東ネパールのイラムへ
イラム・ティ Camellia sinensis, flower buds.assamica ツバキ科の紅茶の花 イラム地方の茶は殆どがすぐ、お隣りのダージリンへ輸出されるらしい。だからダージリン紅茶はイラム産と思えばいいとホテルのサオジは胸を張った。C. sinensis var. assamica という茶葉がアッサムで発見されて、ダージリンやスリランカで栽培されるようになった。 ネパールのタライ地方やインドで生産されるC.T.C.製法はClash Tier Carl (押し潰し、ひきちぎって丸めた)の略でコロコロの粒になった茶葉のことで、ネパールではミルクティにされるのは、殆どがこの製法の茶葉で、東ネパールのイラムでは葉ッパのお茶もカロ茶(ブラックティ)として飲まれますが、僕らは殆どこのCTCの葉でミルクティを毎日飲んでます。 点て方は、鍋で2分ほど煮立てて(大マグカップ2杯なら1カップを煮立てて、そこへミルクをプラスして・・・、キャラバンでは、寝起きにタップリ砂糖を入れてキッチンボーィがテントへ『おはようございます。ミルクティをどうぞ!』とたっぷり2杯は飲みます。 我が家の朝食は、毎朝このミルクティと6枚切りトーストにバターとイチゴジャムを半分づつたっぷり塗って・・・。これだけですけど!茶葉は多めに買ったら冷凍室で保管がいいでしょうね。価格はGold Ring 500g(Red Label) Tri Shakti Industry.Bhadrapur,Jhapa,Nepal.145Rs, 右のはSpecial Order(500g) 1000Rs. C.T.C.製法の茶葉チャンドラガディから3:00間のドライブ、完全舗装なので高原を快適に走る。 カトマンズと同じ標高だがお茶畑と雨季なのでシットリ感があって、車も少ない。人びとも穏やかで街中へ早速出かけて、イラム・リーフ・ティとジャスミン・ティのお店のおばさんの薦める (200g:480Rs) の葉を買った。バスターミナルは数台のタプレジュン行バスに乗客が集まっていた。ラズールムキ・ホテルに宿泊、サオジに夕食のダルバート+ククラコ・マスを頼む。TVが各部屋にあって、シャワーも・・・。 街中は静かなもので、ホテルはバスターミナル正面にあって、裏山に茶畑公園がつづく。 夕食前にその茶畑公園へ散歩に出かけたら、メンバーらも歩いてた。ツバキの花と同じ花がそこいら中に咲いていて、若者たちも沢山散歩を楽しんでいた。周りの山々はすべて茶畑。 お茶葉の生育には良いのだろう早朝の公園には深い霧がかかっていた。 ホテルでチャーター・ジープを頼む。 素敵なご婦人と可愛い子ども、朝食をともに採った。