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ハロープロジェクト。は『歌も唄うアイドル』ではなく、『歌を唄うアイドルである』
この動画を見ていただければ何も説明することはないと思います。 我々40代からすれば、山口百恵さん、キャンディーズ、ピンクレディ、松田聖子さん、中森明菜さん、・・・と続くアイドルの系譜のなかで、アイドルとは『歌を唄う』『歌を聴かせる』という歌手のことを指していました。 80年代後半、『アイドル冬の時代』という時期があり、特に目立った「アイドル歌手」という存在がなく、代わって、鈴木亜美さん、安室奈美恵さん、SPEEDなど、歌唱力のある人たちがアーティスト路線を前面に出してくる存在が、歌謡界のアイドル的な存在として主流となってきました。 一方で、『アイドル』というジャンルは、「グラビア」系が主流となり、あるいは、秋葉原から、アニメ、コスプレイヤー、メイドカフェなどのサブカルチャー文化の一つで、地下アイドルと呼ばれる存在が二分するようになっていたように思います。 今、一応、マスメディアによって「国民的アイドル」として持ちあげられたAKBも地下アイドルがメジャー化したものであり、CDを出し、歌手的活動していますが、冒頭に挙げた『歌も唄うアイドル』であり、「歌を聴かせる」歌手ではないと思っています。「偶像的な存在」としてのアイドルとしては立派だとは思いますが。 その、アイドル冬の時代の壁を破ったのが、1997年に出てきた、つんく♂プロデュースの『モーニング娘。』でしょう。そこからハロープロジェクト。として様々なアイドルユニットが誕生し、15年以上も素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれているのですから、メディアがいくらAKB系を持ちあげようと『アイドルの雄』として揺るぎないものだと思っています。
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最終更新日
2013年07月15日 22時00分47秒
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