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私は昭和42年生まれの今年43歳になります。
私が音楽に触れたのは3、4歳ころ2枚のレコードでした。 一枚は当時のヒーローもの「スペクトルマン」の主題歌、もう一枚は童謡のレコードで、A面B面両方は覚えてないですが、一曲は『おもちゃのマーチ』(クリックすると曲が流れるサイトにリンクされます)でした。 ところで、この曲で思い出すのはアニメ『天才バカボン』でバカボンのパパがこの曲の頭に出てくる 「♪やっとこ、やっとこ繰り出した♪」と歌っていたのでした。 そして工具のやっとこで人(たしかおまわりさん等に)のほっぺをはさんでひっぱって両方のほっぺがだらんと垂れ下がってしまうというシーンがあったのでした。 そして、この『天才バカボン』の主題歌の冒頭「♪西から昇ったお日様が東へ沈む♪」とあります。 これは常識ではおかしいんですよね。本当の日の出、日の入りは「東から昇って、西に沈む」です。 当然、ギャグマンガなのでわざと歌っている訳ですよね。 でも、私達、リアルにこの主題歌を知っている者は日の出、日の入りを覚える時、このバカボンの主題歌を思い出し、「この逆を覚えればいいんだ」と考えて常識を覚えたのでした。 ちょっと話は逸れますが、今、クレモンティーヌというフランスの歌手がボサノバ調にフランス語で『天才バカボン』を歌うCDが出ていますね。 私達の世代の時代には毎日夜7時からはほとんどのチャンネルでアニメかヒーローものをやっていました。更に夕方4時、5時にはアニメの再放送か青春ドラマをやっていたんです。 今はだいたいクイズものか、フード系の番組ばかりです。 小さな子供が、また、親と一緒にご飯を食べながら直接楽しめる番組が極端に少なくなったと感じています。 『天才バカボン』の例に挙げたように、小さな子供が楽しみながら常識を覚えるという側面も昔のテレビにはあったんだと感じています。 また、『天才バカボン』は1作目の後に、『元祖天才バカボン』『平成天才バカボン』と続くのですが、2作目からは本当にギャグ一辺倒の本当にお馬鹿な作風になってしまいましたが、1作目は「人情」「友情」等をテーマにした話があり、学ぶこともたくさんあった作品で、今の子供達にも見せたいアニメであると私は思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月02日 22時37分56秒
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