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中年よ、大志を抱け!

中年よ、大志を抱け!

納豆作りに挑戦

僕は納豆が好きで、毎日食べるんですが、いっそのこと納豆を作っちゃおう、と思った訳です。

それで、インターネットで作り方を調べて見ました。

いろいろあるんですね。

基本は、ゆでた大豆に納豆菌を混ぜて40度の温度で一定期間保つ、というものですが、いろいろやり方があるようです。

保温時間一つをとって見ても、ある人は24時間としていますし、ある人は8時間でいいとしてますし・・・

そこで、なにはともあれある日曜日に、とりあえずやって見る事にしました。

用意するものは、なんせしがないサラリーマンですからそこらへんのものしか使えません。

最初に用意したものは、タッパ一つ、ジュースなど冷たいものを入れるための保温バッグ、熱源となるお湯を入れるためのフタ付きの空きびん3本、そして大豆と納豆でした。

まず、大豆を前日の土曜日の夜、水につけて一晩おきました。

翌朝、それを煮ます。普通のナベでしたんじゃ6~8時間もゆでないといけないそうですが、圧力釜なら20分くらいでいいらしいので、幸い、圧力釜は持ってましたのでそれを使うことにしました。

20分煮てから火を止めてから更に20分ほどそのままむらしておきます。

それが終わったら煮汁を捨て、大豆を取りだし、タッパに入れます。そしてまだ熱いうちに市販の納豆半分位を入れて混ぜ、タッパのフタをちょっと開けたまま保温バッグに入れます。

タッパのフタを開けとくのは、納豆菌が繁殖するには空気が必要だからだそうです。

そして、40度くらいで保温するために熱湯を入れたびんを3つ、保温バッグに入れておき、バッグの入り口はちょっと開けておきます。

そうしておいておきました。

すると・・・なんと、4時間くらいで冷えちゃいました。あれ? コリャ失敗かな? と思いましたね。そこでもう一度びんにお湯を入れました。

外出して夕方戻ってくると、やっぱり冷めてました。大豆の様子を見ると、なんかクサイんです。納豆というよりも腐ったって感じで。

あ~あ、もったいないなあ、と思いましたが、捨てるのはもう少ししてから、と思い、夜、風呂に入った後、湯船にタッパを浮かべました。

そして翌日。・・・納豆のニオイがします。出来たみたいです。はしでかき混ぜると糸を引いてました。そのまま食べてみたら立派な納豆です。

しかしまだ出来切ってないと言う感じだったので、冷蔵庫に入れて熟成させることにしました。

待つこと2日。

美味かったです。

で、これに味をしめ、また作ることにしました。

今度はちょっと違う方法でした。まず、用意するものは大き目のフタのついた発泡スチロールの箱です。

タッパは4つ用意しました。そしてヤカンです。

前回、一つのタッパで沢山の大豆を入れたので、今度は四つのタッパに分散させようと思った訳です。大豆の量が少なければ、納豆菌の繁殖がもっとスムーズに行くと思ったからです。具体的には、一つのタッパの大豆の量は、大豆2つか3つ分くらいの厚さにしました。

ヤカンは、前回は保温のためにびんにお湯を入れましたが、すぐ冷めちゃうので、沢山のお湯を入れて冷めにくくしようと思った訳です。

そしてそれらが十分に入る発泡スチロールの箱で、きっちり保温しようと思った訳です。

まず、例によって一晩大豆を水につけておきます。翌朝、水を捨て、家内の意見を取り入れて、大豆どうしをゴシゴシして皮を取りました。固い皮がない方が、納豆菌がさっと大豆に食いつける、と思った訳です。

そうして皮を取った大豆をやはり圧力釜で20分ほど煮て、火を止めて20分むらし、4つのタッパに入れて、熱いうちにそれぞれに市販の納豆の4分の1位ずつを入れてかき混ぜます。

それぞれのタッパのフタをちょっとだけ開けたものを発泡スチロールの箱の中のはしっこの方に重ね、開いたスペースに、たっぷり沸騰したお湯を入れたヤカンをおき、発泡スチロールの箱のフタをちょっとだけ開けといて閉めます。

さて、8時間ほどしたらさめるので、またヤカンのお湯を沸騰させます。こうして、およそ24時間くらい保温すると、納豆の出来あがりです。

しかし・・その間、家内がある発見をしました。それは、最初のヤカンのお湯だけで、十分納豆になるという事でした。

それで、それを確かめるべくもう一度やってみました。

今度は、ヤカンのお湯を取り替えずに、一度だけにした訳です。

出来ました! 納豆です。

一晩、つまり、12時間くらいで十分納豆になる事が判明しました。つまり、朝大豆を水につけておき、夕方それを煮て納豆菌を混ぜ、保温しておけば、翌朝にはもう出来てると言うわけです。

出来たてを食べてもいいんですが、1日以上冷蔵庫に入れてからの方が美味しい様です。

なお、それ以来僕は、市販の納豆を納豆菌の種にせず、作った納豆を少し残しておいてそれを種に次の納豆を作っています。

また、皮をとると僕達には柔らかすぎるので、今は皮をつけたまま作っています。

美味しくてヘルシー、ダイエットには欠かせない大豆レシチンとカルシウムのたっぷり入った納豆を、是非手作りで食べて見ませんか?

美味いですよ、これ。


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