|
カテゴリ:情報的生活行為
カラダは私の何なんだ? (河出文庫) [ 王谷 晶 ] この文庫は、 2019年の「どうせカラダが目当てでしょ」を改題・加筆して文庫化した、、とある。 だから、3階建ての3階部分。その間5年の間に状況が変わって、、今はこうです。 などと、時々著者のコメントが章の後に、ついている。(これもいいなあ) (1階は、2018年に原稿、2019年に出版、そしてそれを文庫化2023年で、3階建ての意味) 身体のパーツごとにテーマがあって、というまとめ方。 下記の引用は、 「目」目と目で通じ合うってアリですか の項から。 著者駆け出しの若い頃の経験談から、。 引用ここからp504行目から→ 待ち合わせ時間にやや遅れて現れたのは妙にギラついた雰囲気を醸す壮年男性だった。居酒屋で乾杯しさっそく仕事の話に、なるかと思いきやなぜかえんえんとブンガク論や仕事の自慢話を聞くターンに。しかし酒はいくらでも飲んでいいというので遠慮なくガンガンいった。多分、潰すつもりだったんだろう。不幸中の幸いだったのは私が酒が強く素行の悪いバカで、その年齢にしては飲みなれていた事だ。ガバガバ飲んでもいつまでもピンシャンしているのに業を煮やしたのか、夜も深まったタイミングで編集長はついにストレートに口に出してきた。「じゃ、ホテル行こうか」と。当然のように。それまでそんな話ぜんぜんしてなかったのに。いやいやいやいやとビックリして即断ると、「恥ずかしいの?大丈夫だよ」とまだ食い下がる(何が大丈夫なんだ)。私が果敢にそういうつもりはないっすから!と首と手を左右に高速振動させながら後ずさると編集長はぼそりと言ったのだった。「だって、誘うようなイヤラシイ目でずっと俺を見てたじゃない・・・」と。 読者のみなさん、季節外れの怪談に背筋が寒くなったかと思いますが、当時の私はそれを超えてもう恐怖、ただ恐怖、目の前の人間だと思っていたものが突然言葉の通じないオバケになったかのようなショックを受けた。見てない。ぜんっぜん見てない。 (中略) 欲しかったのは仕事であって、父親に近いような年齢のおっさんの肉体などでは絶対にない。しかし私がそう目で語ったと、参考人はしつこく主張するのである。私はほうほうのていで逃げ帰り、当然そこからろくな仕事が回ってくることはなかった。 引用ここまで。p50-51。 昨日から腰が痛いので、クリニックに行ってみたりして、 一日、静かに過ごそうと決めて、ダラダラしていたので 丁度、テーマも、腰、もあるしとか思って、 読む。ひたすら。楽しい。 王谷晶、好き。 運動制限は全くないです。とドクターとPTは言うので、 今日は、プールに行ってみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年08月01日 06時36分09秒
コメント(0) | コメントを書く
[情報的生活行為] カテゴリの最新記事
|
|