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カテゴリ:家庭
私にくれるはずだった地面、半分になったらしい。
良いんだけどね・・・ 考えてもいなかった地面だから。 でも怨念を感じる・・・ 亡き姉が、 『半分は私のだから!』 と言っているような。 半分と言わず、全部あげるわよ。 私は、怨念の込められた地面なんて、いらないから。 姉・・・ まだ健康だった頃は、優しかったはずだった・・・ 病気が進むにつれ、変わっていった。 ラジオの音がうるさいとか、 薬を飲む水を用意してくれないとか、 ささいな事で興奮して泣き喚いていた。 泣くと必ず熱を出して40度くらいになった。 そして熱がようやく下がった後、必ず病状は悪化している。 その悪循環。 姉は神経内科に入院していた。 私が、姉の看護をしていた時、 洗濯を終えて、たたんでいたタオルを一枚、 つい、うっかり床に落としてしまった事があった。 ちょうど病院に見舞いにやって来た実父に、 姉は、その事を告げた。 私は実父に、何度も何度も殴られた。 タオルを一枚落としたことで。 私が実父に殴られている間、 姉は悪魔のような顔でほくそ笑んでいた。 亡き姉と実父は、そっくりだと思った。 泣くか暴力かの違いはあっても、 タオル一枚落としたことくらいで興奮して 自分の感情をコントロールできない人間だという事が。 そして、その二人が母を殺した! 姉の看護は、私が嫁いだ後は継母がしていた。 姉の葬式の日、豪雪だった。 葬儀受付のテントは吹雪で倒れ、 道が悪いため、坊さんの来るのも遅れ、 葬儀に出席してくれた人達の車も、帰りには雪に埋もれていた。 継母が、 『あの子は、最後の最後まで、大騒ぎして迷惑かけて死んでいくのね。』 と苦笑した。 お坊さんまでが、 『印象深いお葬式になりましたね。』 と言っていた。 あれから数年・・・ あの家には、まだ怨念が残っている。 ※現在、コメント受け付けておりません。 御意見、ご感想は、メールにてお願いします。 新しくつくったHPです。 だからいい! ちょっといい女のお話 ちょっといい占い 幸せへの旅立ち 離婚ちょっと待って! ちょっぴりセクシーな、ちょっといい女の秘密の部屋 続ちょっといい女の秘密の部屋 ちょっといいお仕事さがし タイトルの左下の言葉、時間帯を変えて読んでみてくださいね~ ちょっといい手作りあれこれ ちょっといい女の詩 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月25日 17時31分25秒
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