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マドンナママ

マドンナママ

彼の名は、ティム

当時、彼は、Senior(大学4年生)。どうりで、大人っぽいわけだ。
身長180cm。ライトブラウンのHairにブルーのEyes。おしゃれは、ポロシャツにカーキパンツを着て、良い所の坊ちゃんタイプ。まあ現実は、その通りで、医者の息子だった。

そんな彼が、私なんかを相手にしてくれるわけないはず・・・。その上4年生。

しかし、何を思っていたのか、ティムは、私を相手に話をしてくれるようになり・・・。話すより聞き上手な彼。確かにボンボン育ちかな・・・って思わす所が色々とあったが、それでも、思いやりのある優しい人であった。

そんな彼とは、私が、テネシーを去るまで付き合ったのだが。もちろん、初めは、楽しかった。彼は、日本の事なんか殆ど知らなかったし・・・。私は、私で、アメリカ人の生活の一部を初めて知った・・・って感じで。何もかもが、新鮮。彼は、4年生だったから、1年生の男性たちと違って、落ち着いていた事もあって、私にとっては、ちょっと物足りない事もあったけど、それでも、色んな事を教えてもらい、色んな所へ連れて行ってもらったから、満足と言えば、満足だった。

けど所詮性格が違いすぎたのだ。それに好みだって、違いすぎ。将来の夢とかも・・・違っていたし。第一、アメリカ人は、皆が皆そうじゃないだろうけど・・・4年生にもなり長く付き合う出すと結婚とか将来も考えるらしく。まさにティムが、それだった。




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