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朝8時車に乗るため駐車場へ。 駐車場前の自販機でコーヒーを買うのが毎朝のおきまりになっている。 いつものように自販機前へ。 女子中学生3人が前でたまっている。 チャッチャッと買えよと思いながら近づくとむこうから声をかけてきた。 「自動販売機つぶれてるんです。荒らされているんです。」 よく見ると確かに潰れていました。 続いて 「110したんです、でも携帯からはつながらなくて」 ぼくはすぐに 「そんなはずないやろう オレしょっちゅう掛けとんで」 と言い携帯で110してみた。呼び出し音は鳴るのに誰もとらない 「鳴るのは鳴っとるからつながるで。電話を取らんだけやわ。〇〇署に 掛けてみるわ」 とかけなおした。すると女の子たちが小さな声で 「なんで警察署の電話番号知ってんの?」 と話していた。 警察と話し終り 「後から来るからもうええって」 と伝えるとなんだか少しがっかりした感じで学校にむかいました。 別の自販機でコーヒーを買い車へ。 出発してすぐに彼女たちに追い付 いてしまい、寒いし親切心から自販機前で長い間いたみたいだったので 声をかけた。 「学校まで送ろうか? 寒いやろ?」 すると3人で顔を見合わせて言った 。 「おっちゃん怪しくない?」 すかさず、 「車置いてるとこ見たやろ? 警察に電話して携帯まで教えてんねんぞ。 でも疑う位で丁度ええ。物騒やからな」 と言うと安心したように笑顔で車に乗った。 車でなら学校まで2分。 親切な若者だから得した気分になってくれればと思った。 その間に一人が言った 「お礼金とか貰えるんかなぁ?」 すぐに後悔した。お礼金目当てか? 言ってやった。 「犯人捕まえてたらわからんな 壊れてるの見つけただけやからな おっちゃん、 泥棒捕まえても、痴漢捕まえても礼金なんかもろたことないぞ」 すると彼女達は揃ってため息。 「でもいいことしようとしてたから、おっちゃん送ったろ思ったんやで。」 と言うと、 「そやな、ちょっと楽できたし、 あっ! おっちゃん降ろして! 学校の前まで 行ったら先生に怒られる」 と慌てだした。 「VIP やて言うたれ、おっちゃんが言うたるわ」 と言うと 「あかんあかん降ろして」 と必死。 すぐに止めて、降ろすと 「ありがとう! おもしろかった」 と言って駆けていった。 多分、あの年ごろっていいことをしたいと思っているのでしょう。 でもなかなかチャンスがないだけ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.02.03 11:46:05
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