ちょっといい女

実父は、

そんな厄介者の姉を自分に押し付けて死んでいった実母を憎んでいたようです。

自分が実母を死に追い込んだ事も、自分がしてきた仕打ちをも忘れて。


実母に似ている私が憎いのか、

実母の代わりを当然、私がするべきだと思っていたからか、

継母との新婚生活が上手くいかない事の八つ当たりなのか、

その頃、実父は、度々私に暴力をふるいました。




実父は、継母に言ったそうです。

姉の代わりに私が病気になれば良かったと。


すると継母は言ったそうです。

もし、そうだったら、

姉は、私が姉を看てあげたように看病したりしないで、

さっさと好きな所に行ってしまうだろうと。


それって言えてますね。





実家は、

悪い事ばかりが続くと言って、お祓いをしてもらった事もあります。


でも、家が呪われているのではないんですよ。


家族間に流れているものは、憎悪、裏切り、悪意、敵意、殺意・・・


その事に、実父自身は気づいていなかったのでしょうか。

自分の中の醜さを自覚していなかったのでしょうか。





誰にも分かってもらえるはずのない家庭。

だから誰にも言わなかった心の傷。


インターネットで全国の人に聞いてみたら、

１人や２人くらいは分かってくれる人がいてくれるかも！

と始めたブログ。


『人間は皆、神様の子だって。』

と或る人が教えてくれました。

同じ傷を持つその人は、

『親の子じゃなくて、神様の子で良かったよ。』

と笑ってました。

『私もよ。』


さすがインターネット！！

さすが全国！！！

・・・って全国じゃないと、いないのが寂しいけど・・・＾＾；





【苦しみは試練】

と思えるほど悟っちゃいないけれど、

【苦しみはブログのネタ】

くらいに思ってみましょう。


そう思えば、

『今日も苦しみ有難う！』

とまで行かないまでも、そんなに追い詰められないでしょう。


そして苦悩がなければ、決して始めなかっただろうブログで、

こうして多くの人々と会えたのだから、良しとしましょうか。


視点を変えてみる事が大事。


神様の子なんだから。

最後に神様の所に帰って行けるのだから。




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