりしてしっかり寝ているところで検査を受けました。

やっぱり二人とも左耳は聞こえていないようでした。

その後は半年に一度検査を受けに行っています。
これからは聞こえている右耳の聴力が落ちてきていないかなど調べていくことになるようです。

主治医の先生言われます。
右耳が聞こえているなら特に大きく問題になることはあまりないですよ。
学校などで聞こえにくいことで多少困ることはあっても人生を大きく左右してしまうことではないと。

私もそれは感じています。だから、そんなに心配はしていません。

ただ、聞こえている右耳の聴力さえ落ちなければ。
中耳炎などでも難聴になることもあるということなのでそういうことに気をつけてさえいけばと思っています。



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