テーマ:☆詩を書きましょう☆(8433)
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繋いだ手と手に残る温もり
発光の坂を登る、「きれいだね」 黒髪はなでやかに 軋み過ぎる今と残り香、涙ほろり 土手を埋める人波を仰ぎ、朝顔みたいな火の輪 僕は君の背に、手を振った 雲隠れの花火を遠くに臨み、「またね…」と言う声を押し殺して 去年の夏の終わり 二度と来ない夏の終わり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/06/19 02:22:31 AM
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