ちょっといい女

子供の教科書は後ろの席の子の所に紛れていました。

お騒がせしました。m(_ _)m





さて本日の話題です。


看護士の２人に１人は患者から暴力を受けているそうです。


患者が暴力をふるう原因は、

病気から来るストレス、

自分が病気だから許されるだろうという甘え

だそうです。



会社帰りのラジオで聴いたのですが、

身につまされる思いでした。




私の実姉は病気で数年前に亡くなりましたが、

実母の自殺の原因は、実姉の看病疲れも無関係とは言い切れません。



私も結婚前、しばらくでしたが実姉の看病をしていた事があります。


難病で、歩く事はおろか、盲目となった実姉を見ていて、

不憫で、何度も泣きたくなるのを我慢して、

涙をこらえ、つとめて明るい話ばかりしていました。


誰にも気づかれないよう毎朝早く、願掛けで、

神社に参り続けた事もありました。


でも、そんなこちらの気持ちを知ってか知らずしてか、

実姉の容態は悪くなるばかりで、そのストレスからか、

実姉は時に泣き出したり、わめいたり、腹を立てたり・・・

はっきり言って、私までも滅入ってしまいました。



私が結婚後、実姉の看病をしてくれた継母も、

尽くしても尽くしても不満で一杯の実姉に、

嫌悪感を抱いた事もあったと思います。



そこに思いやりのない実父の罵声。

他人を責める事しか知らない実父は、

姉の病気の事で、病院や医者や看護士だけでなく、

もっと上手く看病するように、亡き母や私や継母を責め立てる事ばかりでした。

こうして実父は、自分が一番の原因だと言う事を自覚しないまま、

家庭崩壊していきました。



実家のように、

病気って、家庭崩壊の原因にもなりかねないものなんです。



他人が社交辞令で、

『大変ですね。』

と声をかける以上に大変なんです。


思うようにならない患者も、

気持ちを入れて看護している介護人も、

共倒れしそうになりながら、支えているんです。


下手な気休めなんて言われたくはなかった　あの頃。




他人の命を預かっている職業。

職業上のストレスの上、

患者から暴力をふるわれたり、

ご家族から罵声を浴びせられたりじゃ、たまりません。


看護士さん達が安心して仕事ができるような環境であって欲しい

と思った私でした。

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