アナログ調査人のつぶやき

2024/01/21(日)11:23

一気に動きが

昨日の更新に加え、今朝の分では泉北の鉄道ファンさんからの情報があったのでそれも反映させる事が出来た。年末年始の取材が出来なかった事を考えれば、年明けからのHPの更新は順調な方と言えるだろう。更にスターあっとさんからも情報提供があり、これは来週末に反映させる予定にしている。また、昨日用事があったのでその後出来た時間を生かして東梅田駅のトイレも一部撮影出来た。 そして、その用事で八尾に行った際に長瀬駅1番ホーム側と弥刀駅1・2番ホーム側のトイレが封鎖されており、改修工事らしき事を行っている事を確認出来た。これは後日詳細を確認するつもりだが、八尾駅でも中央改札側を手始めに順次トイレ改修を実施していっており、春までには全て完成する予定との事である。皆さんから頂いた情報と合わせると、近鉄は一気にトイレ改修のペースを上げてきた様に思える。 確かに近鉄は、近年中にトイレ設置駅での洋式・ウォシュレット設置率を100%にすると発表しているが、一部の駅のトイレを封鎖・撤去した事でトイレ改修費が低減出来た影響があるのかもしれない。比較的最近だけでも、三本松・西青山・志摩赤崎等多数の小駅のトイレが改修対象から外れて撤去されており、小駅に関しては一部を残して今後も封鎖・撤去していく可能性はある。 ただ、斎宮駅等の様に実質公衆トイレ状態にしているところもあるので、JRの様に一部は地元自治体負担でトイレを維持してもらう方向性になる事も考えられる。幸か不幸か、近鉄は全盛期の名残で小駅と言えども結構駅構内の用地に余裕がある駅が多く、更に無人駅化の推進で自動改札機が設置されていない駅に関しては実質出入り自由になっている。 それに近い事をやっているのが養老鉄道で、簡素なプレハブ式トイレが幾つかの駅に設置されていてそれらは無人駅なので、近所の人も普通に使える。そして、コッソリと多数の駅の個室が洋式化されていて足腰の悪い人にも使いやすくなっており、ローカル線と言えどもそこは元の会社である近鉄より一歩先を進んでいるとも言える。 トイレに関して近鉄の代名詞状態だった汲取式トイレも、流石に全滅へのカウントダウンが始まってきている。また、名古屋地区では一度近鉄式簡易水洗にした駅で再度工事をして水洗化する所も出ており、洋式・ウォシュレット設置率を100%と並行して可能な駅では水洗化も推し進めるのだろう。ただ、高安山駅だけは水道設備が無い事を考えると本水洗化は至難の業だと思われる。 一応、今後の予定は閑散期である2月に一度再取材をする方向で考えている。自力・情報提供で多数の駅のトイレ改修が確認出来た為で、一度トイレ改修工事の状況を整理しようと思っているからである。まあ、上手くいくかは保証出来ないが…。

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