ちょっといい女

娘が、いつか欲しい物があったら買おうと思って今まで使わないでいた

お年玉で、先日デジカメを買いました。


その時に、台紙付き（通常1万円）をもらったのですが、

娘は、その券を私にくれると。


最初は遠慮したものの、後には素直に、娘の好意を受け取る事に。

娘からの誕生日プレゼントとして。




ところで、私の子供の頃の写真は、ほとんど　ありません。


実父が継母と再婚した際、亡き母と亡き姉や私が写っている写真は、

あの二人が、憎々しげに全て燃やしてしまったから。


病気で盲目になってしまった今は亡き姉から、

『私どうせ見えないから、あげる。』

と、譲ってもらった数枚の写真があるくらいで。


その写真を眺める事は、あまり、ないけれど。


哀しい思い出しか、ないから。

そして、

亡き母を殺したあの二人、実父と継母への憎しみが増すだけだから。

もしかしたら姉も殺されたのかも知れないし。




そんなドロドロした憎悪を心に秘めながら、

撮影の時に着る衣装をタンスの中から選んでいると、娘が、

『これが良いよ。』

と紫色のドレスをチョイス。

好きな紫色で、私が手作りしたもの。

娘は、それを知っていて・・・


亡き母も好きだった紫色。

母が好きだったのは、もっと薄い紫色だけど。


じゃ、娘が選んでくれた　このドレスで望むとしましょう。




誰ですか？

葬式用の写真とか言っているのは（笑）




撮影予約は１週間後。

きっと度々開いて見る写真になると思います。

実は思い切りナルシストの私（爆）

娘に感謝。


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