箱庭

2007/10/06(土)09:03

摩耶の旅 第8回「鉤十字の国」 第14章「太平洋にかかる橋」

HoI2AAR(326)

1947年5月 ワシントンD.C. ハワイを奪われた事で、合衆国は防衛計画の大幅な見直しを迫られていた。西海岸は手薄であり、多くの国防省の人間は西海岸の防備が不完全である事を承知していたが、枢軸軍の太平洋における攻勢が予想以上に速かったため、対応に著しく遅れる事になった。  米大統領 ハリー・S・トルーマン 「海空軍は壊滅、陸軍は兵力配置が非効率的で数も全然足りない・・・」 「どうすりゃいいんだ、ド○えもーん!」  元国務長官 コーデル・ハル 「どうした、大統領さんよぉ」 「あ、ドラえ○ん! 信頼出来る軍隊が欲しいんだけどないかな、かな!?」 「ドラえも○か、ひぐらしか、ネタに走るならどっちかにしろよ。・・・そもそも○ラえもんじゃねぇし」 「で、何しに来たんだ、あんた」 「急に態度変わったな、おい。実は、この国の窮状を察して、ドイツとの妥協を探ってはどうかと意見しに来た」 「何だと?」 「何なら、私が特使を務めてもいい」 「・・・」 「どうだね?」 「・・・バカ野郎! ナチと仲良く講和なんて出来るか!」 「じゃあ戦い続けるのか? 今のままでは敗北は必至だぞ?」 「や、やってやろうじゃないの! ナチスなんてけちょんけちょんにしてやるんだから!」 こうして合衆国は枢軸国との妥協をあくまで拒絶。終戦のその日まで戦い続ける事になるのであった。 続く。

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