山村留学:巣立ちのセレモニー
2008年 3/27をもって 山村留学を終えました。その前に中学校の卒業報告です無事に3月中旬に卒業式を終えました先生方 校長先生をはじめ、卒業生,在校生もほとんど泣いてしまい、私も号泣したほどです。こんなに感動する卒業式は初めての経験でした。息子は 式の初めに歌う校歌で 泣いてしまったと言ってました。シンプルな体育館の中で行なったけど、特別なセットや飾りはなく恩師,友、後輩の別れの儀式が特別な空気を生み出していました。感謝のあまりに、言葉がでないとはこういうことなんだと初めての経験でした。肉眼でみておいたから、しっかりと脳裏に焼き付いたとおもいます。さて・・山村留学のしめくくりとして、親も子も村を巣立つといったほうが合っているかもしれない。。。共同生活する寮から巣立つ子だけが 親子一緒に皆の前にでて挨拶をします。この時,息子から嬉しい言葉をもらいました。「3年間の山村留学をさせてもらって、ありがとうございました」と夫と私にそれぞれ丁寧に言葉を発していました。普段,手紙を私や家族がかいても 返事の手紙が皆無に近い息子だったので驚きました。驚きと嬉しさのあまり、泣き出してしまった私・・・会場もしーーーんとしてしまい・・あわてて 自分を取り戻し,どうにか挨拶をいうことができました。(式がおわってから、数人の方達にもらい泣きしてしまったといわれました。)セレモニーの流れは,卒業式と同じ要領です。村長さん、学校関係,議員のかた、地域のかたなどが参列します。次年度も引き続き山村生活する子供たちに 息子はエールの言葉を送っていました。中学と山村生活の卒業・・・これから高校への入学を控えていますが、それまでの間寂しさ,嬉しさ、懐かしい思いでなどの色んな思いが交差しながらですが この時間をじっくり味わいながら新しい春のスタートまで 静かに過ごそうと思います。そうは言っても色々生活よていがたてこんでいます。それらを こなしながらとなりますが、精神面にはその忙しさも大切な役目に思う。山村留学は息子自身にプラスになり、家族にとってもプラスになりました。本当に貴重な経験。この3年間,家の事情であまり足を運べなかった私なので今度は,息子がお世話になった村を時々満喫するぞ!と私は家族に宣言しました。長い間 読んでいただきありがとうございました。