2012/12/23(日)10:19
大日本帝国AAR 「大本営閣下の憂鬱2」 第21章
5月9日
「宣戦しました」
「汚物は消毒だぁー!」
「ソ連を助けるという選択肢はなかったのでしょうか?」
「えっ」
「えっ・・・ってこの流れ一度やりましたから。それで、ドイツの膨張を防ぐことを戦略目標として、具体的な戦術はいかに?」
「とりあえずは、ドイツ軍より早く首都ノヴォシビルスクに入る」
「まーたチキチキチキンレースですか・・・」
「分割『レース』なんだからそうなるだろうが。分かったらLet’s go Let’s go 烈&豪!」
「俺のシャイニングスコーピオンが火を噴くぜ!」
*
6月10日
「閣下。イベントが発生しました」
「対ソ戦でか?」
「いえ、そちらは順調です・・・ルーズベルト大統領が亡くなりました」
「あ~、もうそんな時期か。史実より2ヶ月長生きしたな・・・。『同盟国の元首として哀悼の意を示す』と弔電を打っておけ。あと、葬儀には代表団を派遣しろ」
「御意」
*
9月2日
「タンヌ・トゥヴァを併合しました」
「さすがシベリア、いつものことながら移動速度がすごく遅い・・・」
「シベリア鉄道も何もあったもんじゃないですよ、このゲーム」
「そして、ドイツ軍より先にノヴォシビルスクに到達できるかどうか微妙なところだな・・・」
「ちょうどソ連をドイツと二分する形になりそうですね」
「頑張れ帝国陸軍大戦車軍団!」
「何それ燃える」
*
9月5日
「閣下。ノヴォシビルスクを占領しました」
「我軍の足は世界一ィィィッ!」
「・・・まぁ、かなりギリギリだったのですが。目の前はドイツ領ですし」
「何とか、シベリア共和国を独立させられそうだな。まぁ先のことよりも、恒例のこれだ。そーれ、ポチッとな」
「併合ボタンを押す時はいつもテンションが上がるな↑」
「肘を脇腹に付け、掌を上に向けて、背筋を伸ばし、はい!」
「支配者のポーズ!」
「ともあれ、戦略目標は何とか達成しましたね」
「ああ、ソ連の備蓄していた資源や物資も手に入ったし、これで対独戦の準備をじっくり進め・・・られるといいなぁ」
「しかし、今のままではシベリアでドイツ軍とまともにぶつかり合うことになりますよ?」
「シベリアを独立させ、インフラの悪さも合わせれば時間稼ぎにはなるだろう。我軍はインドに展開し、カシミール、中東方面から間接的に支援すればよい」
「かしこまりました」
続く。
HoI2集
大日本帝国AAR2