ちょっといい女

案の定、継母からの電話がありました。


義弟から電話があった事は、言わずにいた私。




継母は、詳しくは言わずに、

『息子達と大変な事になっているの。』

とだけ言っただけだったから、

『ほとぼりが冷めてから和解策を持っていったら？』

とだけ言って電話を切りました。




電話を一旦切った後、また、かかってきて


継母：息子に電話したら、もう関わりたくないと電話を切られたの。

　　　　あの子、あんなに嫌だったとは知らなかったわ。

私　：ほとぼりが冷めてから電話したら？って言ったのに。




また電話を切り、3回目の電話・・・


ようやく義弟達（継母の息子）と家の事でもめていると言ってきました。


私　：仕方ないんじゃない？

　　　義弟も、いつまでもお父さんの下に隷属していられないでしょう？

継母：でも、あの人も可哀想で・・・

私　：可愛がって育てた訳じゃないでしょう？私の事も義弟達の事も。

　　　殴るの蹴るのして育てたんだから、いつか、こんな日が来ると思ってたわ。

継母：そうだけど・・・寂しくてね・・・

私　：お父さんは病気だわ。

　　　殴っている時は自分が何をしているのか、わからないの。

　　　自分の感情をコントロールできないの。

継母：病気だとわかっているなら許してあげて。可哀想な人でしょう？

私　：お父さんも、それだけお継母さんが理解してくれているなら幸せでしょう。

継母：私、一人になったら、アンタの所、行こうかな？

（また思いつきで、とんでもない事を言う・・・）

私　：私から義弟に電話してみようか？

継母：いいよ。お父さんが、アンタの所に怒鳴り込むといけないから。

（義弟の所には怒鳴り込んだのか・・・）　　　





最後まで義弟から電話があった事は、言わずにいた私。


ほとぼりが冷めてから、

義弟に電話した方が良いか、しない方が良いか？？？




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